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  • 歴代官房長官の機密費支出「確認する考えない」 答弁書を閣議決定 | 毎日新聞

    政府は24日、官房長官の判断で領収書不要で支出できる「内閣官房報償費」(機密費)について、歴代の官房長官の支出状況を確認する考えはないとする答弁書を閣議決定した。立憲民主党の中谷一馬衆院議員の質問主意書に答えた。 機密費を巡っては、自民党政権で官房長官を務めた元政権幹部が国政選挙の陣中見舞いに機密費を使ったと証言したと中国新聞が報じた。 政府は答弁書で、機密費の目的を直接に規定する法令は存在せず、官房長官が毎年度と交代の際に執行に関する目的類型を定めていると説明。「自らの責任と判断の下に、厳正かつ効果的に執行している」とした。会計検査院の検査対象でもあるとして、チェック機能強化に向けた運用見直しを行う考えはないとも回答した。【鈴木悟】

    歴代官房長官の機密費支出「確認する考えない」 答弁書を閣議決定 | 毎日新聞
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    toshikish 2024/05/24
  • 政策活動費 首相、領収書公開は「さまざまな不都合が生じる」 | 毎日新聞

    参院予算委員会で立憲民主党の辻元清美氏の質問に答弁する岸田文雄首相=国会内で2024年5月22日午後1時37分、平田明浩撮影 岸田文雄首相は22日の参院予算委員会で、政治資金規正法改正で焦点となっている政策活動費について「政治活動の自由との関係において一概に禁止するのではなく、透明性を高めていくことが重要だ」と述べ、禁止する考えがないことを改めて強調した。 自民党の改正案では、政党から政策活動費の支出が1件あたり50万円を超える場合、「選挙活動費」などの項目を収支報告書に記載する。野党は予算委で「適正に使われたか、領収書を見ないと確認できない」と指摘したが、首相は「個人のプライバシーや企業の営業秘密、政党の大きな方向性を外部の政治勢力や外国に知られることになる。領収書を全て明らかにすることになると、さまざまな不都合が生じる」などと従来の説明を繰り返した。 政治資金パーティー券購入者の公開基

    政策活動費 首相、領収書公開は「さまざまな不都合が生じる」 | 毎日新聞
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    toshikish 2024/05/23
  • 亀の瀬地すべりインフラツーリズム 旧鉄道トンネルも見学 世界最大規模、対策ガイドツアー /大阪 | 毎日新聞

    大阪と奈良府県境の大和川沿いの地滑り地帯「亀の瀬」に3月末、新しい「亀の瀬地すべり歴史資料室」(柏原市)が誕生した。資料室を起点にしたガイドツアーに同行し、世界最大規模の地滑り対策の一端に触れ、貴重な近代化遺産でレンガ造の旧鉄道トンネルを見学した。【熊谷仁志】 亀の瀬は、主要部が大和川の北(右岸)側(柏原市)に位置し、川の南側が奈良県王寺町、東側が同県三郷町になる。戦前の1931~32年、大規模な地滑りが発生。川の北側を走っていた鉄道は南側に迂回(うかい)するようになった。 地滑りで大和川がせき止められて奈良盆地が浸水、やがて決壊して大阪を洪水が襲う――。そんな最悪のシナリオを避けるため、国が直轄で対策工事を始めたのは62年。土を取り除き、雨水が土にしみこまない集水対策を行い、巨大な杭(くい)を最深100メートルまで170打った。世界最大級の地滑り対策という。

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    toshikish 2024/05/20
  • 抱えた3億円の借金 がん専門医、ヨーグルト製造に賭けた余生 | 毎日新聞

    神楽坂乳業のヨーグルト製造工場で瓶詰め作業をする林和彦さん(左)=栃木県小山市で2024年3月26日、宮間俊樹撮影 日経平均株価が4万円を超え、春闘で賃上げ回答が相次いでいた今年3月下旬。夕の支度をしていたから不安げに問われた。 「この家がなくなったらどこに住んだらいいの?」 林和彦さん(63)は、東京女子医大(東京都新宿区)で35年間、消化器外科やがんの専門医として患者と向き合った。同大病院副院長も務めた。しかし、今、預金通帳の残高は数万円しかない。 退職金も貯金も使い果たした。さらに約3億円の借入金がある。自宅には抵当権が設定され、返済できなければ失う。林さんは「そうならないように頑張るよ」と答えるしかなかった。 多額の借金の理由は「ヨーグルト」だ。 自宅を「実験室」に 副院長になった2014年、病院で鎮静剤を投与された2歳の男児が死亡する医療事故が起きた。当時、医療安全の責任者を

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    toshikish 2024/05/19
  • 「静岡は悪者なの?」 県知事選、リニア議論に戸惑う有権者 | 毎日新聞

    静岡県の川勝平太知事の辞職に伴う知事選(26日投開票)で、リニア中央新幹線の行く末が注目されている。環境問題や水資源への懸念から県が工事に反対してきたことが、リニアの開業が遅れる一因とされてきたからだ。これまで選挙で圧勝してきた川勝氏が県庁を去り、支持してきた有権者の心情は複雑だ。「静岡が悪者にされるのはつらい」と――。 知事選が告示された9日午前。静岡市中心部で立候補者の街頭演説を聞いていた女性(70)はつぶやいた。「はっきりものを言う川勝さんを応援してきたのに、辞めるなんて残念です」 リニアのトンネルは県北部の南アルプスを通るため、そこを水源とする大井川の流量が減少する懸念があり、川勝氏は2017年以降、静岡工区の着工に「待った」をかけてきた。品川―名古屋間のルートにある7都県で唯一、駅が設置されない静岡にはメリットに乏しいという意見も根強い。 この女性は以前、別の工事の影響で実家周辺

    「静岡は悪者なの?」 県知事選、リニア議論に戸惑う有権者 | 毎日新聞
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    toshikish 2024/05/11
    冷静に考えて,県の許可基準を満たす策を講じようとしない事業者が悪いのに,県を悪者にする人が多いのは理解に苦しむ。
  • リニア2027年開業断念 「静岡工区」だけじゃない山積する課題 | 毎日新聞

    超電導リニアの先頭車両=山梨県都留市のJR東海山梨実験センターで2023年10月16日午後3時40分、最上和喜撮影 リニア中央新幹線(品川―名古屋)を巡り、事業主体のJR東海は今年3月、2027年の開業を断念した。まだ着工許可が出ていない静岡工区は完成まで10年以上かかるとされ、開業は早くて34年以降にずれ込む公算が大きい。これまで静岡県の対応が注目されてきたが、リニアが抱えるリスクは他にもある。 地元との調整、技術的ハードルも 「静岡以外にも、完成まで10年以上かかりそうな地域がある」。リニアに詳しいジャーナリストの樫田秀樹さんはそう指摘する。JR東海は24年3月末現在、品川―名古屋間の用地の75%を取得済みだが、神奈川県や山梨県の一部地域では地権者の反対が強く「取得の見通しは立っていない」(樫田さん)という。 沿線では少なくとも5件の住民訴訟が起こされた。そのうち東京都内の住民らが国に

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    toshikish 2024/05/11
  • 99%評価不能なのに「安全」? 日本のワクチン評価制度の課題 | 毎日新聞

    2021年2月から始まった公費によるワクチン接種は24年3月で終了した。総接種回数(4月1日時点)は約4億3620万回に上り、国による大規模な予防接種事業は一旦区切りを迎えた。ただ、ワクチンの安全性に対する評価制度には課題もある。厚生労働省は現行制度のままで十分なのか検討を進めている。 厚労省が有識者で作る「副反応検討部会(以下、検討部会)」では、ワクチン接種の安全性を評価するため、重篤な副反応が疑われる事例などを報告するよう医師に求めている。仮に重篤な被害の報告が相次げば、個別の因果関係や頻度などを総合的に判断した上で、安全性評価の観点から注意喚起したり、接種体制の見直しを求めたりする。 医師から報告された事例は、独立行政法人・医薬品医療機器総合機構で専門家が因果関係などを審査し、因果関係が否定できなければ「α」、認められないと「β」、評価不能なら「γ」の三つに分類する。その結果を検討部

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    toshikish 2024/05/08
  • 「打つよ」家族思った夫は翌朝死亡 ワクチン救済諦めなかった妻 | 毎日新聞

    自治体から送られてきた健康被害認定の書類を見つめる遺族=栃木県内で2024年3月10日午後4時、金秀蓮撮影(画像の一部を加工しています) 「(旦那さんの死亡と)ワクチンに関係はありません」。栃木県内に住む60代のミエさん(仮名)は2021年7月、医師にこう告げられた。 夫のコウスケさん(60代、仮名)は前日の午前9時、かかりつけのクリニックで1回目の新型コロナワクチンの接種を受けた。2人の娘を含め家族4人で接種を受けるか話し合った際、コウスケさんは「打つよ。感染しちゃったらダメだからね」と話していた。 接種後、昼過ぎまでは普段と変わらぬ様子だったコウスケさんだが、夕方ごろから体調が急変する。手足がしびれ、夕時には箸も持てなくなった。 ミエさんがかかりつけの医師に電話をすると、救急車を呼ぶように指示された。体を支えられないと起き上がれなくなったコウスケさんは「元に戻るんかな。このままどうか

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    toshikish 2024/05/08
  • 読む政治:存続危機なぜ?日本が誇る救難飛行艇 荒波着水の水陸両用US2 | 毎日新聞

    海上自衛隊が運用している水陸両用の救難飛行艇「US2」の存続が危ぶまれている。高さ3メートルの荒波でも海面に着水できる世界で唯一の飛行艇。前身となるUS1から数えると1000人以上の人命を救ってきた。にもかかわらず、なぜ今、ピンチに直面しているのか。 US2は全長33・3メートル、全幅33・2メートル、高さ9・8メートル。操縦士のほか、整備員、捜索プランを作る救難航空士、救助に当たるダイバー、看護師ら11人が任務にあたる。救助者も含めると最大20人程度が乗れるという。 海上での捜索救助活動はもちろん、離島や船舶で救急患者が発生した際の搬送などにも活躍してきた。現在、海自岩国航空基地(山口県)に7機配備されている。兵庫県宝塚市に社を置く新明和工業が製造している。 最大速度は時速580キロ以上で、航続距離は4700キロ以上。ヘリコプターでは飛行距離が足りず、船では時間がかかりすぎる。そんな場

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    toshikish 2024/05/07
  • 幻の魚イトウの聖域に風力発電 原発相当計画に「最大級」の懸念 | 毎日新聞

    絶滅が危惧されている大型淡水魚「イトウ」の国内最大の繁殖地である北海道宗谷地方で、二つの大規模な風力発電事業が計画されている。このうち1事業の最大出力は、原発1基分に相当する計100万キロワット。周辺は国立環境研究所が「イトウに残された最後の聖域」と評価する場所で、地元住民や自然保護団体が懸念を示している。 4日は「みどりの日」。緑豊かな国内最北端の地から、再生可能エネルギー事業と自然環境保全のあり方を考えたい。 北海道にのみ生息 イトウはサケ科の淡水魚で、環境省のレッドリストで絶滅の恐れが2番目に高い「絶滅危惧ⅠB類」に分類されている。かつて東北地方にも生息していたが、1960年代以降は河川改修などで産卵環境が悪化し姿を消した。現在は北海道にのみ生息し、安定した繁殖は猿払(さるふつ)村の猿払川など7水系に限られ、「幻の魚」と呼ばれている。 「生物多様性上、最大級に問題」 この地で風力発電

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    toshikish 2024/05/04
  • 群馬県が「生活保護のしおり」大幅改訂 「脱却促す記述」削除 | 毎日新聞

    生活保護を利用しようとする市民向けに群馬県が作成した「生活保護のしおり」について複数の問題点を指摘され、県が大幅に改訂したことが毎日新聞の取材で判明した。生活保護からの脱却を促すような記述は削除し、条件を満たせば支給が認められる場合の説明がなかったり、不足していたりしていた点を追加した。近くホームページに改訂後のしおりを掲載する。【田所柳子】 改訂は、桐生市が生活保護費の一部を支給しなかった問題などを調べている全国調査団(団長・井上英夫金沢大名誉教授)が5日に県と面談した際などに問題点を指摘し、見直しを要求したのがきっかけ。12日付で改訂し、県内自治体に通知した。 改訂前はしおりの冒頭で、生活保護について「一日も早く自分たちの力で暮らしていけるよう(略)手助けをする制度」と説明していたが、調査団側から「『早く抜け出せ、利用は悪だ』と言わんばかりだ」と指摘を受け、記述を削除した。自分の収入で

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    toshikish 2024/04/29
  • それでも「ヘイト本」を置くワケ ある書店員の戦略と葛藤 | 毎日新聞

    「書店はを介して主張と主張が正面からぶつかり合って闘う『言論のアリーナ』であるべきではないか」と語る書店員の福嶋聡さん=大阪市北区で2024年4月16日、梅田麻衣子撮影 始まりは10年前のあるイベントだった。 「それでも、書店の人間として『ヘイト』を書棚から外すという選択はしません」 丸善ジュンク堂書店で働く福嶋聡さん(65)はそう公言してから、「ヘイトを外さない理由」を自問してきた。隣国への憎悪をあおる、いわゆる「ヘイト」には批判的な立場だ。だけど、書店人として排除はできない。ならば闘ったら? 悩みながら「言論のアリーナ(闘技場)としての書店」という考え方にたどりついた。 傍観ではなく、中立でもない。「アリーナ」とはどんな場なのだろう。新著『明日、ぼくは店の棚からヘイトを外せるだろうか』(dZERO)を刊行した福嶋さんに聞いた。 「ヘイト」規制にNO 2014年12月、大阪

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    toshikish 2024/04/29
  • 記者の目:改正入管法全面施行 強制送還恐れる声に耳を=白川徹(とうきょう支局) | 毎日新聞

    手と手を重ね合わせるビルワさんの家族。手は上から人、父親、母親の順=関東地方で2024年3月4日、白川徹撮影 在留資格がない外国人の収容と送還のルールを見直し、難民認定の申請中でも強制送還を可能とする改正入管法が6月10日に全面施行される。昨年の通常国会で政府が提出した法案は会期中に成立した。だが、審議の際には当事者や支援者を中心に反対の声が上がった。出身国に足を踏み入れることが生死に直結しかねないとして、外国人たちは今なお悲嘆に暮れている。当にこのままでよいのか、立ち止まって考えたい。

    記者の目:改正入管法全面施行 強制送還恐れる声に耳を=白川徹(とうきょう支局) | 毎日新聞
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    toshikish 2024/04/29
  • 全国唯一の「スカイレール」 収支悪化だけではない廃止の理由 | 毎日新聞

    広島市の高台にある住宅地とふもとを結ぶ全国唯一の公共交通機関「スカイレール」が4月30日を最後に26年の歴史に幕を下ろす。モノレールとロープウエーを組み合わせた画期的な交通システムとして開業当時は国の運輸白書でも評価されたが、その役目を終える。終了を決定付けたのは、運行収支の悪化だけではないスカイレール特有の事情だった。 ゆっくりと走行するゴンドラから外を眺めると、一戸建てが建ち並ぶ住宅街がジオラマのように広がる。緑あふれる公園も見え、抜群の眺望が広がる。 スカイレールは1998年8月に開業。広島市中心部から北東の住宅地「スカイレールタウンみどり坂」(安芸区)にある「みどり中央駅」と、最寄りのJR山陽線瀬野駅に接続する「みどり口駅」間の1・3キロを約6分で結ぶ。住宅地の約2200世帯、約7200人の足として、2021年度は約47万6000人が利用した。

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    toshikish 2024/04/26
  • 辞退表明の元モー娘。市井氏が「初当選」 1日で辞職も7万円支給へ | 毎日新聞

    2019年参院選比例代表で次点だったアイドルグループ「モーニング娘。」元メンバーの市井紗耶香氏(40)の繰り上げ当選が25日決まった。19年参院選時の当選者が28日投開票の衆院東京15区補欠選挙に立候補し自動失職したことに伴う措置で、就任は26日付。市井氏は事前に就任辞退を表明していたが規定上辞退できず、1日限りの参院議員となる方向だ。 19年参院選では旧立憲から須藤元気氏(46)=現在は無所属=ら8人が比例代表で当選し、市井氏は次点だった。その後、旧立憲は旧国民民主党の一部との合流のため解党し、現在の立憲民主党が発足した。 須藤氏は衆院東京15区補選への立候補に伴い自動失職。市井氏は環境の変化などを理由にネット交流サービス(SNS)で当選辞退を表明したが、制度上、現立憲と旧立憲は別組織扱いのため、現立憲に旧立憲の比例名簿を変更する権限はない。このため中央選挙管理会は25日の選挙会で市井氏

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    toshikish 2024/04/25
  • 「原発安全」は思い込み、耐震性も低い 元裁判長、樋口氏が講演 | 毎日新聞

    「国策である原発政策が安全性を軽視するわけがないというのは先入観だ」と話す樋口氏=新潟県柏崎市駅前の市文化会館アルフォーレで2024年4月7日、内藤陽撮影 関西電力大飯原発3、4号機(福井県)の運転差し止め訴訟で、2014年に再稼働を認めない判決を出した元福井地裁裁判長、樋口英明氏(71)が新潟県柏崎市で講演した。樋口氏は能登半島地震(M7・6)発生時の北陸電力志賀原発の例から、原発の耐震性の低さを指摘。「日の原発はそれなりに安全だろうという先入観が脱原発を妨げる」と主張した。 講演のテーマは「能登半島地震と原発」。地元住民団体「原発を再稼働させない柏崎刈羽の会」(間保・共同代表)の主催で7日にあり、市民ら約160人が耳を傾けた。 能登半島地震では、石川県志賀町で最大震度7、北陸電力志賀原発(同町)で震度5強を記録した。志賀原発では外部電源から電力を受ける変圧器が破損し、約2万3400

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    toshikish 2024/04/25
  • UNRWA職員のハマス関与「証拠ない」 検証チームが最終報告書 | 毎日新聞

    国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の職員がイスラム組織ハマスによるイスラエルへの越境攻撃に参加したとの疑惑を受けて、UNRWAの中立性を調べていた第三者検証グループは22日、最終報告書を発表した。中立性と人道主義を順守する「強固な枠組み」があると評価しながらも、「問題は残っている」としてUNRWAが運営する学校や職員採用のプロセスなどに関する50項目で改善を勧告した。 一方、「UNRWA職員の多くがハマスなどの関係者」などとするイスラエルの主張について、報告書は「イスラエルはその裏付けとなる証拠をまだ提示していない」と記した。UNRWAは2011年からイスラエル側と職員リストを共有しているが、懸念を示されたことはなかったとも指摘した。UNRWA職員がテロ攻撃に関わった疑惑については、国連の内部監査部(OIOS)が別に調査を進めている。

    UNRWA職員のハマス関与「証拠ない」 検証チームが最終報告書 | 毎日新聞
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    toshikish 2024/04/24
  • 小泉悠さんが語る 第1回 ロシア、ウクライナ、国際社会の誤算 | 毎日新聞

    オンラインイベント「ロシアウクライナ 終わらない戦争の行方は」で話す小泉悠・東大先端科学技術研究センター准教授=東京都港区で2024年3月15日午後7時39分、後藤由耶撮影 ロシアによるウクライナ侵攻は3年目に入り、終わりが見えない。ロシアでは3月、プーチン大統領が通算5選を決めた直後に、大規模なテロが発生した。この戦争を巡って、双方の国や世界はどこへ向かうのか。ロシアの軍事研究で知られる小泉悠・東大先端科学技術研究センター准教授が、3月15日の毎日新聞のオンラインイベントで語った。内容を6回に分けて紹介する。【聞き手・真野森作】 ――今年は2014年3月に起きたロシアによるウクライナ南部クリミア半島の一方的併合から10年の節目でもある。 ◆14年には、ロシアの動きによってウクライナ東部ドンバス地方で紛争も勃発した。当時、国家はもはや全面戦争はできないが、軍事力とそれ以外の力を使って不透

    小泉悠さんが語る 第1回 ロシア、ウクライナ、国際社会の誤算 | 毎日新聞
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    toshikish 2024/04/23
  • 「そもそも逮捕必要だったか」いなりずし万引き誤認逮捕 識者が指摘 | 毎日新聞

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    toshikish 2024/04/18
  • 福祉行政を「排除ベンチ」へと進化させた桐生市の大罪 | | 稲葉剛 | 毎日新聞「政治プレミア」

    生活保護の利用者に生活費として保護費を1日1000円しか支給せず、国が定める基準(月額約7万円)の半分程度しか渡していなかった」 「数十年にわたって生活保護世帯から預かった印鑑を計1948保管し、人の同意なく職員が書類に押印していた」 昨年秋以降、群馬県桐生市の生活保護行政で、法律を逸脱した異常な運用が行われ、住民に対する人権侵害も頻繁に起きていたことが明るみに出た。 「あまりにも不適切」 4月9日、参院厚生労働委員会で桐生市の生活保護問題について質問された武見敬三厚生労働相は、「私も聞いてびっくりした。あまりにも不適切だ」と述べ、保護費を分割した上に満額を支給しない手法について「生活保護法が規定する生活扶助の実施方法に適合しない」と、違法との認識を示した。 生活保護の申請をさせない「水際作戦」については、桐生市が設置した第三者委員会や群馬県の特別監査で調査中としながらも、「申請させ

    福祉行政を「排除ベンチ」へと進化させた桐生市の大罪 | | 稲葉剛 | 毎日新聞「政治プレミア」
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    toshikish 2024/04/17