能登半島先端部に位置する石川県珠洲市三崎町は、地震と津波で壊滅的な被害を受けた。 【写真】名古屋から避難所に駆け付け、被災者に温かい食事を提供するトルコ人のボランティア 約40世帯90人ほどが暮らす町北部の寺家下出地区も地震から間もなく津波に襲われ、多くの住宅が倒壊。それでも大半を高齢者が占める住民は5分以内に高台に避難して全員無事だった。地区では東日本大震災をきっかけに毎年避難訓練を行っており、住民は「奇跡じゃなくて、訓練が生きた」と振り返る。 約2000年前の創建と伝わる須須神社がある同地区には、1日午後4時10分の地震発生から間もなく津波が襲来。海沿いを通る道や海岸の至る所に、家具やタイヤ、住宅の一部だったと思われる木材が散乱していた。 「この地震なら津波が来る」。東日本大震災以降、大地震と津波を想定した避難訓練を年1、2回続けてきた住民は、揺れが収まると荷物を持たずに、体一つで坂道
「育児って、答えがない。何が正しいということがないですよね。よその育児を真似しても、うちが同じになることはない。100の家族に100通り、子どもの気質や持って生まれた資質があって、全部違う。本当に答えがなくて難しいって思います」 【画像】素顔の梅宮アンナさん そう語るのは梅宮アンナさん。ひとり娘の不登校体験を明かした記事は大反響を呼びました。 そんなアンナ流の「育児」について「将来」「親離れ、子離れ」「反抗期」の3つのテーマを聞きました。今回は「親離れ、子離れ」。 あれだけ大好きだったアメリカが、けんかとゴミとドラッグまみれになっていた5月初旬から50日間アメリカに滞在しました。サンフランシスコに行って、驚きました。言い方は悪いですけど、町中がゴミとジャンキーだらけなの。あの美しかったサンフランシスコが、どんよりとした町になっていて。 駐車場に止めてある車の窓が軒並み開け放してあるんですよ
石川県津幡町の「大滝観光流しそうめん」で、8月中旬に発生した食中毒をめぐり、患者がこれまで93人に上ることが分かりました。保健所によりますと、流しそうめんに使用する湧き水から食中毒の原因となるカンピロバクターが検出されたということで、県は相談があった約500人についても調査を進めています。 【写真を見る】食中毒があった大滝観光流しそうめん 石川県によりますと、津幡町牛首の木窪大滝にある「大滝観光流しそうめん」で、8月11日と12日に食事をした利用者から、下痢や発熱などの症状が出たと、複数の相談があったということです。 患者はこれまでに少なくとも93人に上っていますが、全員回復に向かっているということです。このほか、約500人から相談があり、入院した人も複数いるということで、食中毒の可能性があるか県が調査を進めています。 県は8月17日から19日までの3日間、店を営業停止処分にしました。保健
8月上旬、信販会社大手のジャックスはビッグモーター全店舗での自動車ローンの新規受け付け停止を明らかにした。 【写真】ビッグモーター、行ってみた 騒動後の店舗の現状は?【現地より】 (14枚) 「ビッグモーターで不祥事が相次いでいることを受けて総合的に判断した」とのことだが筆者がジャックス広報担当者に確認したところ「個別の案件となるためプレスリリースなどで公表はしていませんが、おたずねいただいた報道関係の皆様には受付停止をお伝えしています」とのことであった。 同社はビッグモーターで使われるローン会社の半分近くを占めていたとされる。新規受付が停止されただけで、すでにジャックスでローンを組んでいる客への影響はない。 新車はもちろん、中古車であっても数百万円の買い物となればほとんどの人は現金ではなくローンを組んで購入する。一般的に新車購入より中古車購入の方が金利はやや高く設定されている。 審査が厳
俳優の坂上忍が18日、「NewsBAR橋下」(ABEMA TV)に出演。フジテレビ系「バイキングMORE」のMC時代に受けた〝圧力〟についてぶっちゃけた。 【写真】「近い、近い」松井珠理奈に注意される河村たかし市長 番組事前アンケートで当時の番組作りについて「圧力はあった」と記述していたという坂上。進行役の高橋茂雄からどういう圧力か尋ねられると「難しいのって、圧力と忖度だと思うんです。僕多くは忖度だと思うんです。僕はテレビ局が弱くなったと思います。放送局の根幹って報道だと思ってるんで、報道が弱くなったと思います」と返答した。 MCの橋下徹氏から「具体的にプロデューサーかなんかが『こういうことは言わないで』とか?」と聞かれると、「分かりやすく言うと、その場合忖度じゃないですか。言われたことはいくらでもあります。でもそれの場合は、『ああそうですか、はいはい』って聞いてるふりして、生放送で言っち
映画「GODZILLA ゴジラ」の脚本にあった原爆描写に不満を示す国防総省の内部文書。「もしこれが広島と長崎に原爆を投下した決定への謝罪や疑問視を意味するなら、そこで終わりだ」とシルされている(ロジャー・スタール氏提供) 【ジョン・ミッチェル特約通信員】ハリウッド映画「GODZILLA ゴジラ」(2014年)の製作に協力した米国防総省が広島の原爆被害を取り上げた途中段階の脚本に抗議し、製作者側がせりふを削除していたことが分かった。同省は協力打ち切りを持ち出して圧力をかけていた。 【写真】米国防総省の介入を明らかにしたロジャー・スタール教授 ■渡辺謙さんのシーンを問題視 同省は俳優の渡辺謙さんが演じる科学者が原爆投下に触れるせりふを「完全に不必要で不当だ」と批判。高官は「もしこれが広島と長崎に原爆を投下した決定への謝罪や疑問視を意味するなら、そこで終わりだ」と、協力撤回の意向を内部文書に記し
愛知県春日井市の病院で2021年、ダウン症の男性が死亡する医療事故があったことがわかりました。病院は基準の15倍の量の薬を処方していました。 医療事故があったのは愛知県医療療育総合センター中央病院で、2021年5月、ダウン症患者で小牧市の男性(当時36)が便秘の症状で外来を受診した際、基準の15倍の量の下剤を処方しました。 男性はその後自宅で容態が悪化し、翌日に入院しましたが死亡しました。 県によりますと薬を処方する際、経過観察の方法などの説明が不十分だったことや、入院後にバイタルサインの測定が適切に行われなかったことなどが原因で死亡につながったということです。 県は損害賠償に向けた手続きを進めることにしています。
「会議の最後に『反対意見はありますか?』と聞かれなかった。総意としてまとめられてしまった」 【画像】コロナ分科会で新対応策への“反対意見”は黙殺された 政府コロナ分科会のあるメンバーは、取材に対し、こう振り返った。 新型コロナウイルス「第8波」対策が議論された分科会で、医療機関の負担が限度を超えた場合、都道府県が外出自粛を呼びかけるなどの対策案が了承された。 多くの国がコロナ後の日常を取り戻す中、一部のメンバーは「オミクロン株の重症率を見ても必要だろうか。矛盾を感じる」などとして、対策案に疑問を呈していた。しかし、その声は最終的にかき消された。 結局“行動制限”なのか?11月15日には東京都の新型コロナ感染者が2カ月ぶりに1万人を突破。北海道では過去最多を更新するなど、第8波が始まっている。 11月18日、政府は第8波に向けた対策を正式決定した。 その一週間前。11月11日に医療や感染症、
為替の円安傾向を受け、カメラ事業の業績が堅調に推移するメーカーが相次いでいる。カメラ映像機器工業会(CIPA)によると1―9月のデジタルカメラの出荷額のうち日本向け以外が約90%を占めており、国内メーカーにとって円安の恩恵は大きい。足元では部材不足の状況が緩和され、製品供給体制も正常化しつつある。各社はこうした追い風に油断せず、中長期的な視点で製品力の向上に努めることが求められる。 【写真】高速連写などを実現した富士フイルムの最新ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM X-H2S」 キヤノンの2022年1―9月期のイメージングビジネスユニットの売上高は、前年同期比18・8%増の5610億円だった。このうち、海外売上高が約9割を占める。「EOS R7」をはじめとするミラーレスカメラの投入などにより、販売台数が伸びた。 ニコンも22年4―9月期に映像事業の売上高が前年同期比28・4%増の1
「多大なるご迷惑をおかけしておりますことを重ね重ねお詫び申し上げます。(中略)今の私の生の声は、その意味では説得性がありません。さまざまな不信感や不快感を視聴者のみなさんに与えてしまうと思います。したがって、私が愛する『THE TIME,』に司会として出演することはふさわしくないと判断いたしました」 【写真】元CA美人妻と息子の團子と…離婚前の幸せそうな親子ショット 9月2日、TBS系の情報番組『THE TIME,』の金曜レギュラーだった香川照之(56)は、前日に収録したVTR映像で出演。謝罪と併せて降板に至った心境を明かした。 出演カットはしない『六本木クラス』「8月24日発売の『週刊新潮』で、過去に銀座のクラブで接客にあたった女性にセクハラ行為をしたことが記事になり大問題に。その翌々日に『THE TIME,』の中で事実を認めて生謝罪をしつつ “これまでどおり挑んでいきたい”と出演継続の
東京・銀座のクラブホステスへの性加害疑惑が報じられた俳優の香川照之(56)が26日、金曜の司会を務めるTBSの情報番組「THE TIME,」(月~金曜前5・20)で謝罪した。 番組冒頭、1人でカメラの前に立ち「このたびは一部週刊誌報道におきまして私事でお騒がせをいたしまして、皆さまにご迷惑、ご心配、ご心痛をお掛けし、誠に申し訳ございません」と頭を下げた。続けて「自らの行動をしっかりと深く反省し、自戒の念をきっちりと持って、改めてまた日々を務めていきたいと思っています」と、仕事は続けていく意向を示した。 性加害疑惑は24日発売の週刊新潮で報じられ、翌25日に所属事務所が報道内容を認めた上で「全ては本人の不徳の致すところ」と謝罪していた。 香川は現在、5社以上のテレビCMに出演中。事実関係を認めたことで、スポンサー各社は26日、CMを打ち切るのか、流し続けるのか、検討に入った。 トヨタは、香川
オミクロン株対応ワクチンの最新情報については、こちらをご参照ください。 以下の記事は、過去の情報を参考にしたもので情報が古くなっている点にご注意ください。 「オミクロン株対応ワクチン」は、名前の通りオミクロン株に対しても感染予防効果が期待されているワクチンです。 オミクロン株対応ワクチンが必要となっている背景は何でしょうか? 今あるワクチンは接種せずに、秋以降に接種可能となる予定のオミクロン株対応ワクチンを待った方が良いのでしょうか? なぜオミクロン株対応ワクチンが必要なのか?野生株とオミクロン株(https://doi.org/10.1016/j.chom.2022.07.006を元に筆者作成) そもそもなぜオミクロン株対応ワクチンが開発されたのでしょうか? それは、オミクロン株が、最初に出現した頃の新型コロナウイルス(野生株)と比べて、スパイク蛋白に非常に多くの変異を持つためです。 ス
2019年の消費税の引き上げの際、当時の安倍政権は「増税分で社会保障を充実させる」と説明していた。鹿児島大学の伊藤周平教授は「それは事実ではない。実際には社会保障は削られ続け、生活が苦しくなり、消費が低迷するという悪循環が起こっている」という――。 【この記事の画像を見る】 ※本稿は、伊藤周平『消費税増税と社会保障改革』(ちくま新書)の一部を再編集したものです。 ■「訪問介護が消滅してしまう」現場から上がった悲鳴 「地方では、人手不足が深刻で、事業所が閉鎖に追い込まれている。(ホーム)ヘルパーの平均年齢は60歳近くで、若い人はほとんどいない。このままでは、ヘルパーは消滅してしまう」 消費税の増税から1カ月後の2019年11月1日、介護保険の訪問介護を担っているホームヘルパー(以下「ヘルパー」という)たちが、介護報酬の引き下げが続く中、労働基準法違反の状態に置かれているのは国の責任だとして、
労働人口の減少がみえている日本において、如何にして人手を確保するかは、重要課題のひとつです。そのような議論のなか、初めてクローズアップされたのが氷河期世代。「辛酸を嘗め続けてきて、やっと……」という思いと、「いまさら手遅れ」という思いが入り乱れている、そんな現状をみていきましょう。 【画像】大卒・男性「非正社員」と「正社員」の推定年収…年齢別に比較 氷河期世代…いまだ50万人が不本意ながら非正社員2019年4月に開催された第5回経済財政諮問会議。日本の内閣府に設置されている「重要政策に関する会議」の一つでのこと。そこで初めて問題がクローズアップされたのが、氷河期世代にまつわるものでした。 氷河期世代とは、厚生労働省が2019年8月に発表した『就職氷河期支援施策の取り組みについて』において「おおむね1993年~2004年に学校卒業期を迎えた世代」と定義しています。高卒であれば、1975年から
熊本市の閑静な住宅地にある慈恵病院。この病院は親が育てられない子どもを匿名でも受け入れる「こうのとりのゆりかご」いわゆる「赤ちゃんポスト」を国内で唯一設置しています。ゆりかごは熊本県内で相次いだ赤ちゃんの遺棄事件をきっかけに2007年5月に開設されました。開設当時は世間から「子捨てを容認するのか」「育児放棄を助長する」など批判を浴びた病院。14年で159人の子どもが預け入れられました。開設にふみきった当時の理事長は2年前に亡くなり、その意志はいま息子で現理事長の蓮田健さんに受け継がれています。父とは違うかたちで赤ちゃんとお母さんを救いたいと向き合う姿の裏には知られざる思いがありました。 慈恵病院の理事長で産婦人科医の蓮田健さん。「こうのとりのゆりかご」を開設した蓮田太二さんの長男です。当初、ゆりかごの開設に反対していました。 慈恵病院 蓮田健理事長 「熊本の小さな病院がゆりかごを設置して、
英王立防衛安全保障研究所(RUSI)のマーク・ガレオッティ上級アソシエートフェロー=ロンドンで2020年2月25日、服部正法撮影 ウクライナ情勢を巡り、ロシアが要求する北大西洋条約機構(NATO)の東方不拡大を米国は拒否。ロシアは「軍事技術的措置」で対抗する可能性に言及しており、24日の米露外相会談がヤマ場となりそうだ。ロシアの安全保障問題などに詳しいマーク・ガレオッティ英王立防衛安全保障研究所(RUSI)上級アソシエートフェローに、米露の「落としどころ」やロシア軍の侵攻の可能性について聞いた。【聞き手・ロンドン服部正法】 ウクライナがロシアに近接した西側の前方基地になることが、プーチン露大統領にとって長年の懸念だ。西側各国には分断があり、ウクライナは弱く、露軍の近代化は高水準に達したと感じたプーチン氏は、今が好機だと思ったのだろう。(NATO東方拡大を決めた)1997年以前に(軍備配置を
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