前回の記事で、単なる翻訳ではなく、文化も含めた「ローカリゼーション」という考え方が必要であると書きました。 ローカリゼーションとは、狭義にはソフトウェアのローカリゼーションを指すのですが、広義にはあらゆる製品のローカリゼーションを指すこともあります。 例えば日本では自動車は左側通行なので右ハンドルですが、アメリカでは逆です。そのため、アメリカに製品(自動車)を輸出する際は、現地の状況に合わせて左ハンドルにします。これが広義のローカリゼーションです。 最近の例として、先月のこのようなニュースが挙げられるでしょう。 東芝、ASEANシェア20%に向けバッテリ内蔵TVを発売 http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20101129_410249.html バッテリを内蔵した「PC1」は、現地の電気供給状況に配慮し不意の停電時にも内蔵のバッテリからの電源供給
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