「値上げの夏」がはじまった。大手スーパーはメーカーとの仕入れ価格の交渉に入っているが、イオンは「極力、このまま(の販売価格)で行きます」と、値上げしない考えを表明した。 円安による値上げが相次いでいて、2013年6月からは電気やガスの料金が上がり、7月も値上げが決まっている。小麦やツナ缶も値上がりし、家計の負担は増すばかりだ。 原材料の高騰で、幅広い加工食品に波及 アベノミクスによる円安進行の影響で、2013年6~7月は値上げラッシュだ。 液化天然ガス(LNG)や原油などの輸入価格の上昇で、電力10社とガス4社14社は7月もそろって値上げする。原燃料費調整制度に基づく値上げで、一斉値上げは4か月連続。値上げ幅が最大となる東京電力は6月に168円、7月にはさらに116円値上げする。東京ガスは6月に113円、7月には80円 値上げする。 食品も、メーカーが出荷価格を引き上げる。食用油が値上がり
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