【読売新聞】「これじゃ、無料の宿題代行業者が現れたようなものだ」 東京都内の私立中高一貫校の英語科教諭(56)はため息をついた。昨年度の冬休み、中1の生徒に英語で日記を書く宿題を出したところ、現在完了形など教えていない英文法が使われ
【読売新聞】 静岡県庁で1日、新規採用職員向けの訓示が行われ、川勝知事は「県庁はシンクタンク(政策研究機関)だ。毎日毎日、野菜を売ったり、牛の世話をしたり、モノを作ったりとかと違い、基本的に皆さま方は頭脳、知性の高い方たち。それを磨
【読売新聞】 「新型コロナは利権団体によるデマ」「ワクチンにはICチップが入っている」など、新型コロナの感染拡大を機にSNSなどで広まった陰謀論。そんな陰謀論に「ハマりやすい」人の特徴をあぶりだした日本人社会心理学者の論文が学術誌「
【読売新聞】 2020年8月、大阪府の吉村洋文知事の発言を機に、各地で市販のうがい薬が姿を消した。新型コロナウイルス対策に有効かのように発表し、使用を推奨した一件だ。物議を醸した効果について当時、吉村知事が期待を表明していた研究が最
【読売新聞】 入浴や洗濯、食器洗いなどに用いる合成洗剤の使用を島ぐるみで取りやめ、無添加せっけんに替えると、海の環境や生き物にどのような影響があるか――。そんな産学官連携の実証実験が1日、福岡県宗像市沖の地島で始まった。シャボン玉石
【読売新聞】POINT ■イベルメクチンが新型コロナの予防にも治療にも効果があるという論文が相次いで発表されているが、すでに「使用国」とされている日本では使用が進んでいない。 ■感染爆発が進む今こそ使用すべきだが、使おうにもイベルメ
人工知能(AI)が、顔写真から認知機能の低下を9割の正答率で見分けることができた、との研究結果を東京大学などのチームがまとめた。顔だけで認知症を判定したのは世界初という。論文が26日、米科学誌(電子版)に掲載される。 研究には、認知症や軽度認知障害(MCI)に相当する男女121人(平均81歳)と、認知機能が正常な男女117人(同76歳)のデータを使用した。表情のない正面写真をAIに学習させ、正しく見分けられるかどうかを検証した。 その結果、AIの正答率は93%だった。顔の上半分では91%、下半分では94%と、顔の半分だけでも正答率は同等だった。 軽度の認知症は、診断が難しいケースもある。今回の研究は、「認知機能が低下した人は、実年齢よりも高く見られる傾向がある」との先行研究を受けて企画された。 研究を担当した亀山祐美・東大病院特任講師(老年病科)は「高齢化の進展に伴い、認知症の早期診断は、
【読売新聞】 全日本柔道連盟は29日、愛知県柔道連盟の会長が試合中に審判らへ暴言を吐いたなどとして、28日から10か月間、会員登録を停止する処分を行ったと発表した。同会長は2018年6月、県小学生学年別大会で親戚の選手が敗れた判定
【読売新聞】 【ニューヨーク=橋本潤也】米ノースカロライナ州のノースカロライナ大学チャペルヒル校は17日、新型コロナウイルスのクラスター(感染集団)が学内で複数発生したとして、19日から学部生の全授業をオンライン形式に変更すると発表
東京電力福島第一原発事故後に県が続けている甲状腺検査について、検査責任者だった県立医大元教授らが専門家組織を設立した。検査をめぐっては、手術しなくてもよいがんを見つけてしまう「過剰診断」の弊害がたびたび指摘されている。元教授らは「いまもなお過剰診断を放置した状態が続いている」として改善を提言する予定だ。 設立されたのは任意団体「若年型甲状腺癌(がん)研究会」で、特定の学会などに属さない独立組織。代表は3月末まで県立医大教授を務めていた大津留晶・長崎大客員教授が務める。津金昌一郎氏(国立がん研究センター)をはじめ、県の有識者会議メンバーと経験者3人を含む計8人で構成。今年11月に国際シンポジウムを予定しているほか、学術論文を発表するという。 検査は原発事故当時に18歳以下だった県民ら約38万人が対象。これまでに先行検査を含む4回の検査などの結果、計241人が、がんまたはがんの疑いと診断された
【読売新聞】 新型コロナウイルスの感染歴を調べる抗体検査について、東京大学先端科学技術研究センター(先端研)などのチームは31日、簡易検査キットで陽性だった人の約9割が、大型機器による精密検査では陰性だったとする結果を発表した。キッ
【香港=角谷志保美】世界保健機関(WHO)は28日、中国との合同専門家チームがまとめた新型コロナウイルスに関する報告書を公表した。中国全体の死亡率は3・8%だが、加齢とともに高くなり、80歳以上では21・9%に上った。 合同チームによる調査は2月16~24日、感染の中心地である中国湖北省武漢市や南部の広東省などで行われた。 合同チームが感染が確定した約5万6000人のデータを分析した結果、死亡率は武漢市は5・8%に上ったが、他の地域では0・7%だった。 感染者の約8割は軽中程度の症状で、肺炎を発症しない場合もあった。重症化のリスクが高いのは60歳以上や、高血圧、糖尿病、がんなどの既往症がある人で、若年層は感染しても比較的軽症が多かったという。 感染から発症までの日数は平均5~6日だった。 また、報告書は、中国政府による都市封鎖などの対応について、「おそらく歴史的に最も野心的で迅速かつ積極的
国立がん研究センターなどの研究チームは、悪性度の高い神経膠腫(こうしゅ)(グリオーマ)などの脳腫瘍を、血液1滴から9割の精度で判定できる検査法を開発したと発表した。脳腫瘍の早期の診断や治療につながる可能性がある。 血液中の微小物質「マイクロRNA」の種類や量が、がん患者と健康な人では異なることに着目した、血液検査によるがんの判定方法は、卵巣がんや食道がんなど13種類で開発が進んでいる。 研究では、脳腫瘍患者266人と脳腫瘍ではない314人の血液中のマイクロRNAを比較し、特に神経膠腫の患者で量に差がみられる3種類のマイクロRNAを特定、95%の精度で神経膠腫を判定できた。他の種類の脳腫瘍では89~100%の精度だった。 さらに48種類のマイクロRNAを分析することで、画像では見分けにくい脳腫瘍の種類を分類することも期待できるという。 同センター中央病院脳脊髄腫瘍科の大野誠医師は「手足のまひ
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