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ブックマーク / note.com/sugo_ron (3)

  • 失敗を成功につなげることの難しさ|教育のスゴい論文

    失敗は成功のもと、という諺はよく耳にしますが、皆さんはこの言葉を実現できているでしょうか。何か失敗してしまったとき、その経験から学ぼうとする姿勢はもちろん素晴らしいものですが、実は私たち人間は失敗から学ぶことが質的に苦手な生き物だということが心理学・認知科学の分野では指摘されているんです。今回は失敗から私たちが学ぶことを妨げる要因について解説しながら、これらの障壁を乗り越える方法について考えていきます。 キーテーマ失敗からの学び 失敗から学ぶことが苦手な私たち私たち人間が成功体験と比較して失敗体験から学ぶことが苦手なことは実験研究によって実証されています。 一例として、Eskreis-WinkerとFishbachは以下の実験を複数回にわたって行っています。 -被験者を二つのグループにランダムに分け、同じ二択形式の問題を解かせる。(例:「この二つのドイツ語の単語の内、とある生き物の名称を

    失敗を成功につなげることの難しさ|教育のスゴい論文
    toruhjp
    toruhjp 2022/10/16
    スポーツで、勝ち癖とか負け癖とか言うよね。もしかすると、もう負けないようにと用心するより、こうすれば勝てると胸を張るほうがよいのかもしれない。
  • グループワークに適さない課題はあるのか?〜協働学習と認知負荷理論~|教育のスゴい論文

    授業や研修で誰もが一度は経験したことのあるグループワーク。そのメリットやデメリットについて考えてみたことはあるでしょうか。今回は認知負荷理論の視点から「協働」が学習ツールとして持つ性質を再確認し、活用のポイントを探ります。 結論協働学習は提示された課題が十分複雑である場合に真価を発揮する。逆に単純すぎる課題は、協働学習に適していない。 キーターム協働学習、認知負荷理論 前提今回紹介する論文は認知負荷理論を土台にしたものです。認知負荷って何?という方はまずこちらの記事をお読みください。 詳細※読みやすさのため一部省略・簡略化しています。詳しくは元の論文を参照してください。 協働学習の場では、与えられた課題に取り組む際にかかる「認知負荷」を複数のメンバー(の頭の中のワーキングメモリ)で分け合うことができるため、個人学習以上に複雑な情報処理が可能となります。これは協働学習の大きなメリットです。

    グループワークに適さない課題はあるのか?〜協働学習と認知負荷理論~|教育のスゴい論文
    toruhjp
    toruhjp 2022/10/04
    学業と事業では状況が異なるだろうから、短絡的に転用ができないとは思う。それでもこの「取引コスト」という言葉に内心で反応させられる専門職は多いのではないか。 @shikinayuka
  • 赤ちゃんが大人から学ぶ忍耐力|教育のスゴい論文

    その可愛さで癒しを届けてくれる赤ちゃん。目を大きく見開いて、キョロキョロしている姿等はたまらなく愛らしいですね。実際何を考えているのかは一見わからない赤ちゃんですが、実は周囲の人の様子や癖を見て学んでいるという説がとても有力なんです。今回は、「赤ちゃんは大人の観察によって我慢強さを身に着けられるのか?」というテーマに関する研究を紹介します。子育て中の親御様、必読です!あなたの日ごろの行い、子供に見られているかも・・・? 関連記事: キーテーマ 幼児教育・忍耐力・ロールモデル 結論 目の前の大人があるタスクに取り組み続ける様子を見た赤ちゃんは、その後自分に与えられたタスク(遊び)により根気強く取り組む傾向が見られる。 実験デザイン *読みやすさのために要約しています。 102人の赤ちゃん(生後13~18カ月)を3つのグループに分け、グループごとの赤ちゃん一人一人に対し、それぞれ以下の様子を実

    赤ちゃんが大人から学ぶ忍耐力|教育のスゴい論文
    toruhjp
    toruhjp 2022/05/23
    このドライさがあってこそ「ゴールに向けて挑戦し続けるのはその努力が報われる可能性がある場合でしか得策であるとは言えない。(達成しえないゴールに対して努力し続けることを教えるのはかえって望ましくない)」
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