https://speakerdeck.com/ktock/dockerkaracontainerdhefalseyi-xing背景: Kubernetes 1.24は組み込み機能としてのDocker対応を打ち切る2014年に公開された初期のKubernetesはDockerにのみ対応していましたが、2016年のKubernetes 1.5では Container Runtime Interface (CRI) と呼ばれる共通インターフェースが導入され、 CRIに対応した任意のランタイムが利用可能になりました。以来、様々なランタイムが開発されてきましたが、2022年現在では containerd と CRI-O の 2つが主流です。 CRIが導入されてからも、Kubernetesに組み込まれているDocker対応機能(dockershim)が広く使われていましたが、2022年4月リリース予
はじめにPID 1 問題というのは、コンテナを実行した際にアプリケーションのプロセスが PID 1(プロセス番号が1番)で実行されることで、コンテナに対して SIGTERM などのシグナルを送信してもコンテナ内のプロセスが正常に終了しないというものです。ここでは2020年3月現在でこの PID 1 問題を回避する方法を Docker と Kubernetes のそれぞれで紹介します。 TL;DRアプリケーションが「明示的にシグナルをハンドリングするようにする」、または「PID 1 で実行されないようにする」の2つの回避策があるアプリケーションプロセスが PID 1 で実行されないようにする場合、Docker では Tini のような軽量 init を使う、もしくは Docker 1.13 以上の場合は docker run の --init オプションを使うで問題を回避できるKuberne
前回(第1回)は、Dockerコンテナに対応するアプリケーションを開発・実行するために、Docker Composeというツールを使うのが便利ということで、例としてDocker Composeを使ってWordPressをコマンド1つで実行する方法を紹介しました。WordPressのような、しっかりとしたアプリケーション以外でもDocker Composeが使える場面があります。 今回は、Docker Composeを使ってウェブサーバ(Apache httpd)を実行し、コンテンツを表示する例を見ていきましょう。 なぜDocker Composeなのか? 単純にウェブサーバとして実行するアプリケーションであれば、Dockerだけで何ら困らないでしょう。例えば、Apache httpdサーバを実行するには、次のようにしてコンテナを実行できます。 docker run -d httpd しかし
みなさん、こんにちは。さくらインターネット株式会社 技術本部ミドルウェアグループの前佛 雅人(ぜんぶつ まさひと)と申します。Dockerに関するドキュメント翻訳や、Docker紹介用の各種スライドを公開・発表しています。また、かつてはDocker公認トレーナーとして、業務を通してDockerの普及および啓蒙に携わりました。 Dockerの話はみなさんどこかで訊いたことあるかもしれません。しかし、まだまだ使っていない、あるいは、使う段階ではないとお考えの方も多いかもしれません。私は正直、勿体ないと思っています。この現状を打破すべく、"本当はこんなに使いやすいDocker" をテーマに、会社のメディアを通した記事連載の機会を頂戴しました。どうぞみなさま、お手柔らかにお願いいたします。 コンテナが当たり前のように存在する時代に私たちは この世界にDocker(ドッカー)が登場したのは、2013
こんにちは、入社 3 年目の SRE の id:kizkoh です。 今年から別のチームに異動になったのですが、以前は Mackerel チームで仕事をしていました。 このエントリでご紹介するのは私が以前担当していた Mackerel での Kubernetes(k8s) クラスタ利用の取組みになります。 はじめに 入社してから約 2 年間 Mackerel チームでサービス運用開発の仕事をしていました。直近のトピックでは 2 月に公開された Mackerel コンテナエージェントの開発、検証のお手伝いとして k8s クラスタでの検証や Mackerel のシステムのコンテナ運用として k8s クラスタ基盤の設計構築に取り組んでいました。 昨年 2018 年は国内で Japan Container Days (今年からは CloudNative Days です)が開催され k8s のトピッ
Amazon Web Services ブログ Docker on AWS: AWSのコンテナ関連サービスの選定例の紹介 本記事ではこれからAWS上でDockerコンテナを活用される方向けに、AWSのコンテナ関連サービスのどれを選択すると良いかの一例を紹介します。前提としては、example.com社の技術者Aさんが、自社のWebサービスをAWS上で構築するにあたって構成を決めるために、AWSのソリューションアーキテクト(SA)に相談するという流れの記事になります。AWSのどのサービスを使うかのご参考に是非ご覧ください。※こちらの選定はあくまで一例です。要件によっては選択すべきAWSのサービスが異なる点、予めご了承ください。 Dockerコンテナの基礎については以下をご覧ください。 https://aws.amazon.com/jp/docker/ AWS Black Belt Onlin
気づいたらコンテナ環境を運用することになっていた新人SREの原田くんが、Dockerでコンテナイメージをビルドするところから始まり、AWS上で実際にコンテナを動かせるようになるまでの道のりを紹介します。そもそもなぜコンテナなのか?動かしたあとのCICDをどうするかなども取り上げます。またEKSやKubernetesの概念についても合わせて解説します。 補足や当日の様子など書いた登壇レポート記事はこちら ↓ https://medium.com/eureka-engineering/deploy-docker-kubernetes-newgrad-sre-journey-1fb3f017eed7
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