統計におけるオープンデータの高度化 総務省統計局統計情報システム課長事務代理 奥田 直彦 情報通信技術の進展によるブロードバンドの普及やパソコン等の能力向上等国民・企業等が容易に大量なデータを扱える環境が整い、クラウド、ビッグデータ、オープンデータ等、いわゆる「データ」に対する大きな関心が寄せられています。さらに、国等が保有する公共データのビジネス活用等への期待も高まっています。このような状況を踏まえ、政府としても保有するデータを社会で効果的に利用できる環境(オープンデータ流通環境)の整備を進めていくこととしています。特に、オープンデータに関しては、「世界最先端IT国家創造宣言について」(平成25年6月14日閣議決定)、「電子行政オープンデータ推進のためのロードマップ」(平成25年6月14日IT戦略本部決定)等に基づき、政府全体としての取組が進められているところです。 これらの取組により、