「オープンシステムは、多様なグローバルコミュニティのニーズを満たす、包括的で公平なものでなければなりません」 今回は「オープンサイエンス」というコンセプトにまつわる重要な側面に光を当て、EIFL(Electronic Information for Libraries)でオープンアクセス・プログラムマネージャーを務めるイリーナ・クチマ(Iryna Kuchma)氏にお話を伺います。EIFLは、アフリカ/アジア太平洋/欧州の発展途上国や経済移行国に知識へのアクセスを提供することを目指して図書館と協働する非営利組織です。クチマ氏は現在、研究成果のオープンアクセス化の推進、オープンアクセス方針の策定を目指す機関の支援、オープンアクセスリポジトリに関するトレーニングの提供、オープンアクセスに関する研究者向けワークショップといった知識共有イベントの主催などを行なっています。一言で言うなら、ホライズン