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ブックマーク / blog.tinect.jp (11)

  • 妻の「進捗確認」のやり方に感心した話

    身内褒めで恐縮なんですが、以前、子どもに対するの言葉選びで感心したことがありまして、ちょっとしたことなんですが文章にしたくなりました。 先に書いてしまうと、その言葉とは、子どもに頼んだ家事の進捗を確認する時の「○○(頼んだ家事)ありがとう!」という言葉です。 順を追って書きます。 しんざき家は5人家族でして、私と、高校生の長男、双子の長女次女で構成されています。 ついこの間生まれたばかりと思っていたら、先日長女次女が小学校を卒業してしまいました。時間の流れが早すぎてビビる他ありません。 で、しんざき家では現在、子どもたちを積極的に家事に参加させる方針をとっておりまして、自分が使った皿は自分で洗うことが前提となっていることを始め、料理やら洗濯やら掃除やら、家事が出来るタイミングでは色々な家事を担当してもらっています。 これ自体は特別なことではないと思いますが、家事を任せるとなったら「手伝

    妻の「進捗確認」のやり方に感心した話
    velvetgrouse
    velvetgrouse 2024/04/03
    子供は素直。なんでもやってくれる。中学生になるあたりから何か頼むと、ハァ?自分でやれば?となる。悔しい。まぁ、それが成長の証か。。。
  • 「完璧なリーダー」は、もういらない。

    いままでわたしは、「リーダー=頼りになる人」だと思っていた。 まわりが「ついていきたい」と思うような人格と能力を兼ね備え、みんなを引っ張っていってこそリーダーだ、と。 ……でももしかしたら、リーダーって、頼りにならなくてもいいのかもしれない。 頼りにならないリーダーでもうまくいった とあるゲームで、わたしはTAチームを結成した。 TAとはタイムアタックの略で、いかに早く攻略できるかを競う遊びだ。 条件が合うチームがないので自分で作ったのだが、チーム経験が豊富なメンバーに対し、わたしはチームに所属することも、ましてやリーダーをするのもはじめてという状態。 なにかを決める場面でも、 「みんなはどう思う?」 「どうしたらいいか迷うね」 「うーん、どうしよう……」 と、あたふたするばかり。 まったく頼りにならない、ダメなリーダーである。 こんなんで大丈夫だろうかと、最初は心配でしょうがなかった。

    「完璧なリーダー」は、もういらない。
    velvetgrouse
    velvetgrouse 2024/01/07
    デスマーチのように疲弊したメンバーや、やる気のないメンバーが多いと、このリーダーは何も決断しない、失敗の責任を取らない、などと言われ引きずり下されるよ。どんなリーダーが求められるかは状況による。
  • 正確に文章が読めない人の話。

    ”ユーニス・パーチマンがカヴァデイル一家を殺したのは、読み書きができなかったためである” という一文から始まる「ロウフィールド館の惨劇」というミステリ小説がある。 「読み書きができない家政婦」がその劣等感をこじらせ、一家惨殺に及ぶまでを追いかける話で、映画化もされている。 3年ほど前に知人のすすめで読んだのだが、倒叙ものや、変わった話が好きな方は読んでみても良いと思う。 * ただ、ストーリーの強烈さより私が覚えているのは、文盲までいかずとも「文章が正確に読めない人」は、今でもかなりいるな、と思ったことである。 例えば、リーダーが部下に、こんなメールを送ったとする。250文字だから、ツイート2つ分弱だ。 明日の朝10時までに、私をCCに入れて、Yさんにメールを送っておいてください。内容は次回の定例までの宿題事項と、現在までに積み残している課題の一覧の二つです。積み残しの課題については、期限を

    正確に文章が読めない人の話。
    velvetgrouse
    velvetgrouse 2023/01/19
    たった2ツイート分と言うが、自分の部下がこんな指示を出していたら怒鳴りつけるわ。言う側は短いが、この回答はかなり大量で複雑になることが想像できていない。想像力の働かない偏差値バカは手に負えない。
  • アフリカの「若者の失業率60%」の国に行ったら、「日本人はよく働く」の意味がようやくわかった

    10月の終わりから、11月の頭にかけ、知人の紹介でアフリカの「ジブチ」に行ってきた。 変わった体験をしたので、レポートしたい。なお記事に書かれていることは事実に基づいてはいるが、あくまでも私見だ。 ジブチは、アフリカ東部の小さな国で、面積は四国の約1.3倍だが、人口はたったの100万人。 国土はほとんど砂漠で、「世界で最も暑い国」の一つと言われている。 農業に向いている国土ではないので、料の自給率はたったの3%。 輸入がストップすると飢えてしまう。 入国にビザが必要で、日人はほとんどいないが、自衛隊がソマリアの海賊から船を守るという名目で派遣されており、唯一の海外自衛隊拠点がある国だ。 他にもジブチにはアメリカ軍、フランス軍、イタリア軍、そして中国軍が駐留しており、巧みな外交と絶妙な軍事バランスの上に国防が成り立っている。 なお、ジブチでは東洋人と言えば、中国人らしい。 街を歩いてい

    アフリカの「若者の失業率60%」の国に行ったら、「日本人はよく働く」の意味がようやくわかった
    velvetgrouse
    velvetgrouse 2022/11/30
    労働は喜びというか、誰かの役に立ち、誰かが喜んでくれることが喜び、という概念がないのかな。いちいち時間がかかる社会って大変そう。テキパキ働く事が当たり前と思っていたけどそうではない国もあるのね。
  • たいていの一般人は買い物には「コスパ」が重要で、企業の理念になんて、これっぽっちも興味がない。

    93%→44% 47%→67.4% さて、これはなんの数字だろう。 さっそく種を明かすと、これはドイツの人の「品を買う基準」の統計結果だ。 ロシアによるウクライナ侵攻前の2月末~3月頭にかけてのアンケートでは、品を買う基準は「味」と答えた人は93%、「価格」と答えた人は47%。 しかし4か月後、7月のようすを見てみると、「価格」が67.4%で「味」が44%と、価値観は大きく変化した。 ドイツ品価格が高騰、消費者は味よりも価格を重視(ドイツウクライナロシア) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース – ジェトロ (jetro.go.jp) 元ソース→https://www.bve-online.de/presse/pressemitteilungen/pm-180722-lebensmittelpreise-deutsche-sorgen-sich-und-achten-me

    たいていの一般人は買い物には「コスパ」が重要で、企業の理念になんて、これっぽっちも興味がない。
    velvetgrouse
    velvetgrouse 2022/10/03
    それ言ってしまうと男女の平等とか、弱者救済も余裕あってのものだとすると、相互不信、治安の悪化、より殺伐とした社会が来そうで怖い。
  • 勝ち組にしか未来のない人生100年社会は、個人より社会が間違っているんじゃないの?

    「私たちはどう年を取るのが望ましいか?」 いつの時代にもこうした問いはあっただろうし、私もずっと問い続けている。 これからの世の中、どう年を取っていけばいいのかわかった気がしない。 そうしたなか、最近、気になるに出会った。それを紹介しながら、高度な資主義と高度な高齢化社会の組み合わせについて書いてみる。 100年時代の人生戦略を語った『ライフシフト』 まず、を紹介しよう。 今回出会ったはリンダ・グラットン/アンドリュー・スコットという二人のロンドンビジネススクール教授が著した『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』というだ。 書はまず、従来までのエイジングを教育のステージ・仕事のステージ・引退のステージの3ステージ構成とみなし、それが時代遅れになっていると指摘する。 確かに。寿命が延びて就労期間も延びたのだから、若い頃に教育を受けたきり何も学ばなければ、働き口は狭くなり

    勝ち組にしか未来のない人生100年社会は、個人より社会が間違っているんじゃないの?
    velvetgrouse
    velvetgrouse 2022/07/08
    日本はなぜか最低賃金でも働く人が沢山いる。しかもちゃんと仕事ができる人が。それで賃金が上がるわけがない。みんながそんな低賃金に手を出さなければ良いのに、なぜか甘んじる。社会全体が囚人のジレンマ。。。
  • ビットコインの金額は今ですら全然安い。その理由について。

    ちょっと前からビットコインについて色々書いてきたけど、今回はビットコインというよりも暗号通貨が私達の社会にどのような変革をもたらすのかについて記述していこうと思う。 仮想通貨には当に価値がないのだろうか? よくビットコインを始めとする仮想通貨は価値の裏付けがない幻想の上に成り立つ通貨だから、いつか絶対に価値が消失するという人がいる。 でも実際のところ、どうなんだろう? 仮想通貨には当に価値がないのだろうか? 実のところ僕も最初はビットコインの価値が正直よくわからなかった。 国際送金に役に立つとか言われても、そもそも国際送金なんてした事はこれまで生活してきて殆どなかったし、今後も恐らくない。 そんなごくごく一部の人達の需要にしか使われないものに、果たして価値を見いだせるかというと、正直僕には難しかった。 あるいはビットコインはデジタルゴールドになりうると言っていた人もいた。 これについて

    ビットコインの金額は今ですら全然安い。その理由について。
    velvetgrouse
    velvetgrouse 2021/12/31
    2022年を迎えるにあたり、ここで言及されていることが次々と実現されている。
  • 「叩いて構わない奴は、とことん叩いていい社会」を、子どもたちは見て育つ。

    オンラインでもオフラインでもしばしば思うことがある。 今日の日社会では、ネットであれテレビであれ 「バッシングを公認されるような過失・落度のある相手は、どれだけ叩いても構わない。その際、相手がどうなるかは配慮しなくて構わない。それが社会だ と言いたくなる風景がしばしばみられる。 なにか不祥事や事故があったら、法的責任が問われるだけでは済むとは限らない。 その責任者は罵倒され、ときには土下座させられる。 法的責任を追求するのとは別に、“感情を納得させる”ために罵倒すること・土下座させることを正義とみなす空気が発生することもある。 もちろん、そうした罵倒や土下座に警察が口出しをすることはない。 最近になってようやく、マスメディアが苦言を呈するようになったぐらいだ(ただし、マスメディアが煽ることもまだある)。 罵倒や土下座強要は、被害届を受理するほどのものではないし、仮にそれで誰かがうつ病にな

    「叩いて構わない奴は、とことん叩いていい社会」を、子どもたちは見て育つ。
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    velvetgrouse 2020/09/04
    日本が平和で安全である理由。外国人が増えてもそれほど犯罪が増えない理由。それは法的責任よりも社会的に抹殺される恐怖から。日本は恐ろしい国。
  • 「言い切る人」が強すぎる。

    私はコンサルタントだった時、上司から 「コンサルタントは意思決定するな」と口を酸っぱくして言われた。 「特に人事。人事に関しては、意見表明もできる限り避けること」 とまで言われた。 例えば、「ウチの取締役、どう思う?」など、人の印象について聞いてくる経営者は少なくない。 確かに、結構怖い質問だ。 その一言が、どのように波及するかわからないのだから。 それに対しては 「社長のお考えを聞きたく」と言い、はぐらかせ、というのだ。 要するに、リスクヘッジである。 「それでも、意見を求められたら、どうしますか?」と質問すると、 「それを言える立場ではないと言いなさい」と指導された。 * しかし後日、一人の経営者に意見を求められた時のこと。 社長は「あいつのパフォーマンスについて、どう思う。」と私に尋ねた。 あー、答えちゃいけないやつだ、と思い、「社長のお考えを聞きたく」というと、 「意見を求められた

    「言い切る人」が強すぎる。
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    velvetgrouse 2020/06/19
    その通りだと思う。しかしそれを言ってのけるにはその力の源泉もまた必要。居酒屋で日本の外交を語るようなおっさんになってはいけない。
  • 天才プログラマーの「締切に対する考え方」に、感銘を受けた。

    わたしは、ビジネスノウハウが嫌いだ。大嫌いだ。 個人で効率化できる部分なんてかぎられているのに、「お前が努力すれば成果を出せる」的なのが気にわない。 それなら先に、ムダな会議を減らせって話だ。 ……というひねくれ者のわたしだが、とあるに出会って、自分でもちょっと戸惑うくらい感銘を受けてしまった。 どうやらわたしは今まで、”2流”のビジネス書しか知らなかったらしい。 Windows95の基礎をつくった天才プログラマーが語る、3つの仕事術 わたしが手に取ったのは、『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』というだ。 ふだんこういったはあまり読まないけど、kindle Unlimitedで読めるし、評価が高かったから、気まぐれでダウンロードしてみた。 著者は中島聡氏。 1960年北海道生まれ。早稲田大学高等学院、早稲田大学大学院理工学研究科修了。 高校時代からパソコン系雑誌『週刊アスキー』

    天才プログラマーの「締切に対する考え方」に、感銘を受けた。
  • 「本を読むのが苦手」な人は、これからとても不利な状況になるかもしれない。

    直木賞作家であり、シナリオライターでもあるの向田邦子さんは、が大好きだったらしい。 エッセイを読むと、好きの様子が微笑ましく書かれている。 乱読で読みたいものを手当たり次第に読む方である。 寝転がって読み、ものをいながら読む。 ページを折ったりシミをつけたりは毎度のことで、を丁寧に扱う人から見たら風上にも置けない人種であろう。 (中略) 読書は、開く前も読んでいる最中もいい気持ちだが、私は読んでいる途中、あるいは読み終わってから、ぼんやりするのが好きだ。 砂地に水がしみとおるように、体のなかに何かが広がってゆくようで、「幸福」とはこれをいうのかと思うことがある。*1 向田邦子さん同様、個人的に読書はなかなか質の高いエンタテインメントだとは思うのだが、もちろんそこは人それぞれで、を読まない人はかなり多くいる。 そう言う方々から言わせれば、読書など時間の無駄なのだろう。読書に全く興味

    「本を読むのが苦手」な人は、これからとても不利な状況になるかもしれない。
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