北海道新幹線新函館北斗-札幌間(212キロ)の建設主体である鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は8日、計画していた2030年度末の札幌延伸について断念する意向を国土交通省に報告した。延伸予定まで6年余りを残した中での異例の公表となった背景と、関係者に広がる波紋を追った。(3回連載します)
北海道新幹線新函館北斗-札幌間(212キロ)の建設主体である鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は8日、計画していた2030年度末の札幌延伸について断念する意向を国土交通省に報告した。延伸予定まで6年余りを残した中での異例の公表となった背景と、関係者に広がる波紋を追った。(3回連載します)
【木古内】JR江差線の木古内―江差間の廃線から10年となるのに合わせ、鉄道資料展が町鶴岡の郷土資料館いかりん館で31日まで開かれている。3~5日には鉄道模型を走らせるなどの子ども向けのイベントも行う。...
JR北海道(札幌)が3月16日に行ったダイヤ改正から1カ月が経過し、室蘭では「料金が割高になった」「割引切符はネット予約が必要で不便」など不満の声が上がる。JRは主要特急を全席指定化したことで快適さをアピールしているが、移動手段を都市間高速バスに切り替える動きが出ている。 JR東室蘭駅東口のバス停で降車した札幌市の50代主婦は「JRが高くなったので、高速バスを使うようになった。ネット予約は面倒」と話した。2カ月に1度、室蘭市に住む30代の息子に会うため特急すずらんを使っていたが、ダイヤ改正を機に変更した。 割引切符の購入は、予約サイト「えきねっと」での事前予約が必須となった。特急すずらんの場合、改正前は割引を組み合わせると5230円だった往復自由席が、現在は駅の券売機や窓口で購入すると2倍近い1万440円になる。
北海道新幹線の新函館北斗-札幌間(212キロ)について、建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)と国土交通省は19日、2030年度末の札幌開業を断念することを来週にも正式表明する方向で最終調整に入った。トンネルの難工事が相次ぐなどして31年度以降に工期を延長せざるを得なくなり、建設業者らへの発注を含めた調整を進めるため、目標に間に合わない状況を明らかにする。新たな目標は当面示さず、今後は有識者会議で延期期間の短縮策を含め議論する。...
道南いさりび鉄道(いさ鉄、函館)は、全12駅でデジタルスタンプを獲得できるサービスと、デジタルの「鉄印」の販売を始めた。同社は「手軽に集めて楽しんでもらうことで、沿線地域を訪れるきっかけになれば」と期待を込める。 スタンプのサービスは、ジェイアール東日本企画(東京)が運営する「エキタグ」の一環。道内ではいさ鉄が初めて、3月26日に導入した。専用のアプリをダウンロードしたスマートフォンを、駅に張られている専用のステッカーにかざすことで、スタンプが獲得できる。アプリやスタンプは無料。...
【厚沢部】町内と江差を結ぶ函館バスの路線バス「館線」「稲見線」が3月31日に廃止された。館線の終着の富里バス停そばにあるバス回転場では、同日夕方の最終バス運行に合わせてお別れセレモニーが開かれ、地域住民ら約40人が集まって60年間の歴史を締めくくる最終バスを見送った。...
函館市の大泉潤市長が目指す新幹線の函館駅乗り入れを巡り、北海道新聞社が道南4市町長に実施したアンケートでは、八雲町の岩村克詔町長と長万部町の木幡正志町長が乗り入れに賛成と明言した。一方、北斗市の池田達雄市長は「函館市で検討される事項だ」、七飯町の杉原太町長は「どちらとも言えない」と回答し、対応が分かれた。...
札幌市教委がスキー授業の保護者の負担軽減を目的に無料で実施しているスキー用品のリサイクル事業が岐路に立たされている。2023年度、譲ってほしいと希望する件数が過去最多の6017件に上ったのに対し、実際に譲ってもらった件数は約6分の1の1065件にとどまった。物価高で希望件数が増える一方で、制度の周知不足や有料で買い取る民間業者の増加で、市のリサイクル事業に協力する市民が減っていることが要因とみられる。...
【函館】函館市の大泉潤市長が掲げる北海道新幹線の函館駅乗り入れを巡り、市が行った調査の結果が27日、判明した。新函館北斗―函館間(18キロ)への通常規格の新幹線乗り入れは可能と結論付け、整備費を約161億~169億円と試算。29日に公表する。大泉市長は乗り入れに向けた議論を今後加速させるとみられ、JR北海道など関係機関との調整が焦点となる。 関係者が明らかにした。調査は市がコンサルタント会社に委託。在来線の線路にレールを1本加える三線軌条方式を新函館北斗駅から函館駅に向かう上り線で採用し、車両が小さいミニ新幹線ではなく通常規格の新幹線を引き込むことができるとした。新幹線の五稜郭駅への停車も見込む。...
札幌市の市民団体「市電を守り再配置をすすめるプロジェクト」は17日、市役所を訪れ、路面電車(市電)をJR札幌駅など3方面への延伸を求める要望書を秋元克広市長宛てに提出した。...
JR北海道は17日、地元負担を前提に存続を目指す赤字8線区で沿線自治体と行う調査・実証事業の内容を正式発表した。花咲線では、根室市内で駅と高校や病院を結ぶ直通バスを運行し、石北線ではJRやバスで札幌に向かう沿線住民の運賃負担を一部軽減する。住民ニーズの把握や利用者を増やす方策の検討を進め、来年3月までに示す経営改善策に生かす。 同日に開いた定例記者会見で綿貫泰之社長が発表した。調査・実証事業はJRと8線区の沿線自治体でつくる協議会が行い、国土交通省が2023年度中に示すように求めている「事業の抜本的な改善方策」に結果を反映させる。事業費は国が全体の2分の1、道が4分の1、残りをJRと沿線自治体が負担する。 花咲線では、落石駅と根室高校、市立根室病院をそれぞれ結ぶ路線バスを運行。同区間で根室市が4月から実証実験で走らせているバス路線を、協議会が7月にも引き継ぎ来年3月まで運行する。8月には列
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