原因は「アルファ碁」!? 韓国で囲碁人気失速 ソウル大学英文科3回生のイ・ギユンさん(24)は囲碁が趣味で、実力もアマチュアながら6級の腕前だ。イさんは卒業までに初段を取りたいと考えていたが、先月これを諦めた。昨年、グーグルが開発した人工知能「アルファ碁」がイ・セドル九段に圧勝したことが大きな話題になったが、最近はこれがさらにアップグレードされ、昨年から今年にかけて韓国、中国、日本のプロ棋士と60回対戦して全勝したことがイさんの考えを変えるきっかけになった。イさんは日頃から尊敬していた朴廷桓(パク・チョンファン)九段がアルファ碁に1回も勝てなかった時、自らのフェイスブックに「とてもがっかりして勉強にも集中できない」「人間がいくらがんばってもアルファ碁には勝てない。これでは囲碁が強くなっても意味がないのでは」と複雑な心境を吐露した。 アルファ碁がイ・セドル九段に完勝すると、韓国国内で一時高ま
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています Google DeepMindの共同創立者であるデミス・ハサビス氏が1月5日(日本時間)、Twitterを更新。年末年始に世界のトップ棋士を続々撃破していた謎の囲碁アカウント「Master」は、囲碁ソフト「AlphaGo」の新バージョンだと明らかにした。 声明によると、同社ではAlphaGoの改善作業に取り組んでおり、ここ数日はネット上で非公式のテストを行っていたという。「東洋囲碁と野狐囲碁で『Magister』『Master』と対戦した方、そして観戦して楽しんでもらった皆さんに感謝します」。テストが完了したことで、今後は囲碁の団体・専門家と協力して、2017年内に本格的な(持ち時間の多い)“公式戦”を実施するとしている。 無敗のMaster 囲碁アカウント「Master」の戦績は、「野狐囲碁」で30勝0敗、東洋囲碁を含めると60勝
ネット上の囲碁サイトに正体不明の謎の超絶棋士が突然現れ、趙治勲名誉名人と互角の戦いを演じた囲碁AI(人工知能)「Zen」を圧倒したことが、囲碁界で話題もちきりだ。その名は「God Moves(ゴッドムーブズ、神の手)」。ほとんど時間を使わぬ高速の打ち回しから、超人的な新手の囲碁AIとみられている。 【写真】 Godは11月29日、世界中の囲碁愛好家が利用する囲碁サイト「KGS」に登場し、同月に趙名誉名人との三番勝負で1勝2敗と肉薄した「Deep Zen Go(ディープゼンゴ)」と同じソフトを搭載する「Zen19L」に連勝。12月1日にも再戦し完勝した。 プロ棋士が驚いたのは碁の内容だ。碁石で境界線を引いて領土の広さを競う囲碁の布石は、少ない石数で効率的に領土を広げられる隅から打ち始めるのが常識だ。Godは1局目は普通の布石を選んだが、2局目の初手は盤の中心・天元に打ち、3局目は天元を
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