なんと、収録の一週間前にタモリさんの出演が決まったそうで。 衣装合わせでTBSを訪れたが、TBS新社屋(1994年移転)に来たのは初めてだったとタモリさん。 撮影当初より、台本の“割本”(当日分の台本のコピー)に、スタッフや出演者がバトン方式でメッセージを入れる欄があり、その一番下にタモリのイラストと「明日は誰が書いてくれるかな?」というセリフが入っていた。これは番組ADがノリで描いたものだったが、それがタモリ出演の布石になったのではと中居くんは言う。 タモリ扮する宝石店店主が持ってきたファミリーリングによって事件の謎が解け、その場にいた全員がしんみりする、最終回のクライマックス。そのシーンの撮影中、突然、監督から提案が。 「いたたまれなくなると、帰るタイミングを失いますよね?」 「まぁそうでしょうね、これだけ泣いてたら…」 「で、どうでしょう、前に座っている刑事さん(北村一輝)に向かって