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ブックマーク / blog.livedoor.jp/kensuu (15)

  • ゲーム実況動画が流行るのは当たり前だよねという話 : けんすう日記

    2014年も終わろうとしていますが、今年もいろいろと話題になったニュースがありました。 そのうちの一つが、Twitchというゲームプレイ動画サイトをAmazonが買収したことです。1100億くらいですかね。 Amazon、総額9億7000万ドルのTwitch買収を完了 - ITmedia ニュース つまり、ゲームのプレイ動画が、ビジネスとして成り立っているということですね。WIREDの記事のよるとこうあります。 ゲームをプレイしない人には思い出してもらう必要があるが、ゲーム業界の規模はハリウッドよりも大きい(13年の世界のゲームコンテンツ市場の規模は6.3兆円(PDF)。2012年の世界の映画興行収入は2.8兆円)。 また、ゲーマーが画面の前で費やす時間も、映画ファンが画面の前で費やす時間よりはるかに長大だ。最近の数字では、Twitchには5,500万人の視聴者層がいる(この数字は、13年

    ゲーム実況動画が流行るのは当たり前だよねという話 : けんすう日記
  • お金の流れを逆にしたネットメディアが増えそうな予感 : けんすう日記

    インターネットのコンテンツに興味をもって、早いもので、15年以上たっていました。インターネットはいろいろな情報があって当に楽しいですよね 一方で、はじめてインターネットに触った16歳くらいのとき(だいたい98年くらい?)は「とか雑誌には載っていない、こんなすごい情報が載っていて、インターネットは革命的だ!」と感動した覚えがあるんですが、2014年になってみて、インターネットコンテンツを見ていると、なんか似たようなコンテンツが多くなってきているのでは・・・という気がしてきました。 たとえば、 ニュース キュレーション ハウツー エッセイ・コラム あたりは、おもしろいものも多く、参考になったりするのですが、これらの特徴としては PVが稼ぎやすい 作成コストが安い の組み合わせか、 お金を稼がなくてもいい個人や少人数のサークルがやっている 趣味で書きやすいジャンルのもの とても強い個人の想い

    お金の流れを逆にしたネットメディアが増えそうな予感 : けんすう日記
  • Twitterのコミュニティ哲学とは?創業者の本の解説を書きました : けんすう日記

    こんにちは! 僕はいろいろなコミュニティサイトを使うのが大好きだったり、自分でも作ったりしているのですが、そんなこんなで、Twitter創業者の人のの解説を書くことになりました。 ツイッターで学んだいちばん大切なこと――共同創業者の「つぶやき」 [単行]ビズ・ストーン早川書房2014-09-25 Kindle版はそろそろでるみたいです。 僕個人としてはTwitterの成功要因の一つは、ビズ・ストーン氏のコミュニティ哲学だと思っています。Twitterの特徴はそれぞれの創業者の個性が反映されており、個人のメディア力をエンパワーメントする部分はエヴァン・ウィリアムズによるものであり、140文字のミニマリズムはジャック・ドーシーだとすると、コミュニケーションのなめらかさは、ビズ・ストーンによるものではないかと(ノアはよくわからない笑)。 というわけで、解説文を全文載せていいという許可をいただ

    Twitterのコミュニティ哲学とは?創業者の本の解説を書きました : けんすう日記
  • NewsPicksに学ぶ!実名でも投稿の質がよくはならない理由 : けんすう日記

    NewsPicksの質が下がっている? 最近、僕がハマっている「NewsPicks」というアプリがあります。これは、経済ニュースアプリで、竹中平蔵さんや、堀江貴文さん、グロービス堀社長などが実名でコメントしているところが刺激的です。 毎日何回も見ているのですが、コメントをつけるとlikeがついてそれがランキングになったりするので、めっちゃハマっています。これ系では、はてなブックマーク以来かも。NewsPicksとpressoは情報収集の必須アプリになりつつあります。 NewsPicksの特徴は、実名で投稿するのが基になっているところです。はてなブックマークはID文化なので、この差は大きいです。 しかし、最近では「NewsPicksは質が低下したのでは?」という声をちらほら見るようになりました。 ちょっと前からnewspicksっていうアプリ使ってるんだけど人が増えてコメントの平均的な質が

    NewsPicksに学ぶ!実名でも投稿の質がよくはならない理由 : けんすう日記
  • ツイキャスが流行るのは『日常』を『非日常』にしてくれるから? : けんすう日記

    非日常と日常 あいも変わらず、「アンサー」というiPhoneアプリを作っている関係で、コミュニティについて考えまくっているこの頃です。 そういえば、最近こんな投稿を見ました。 Facebookはイベントが媒体で「今日はこれべました!(ドヤッ)」「旅行に行ってきました!(ドヤッ)」「誰々と会いました!(ドヤッ)」がベース。 LINEやSnapchatは今考えていることが媒体で「旅行どこ行く〜?」「次いつ遊ぶ〜?」「今暇〜?」がベースになってるわけ。 学生はイベントを媒介に共有ができないんだよ。 「今理科の授業中!」「今日はこれから部活!」「これから給!」とか周りのヤツも同じだよ笑 そんなこといちいち共有するわけないだろw 自分の家のかあちゃんの晩飯を毎日共有するわけもねぇだろ。 スーパーやコンビニしか行ってねぇんだから、冷蔵庫に入るくらいしないと「イベント」にならないんだよ。 「10代は

    ツイキャスが流行るのは『日常』を『非日常』にしてくれるから? : けんすう日記
  • 2ch上での意外な「最低限のルール」 - 流行るWebコミュニティを考える : けんすう日記

    意外と知られていないかもルール 前回に引き続き、Webコミュニティをヒットさせる要因などを考えてみたいと思います。 前回はこちら宗教から学ぶWebコミュニティサイトのヒット要因 またもや2ちゃんねる(以下2ch)の話題です。 昔から2chで出入りして楽しんでた人にとっては当たり前でも、最近2chを使っているような人たちには意外かもしれないルールがあります。 (※まあ、当然で、生まれた時から2chがある世代の人たちが、もう中2とか中3とかになりますからね・・・) そこから考えてみたいと思います。 徹底した慣れ合い排除 まず、2chの基的な思想としては、「効率的に情報をやりとりして、蓄積する場所」というものがあると思われます。 2ch元管理人の西村博之氏のブログには、以下のように書かれています。 2ちゃんねるを殺伐とした場所にしたかった理由は、 第3者が見たときに情報価値が高くなるようにとい

    2ch上での意外な「最低限のルール」 - 流行るWebコミュニティを考える : けんすう日記
  • 宗教から学ぶWebコミュニティサイトのヒット要因 : けんすう日記

    永続する組織の鍵は宗教にある? どっかのエントリでもかきましたが、GMOインターネットの熊谷社長は組織づくりの際に、宗教を参考にしているそうです。 GMOを創業した熊谷氏が、浮沈の激しいインターネット業界で、「永続する組織の条件」を語っているのが面白かった(「日経ビジネスオンライン」インタビューより)。 熊谷氏は、会社という組織よりもキリスト教や仏教などの宗教(団体)の方が、長く続いていることに気づき、これらの宗教を研究して、5つの共通項を見つけた。 1.同じものを読んだり歌ったりする(お経や賛美歌など)。 2.定期的に一つの場所に集まる(メッカなどの聖地)。 3.同じ形をとる(手を合わせる形など)。 4.同じものを身につける(キリスト教なら十字架、仏教だと数珠など)。 5.みんなが強く信じている「神話」がある(キリストの受難、釈迦の悟りなど)。 熊谷氏は、「この5つを組織に導入したら、組

    宗教から学ぶWebコミュニティサイトのヒット要因 : けんすう日記
  • 【ネタ出し用】「検索」の次に来る情報サービスは何だろう? : けんすう日記

    検索の次に流行るのは何か? Googleが作られたのが1997年なので、2014年から見ると、17年も前だったりするわけです。 2000年くらいからGoogleが急拡大し、そこからの十数年は検索がインターネットの中心にありました。検索はすでにインフラといっていいレベルまで達しており、おそらくGoogleはこれからも検索という軸の中では、トップクラスを走り続けると思われます。 検索は、周囲のWebビジネスまで大きな影響を及ぼす、メガサービスです。この規模までのサービスは10年に一度出てくるかどうかです。 では、次に来る、検索に並ぶほどの大きな影響力を持つ情報サービスは、何なのでしょうか? 当然、そんなものは「わからない」が答えですが、今の材料を元に、予想してみることはできます。そこで、僕なりの予想をしてみました。こういうものは、いろいろな人の意見が出たほうがおもしろいので、みなさんもどうなる

    【ネタ出し用】「検索」の次に来る情報サービスは何だろう? : けんすう日記
  • コミュニティサービスを考える時に意識したい「パケット型」と「グルーミング型」の違い : けんすう日記

    コミュニティ大好き! 僕は、インターネット上でのコミュニケーションサイトを作るのがとても好きなのですが、「アンサー」というiPhoneアプリを作ったこともあり、最近そのあたりについて、また詳しく考えています。 コミュニティサービスを作る時に、いつも読みなおす名著があります。「アーキテクチャの生態系」というです。 2ちゃんねるやニコニコ動画、mixiなどについて、社会学的な切り口で批評しているで、当に素晴らしいです。 さて、この中で特に最近注目しているのが、コミュニケーションの種別です。 一般的にコミュニケーションとは、送信者と受信者の間でなんらかの「内容(メッセージ)」がやりとりされるモデルで考えられています(コミュニケーション論では、郵便物が配送されるのにたとえて「小包(パケット)モデル」とも呼ばれます)。 しかし、九十年代後半以降に現れた若者のデジタル・コミュニケーションのスタイ

    コミュニティサービスを考える時に意識したい「パケット型」と「グルーミング型」の違い : けんすう日記
  • 「暇つぶし」の意味が変わっている? - 細切れの暇な時間を埋めるサービス : けんすう日記

    最近思うこと 10代とか20代の人と話していると、「暇」という言葉がよく出てきたりします。 ただし、その暇の意味が10年くらい前とくらべて、意味合いが結構違うんじゃないかと感じているのですね。この前、Yahoo!JAPANの人と会議をしていて、そういう話になり、おもしろかったので紹介してみます。 先にいっておくと、完全に印象論なので、いろいろなバイアスがかかってそうな感じです。アンケートとかで調べてみたいところではあります。 暇だと思う瞬間 たとえば、昔、僕が暇だと思う瞬間は、予定のない30分、1時間、2時間とかそういう単位のことを指していたんですよね。 そういう暇を潰そうと思えば、映画を見たりを読んだりしていたものです。しかし、今はちょっと違う時に暇だと感じるんですよね。 それがどういう時かというと、電車に乗っている3分の時間、信号待ちの15秒、エレベーターを待つ時の10秒、みたいな時

    「暇つぶし」の意味が変わっている? - 細切れの暇な時間を埋めるサービス : けんすう日記
  • 投稿サービスを考えるとき、「文字を極力使わない」のが今後の主流になる? : けんすう日記

    最近気になっていること 最近気になっていることとして 「文字を極力使わないコミュニケーションをどうサービスに入れ込むか」 というのがあります。 もともと、文字というのは、表現方法としては、かなり情報量が少ないという前提があります。その代わり容量が少ない。木に掘ろうと、紙に刷ろうと、ネットで情報をやりとりしようと、使うリソースの少なさは魅力的だったので、情報流通の場では、常に活用されているわけです。 しかし、容量が少ない代わりに、書き手、読み手ともに負荷が高いのが文字や文章だと思っています。たとえば、ロープの結び方を文字だけで説明しようとすると、かなり複雑な文章になってしまいますが、写真があれば省略化できますし、動画があれば一発でわかりますし、直接見せれば、理解度はかなり高まります。 よく、年齢が高い方が「メールで連絡しないで、直接来い」とかいうのは、直接伝えたほうが情報量が圧倒的に多いわけ

    投稿サービスを考えるとき、「文字を極力使わない」のが今後の主流になる? : けんすう日記
    tsuwatch
    tsuwatch 2013/11/20
    確かにかなり気を使う
  • 実はECというものは、これからじゃないかと思ってきた : けんすう日記

    はじめに 「これからインターネットでは「EC」が格的に来る!」というのを最近思っています。こういうと、15年前からあるじゃんとか、もうAmazonとか楽天で、とっくに普及していると思われるかもしれません。 そして僕も、このあたりに関しては非常に感覚が鈍いので 「ECなんてAmazon楽天によってもう終わっていて、これから参入しても無理でしょう。いけるとしたらYahoo!ショッピングくらいじゃないの?」 みたいに思っていました。 しかし、最近これが全然違うなーと思ってきているのですね。むしろECはこれからようやく発達していくんじゃないかと思ってきました。 ECはこれから? 僕は今まで、こういう認識でした。「ものを売る」という行為が、リアルな小売から、ECにどんどん置き換わっているというイメージです。 つまり、「ECのほうが便利だし、ECで買えるようになってきたら、ほとんどのものがインター

    実はECというものは、これからじゃないかと思ってきた : けんすう日記
  • ザッカーバーグが若者じゃなくなったからFacebookは大変だという話 : けんすう日記

    若者のFacebook離れ? Facebookに魅力を感じない若者たち--その理由を探る - CNET Japan 近頃のティーンエイジャー(13〜19歳の若者)がバーチャルな時間をどこで過ごしているのかを知りたければ、彼らがスマートフォンを使っているところを観察すれば良い。彼らの世界は、大人が高度な写真サービスの1つであると誤解している「Instagram」アプリケーションや、どう見てもMark Zuckerberg氏のソーシャルネットワークほどは古風でないほかのアプリを中心に回っている。 わかる。 というのもFacebook創始者のザッカーバーグさんは84年生まれなので、もう28歳とかなのですよね。完全に若者ではありません。しかも、世界的な億万長者なわけです。もう若者のメインストリームにいる人間ではありません。 Facebookは大学生が自分たちのために作って、そこからビジネスマンにな

    ザッカーバーグが若者じゃなくなったからFacebookは大変だという話 : けんすう日記
  • Webでの課金ビジネスはどこがいいのか考えて図にしてみた : けんすう日記

    課金したいよ! いやあ、インターネットでビジネスするというのは、なかなか難しいです。 インターネットで稼ぐ方法というのは、一般的には以下の3つです。 1:広告 2:ユーザー課金 3:EC(ものを売る) 僕がいる会社は、「nanapi」というサービスをやっていて、全然マネタイズというものに手を出していないのですが、そろそろ格的にビジネスを考えたいなあ、と思っていて、いろいろ頭を悩ませています。 その中で、ユーザー課金というのはやはり1つの大きな手段になりそうなので、まとめてみました。 課金マップを作ってみた 縦軸に、「体験」と「コンテンツ」、横軸に「月額(課金)」と「都度(課金)」と入れてみました。インターネットじゃないものは、赤い文字で書いています。 インターネット以前については、左下が最も強いものとされていたのではないかと思っています。いわゆる音楽CDや、書籍、映画やDVDなどですね。

    Webでの課金ビジネスはどこがいいのか考えて図にしてみた : けんすう日記
  • 「ハッカー文化」と「オタク文化」の違い、または手段の目的化によるイノベーション : けんすう日記

    が世界で勝つかを考えていたら・・・ 先日、とある雑誌の対談をしたのですが、そこで「アメリカ的な文化というものは、そのまま『グローバル』というものにつながっているけど、そのグローバルな時代に、日が勝つにはどうしたらいいか?」みたいな話題がありました。 そこで僕は「それぞれの国が持っている文脈(コンテキスト)を活用したものでないと、世界では到底ユニークにはなれない」という風な発言をしてたのですが、「いやいや、そもそも日が今まで勝ってきたものの共通点は何だっけ?」と思ったのです。 いろいろ考えたのですが、アメリカは「ハッカー文化」であるが、日は「オタク文化」であり、オタク文化とは「手段を目的化することで、ユニークなものができる」という仮説にたどり着きました。 というわけで、そのことについてブログを書いてみます。 アメリカ文化とはどういうものか では、まず対比として、アメリカ文化について

    「ハッカー文化」と「オタク文化」の違い、または手段の目的化によるイノベーション : けんすう日記
    tsuwatch
    tsuwatch 2012/10/19
    読んだ当初はあまり共感しなかったんだけど。うーん
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