ブックマーク / p2ptk.org (17)

  • かくしてGoogleはスパマーに敗北した | p2ptk[.]org

    以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「Google reneged on the monopolistic bargain」という記事を翻訳したものである。 Pluralistic 驚くべきことに、かつてAltavistaやYahooをふっと飛ばし、魔法の検索ツールで世界を驚かせたGoogleが、突如クソの山になってしまった。 Googleの検索結果はひどいものだ。ページの上部はスパム、詐欺、広告だらけだ。始末に終えないのは、その広告も詐欺だらけなのだ。時には、資金力のある敵対者がGoogleを出し抜いて大金を稼ごうと大掛かりな詐欺が試みることもある。 https://www.nbcnews.com/tech/tech-news/phone-numbers-airlines-listed-google-directed-scammers-rcna94766 しかし通常、こうした詐欺を働くのは

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    wkatu 2024/04/23
    『Googleが我々に他の選択肢を試させないために年間260億ドルを無駄にしているとき…非常に苛立たしく感じる。彼らが700億ドルを金融工学に蒸発させ、10人に1人のエンジニアを解雇するとき、そいつはもはや言語道断だ』
  • 資本家をビビらせろ | p2ptk[.]org

    以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「Precaratize bosses」という記事を翻訳したものである。 Pluralistic 詩人アンジェロウの「人が性を見せたら、それを信じなさい」という言葉、政治における「すべての非難は自白である」という自明の理のを組み合わせると、次のようになる。「誰かがあなたを悪徳だと非難するたびに、その人は自分自身の性を見せているのであり、あなたはそれを信じるべきだ」。 そうした非難について考えてみよう。CARES法による対コロナ緊急経済対策の小切手をめぐる道徳的パニックを覚えているだろうか? 支配階級の代弁者たちは、ありとあらゆるケーブルテレビに出演し、「こんなことをしたら、誰も働きたがらなくなるだろう」と口々に不満を漏らした。労働者は、すべて――家、子供、冷蔵庫の料など――を失うことへの恐怖心のみに突き動かされて仕事に就くのだと彼らは考えている。 こ

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    wkatu 2024/04/21
    『彼らの非難ーー自分の損失を怖れるときにだけ他者を公正に扱うーーは、まさに自白なのだ。つまり、我々を公正に扱わせるためには、彼らを怖れさせよ、と。』
  • 検閲の大部分は「自己検閲」で成り立っている――国家による検閲と個人の自己検閲/仲介者検閲 | p2ptk[.]org

    以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「The majority of censorship is self-censorship」という記事を翻訳したものである。 Pluralistic 私は多くの博識者を知っているが、エイダ・パーマーは別格だ。優れたSF作家であり、優れた歴史家であり、優れた脚家であり、優れた歌手であり……。 – https://pluralistic.net/2022/02/10/monopoly-begets-monopoly/#terra-ignota パーマーは友人であり同僚だ。2018年、彼女とエイドリアン・ジョーンズ、そして私は、シカゴ大学歴史学部(エイダは宗教裁判とルネサンス期の禁忌の知識を専門とするテニュア教授)で「印刷機からインターネットまでの検閲、情報統制、情報革命」という大学院セミナーを共同で行った。 – https://ifk.uchicago.e

    検閲の大部分は「自己検閲」で成り立っている――国家による検閲と個人の自己検閲/仲介者検閲 | p2ptk[.]org
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    wkatu 2024/04/18
    「ほとんどの検閲は自己検閲だが、大部分の自己検閲は外部の権力によって意図的に培われたものである」
  • 食糞AIがもたらす危機:botshitの肥溜めと化すインターネットの未来 | p2ptk[.]org

    以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「The Coprophagic AI crisis」という記事を翻訳したものである。 Pluralistic SF作家が正気を保ち続けるためには、サイエンス・フィクション(未来的な思考実験)と予言とを区別できなくてはならない。それができない作家は、自分が未来を見通せる預言者だと勘違いしてしまう。「見よ!これが!未来だ!」と。 実際のところ、SF作家は「しかけ」を使っているに過ぎない。光速航行や時間旅行といった「しかけ」を用いて冒険ストーリーを編み、思考実験を楽しめるようにしている。こうした「しかけ」は、物語の舞台装置に過ぎず、科学的に裏付けられた「提案」ではない。 かつては、一部の作家や読者がSFを予言と勘違いしても、さして問題にはならなかった。SF=予言という妄想に駆られた人々に、社会を間違った方向に再構築する力がなかったからだ。しかし、SFに取り憑か

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    wkatu 2024/04/16
    『「訓練データを増やせばAIの予測精度を線形的に改善する」という命題は単なる信仰に過ぎないが、「AIの出力を訓練データに使うと、AIは指数関数的に悪化する」のは事実』
  • メタクソ化するTiktok:プラットフォームが生まれ、成長し、支配し、滅びるまで | p2ptk[.]org

    メタクソ化するTiktok:プラットフォームが生まれ、成長し、支配し、滅びるまで投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2023/3/292023/3/29 Pluralistic プラットフォームはこのように滅びていく。まず、ユーザにとって良き存在になる。次に、ビジネス顧客にとって良き存在になるために、ユーザを虐げる。最後に、ビジネス顧客を虐げて、すべての価値を自分たちに向ける。そうして死んでいく。 私はこれを「メタクソ化(enshittification)」と呼んでいる。プラットフォームが容易に価値の配分方法を変更できることと、プラットフォームが買い手と売り手の間に陣取ってそれぞれを人質にし、両者の間を通過する価値のシェアをますます大きくする「両面市場」の性質によって生じる必然的な帰結である。 産声を上げたばかりのプラットフォームはユーザを必要とする。それゆえ、はじめはユーザにと

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    wkatu 2023/04/17
  • 米国政府によるTiktok禁止、何が問題なのか | p2ptk[.]org

    米国政府によるTiktok禁止、何が問題なのか投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2023/3/252023/3/25 Electronic Frontier Foundation 言論と自由と結社の自由には、コミュニケーション技術を選択する権利も含まれる。何を言うか、どこで言うか、誰に言うかを政治家に指図させてはならない。 多くの人が世界中の人々と情報交換するために選択した技術であるTikTokに対し、米国で規制を求める声が高まっていることを我々は懸念している。そうした踏み込んだ行動に出る前に、政府は少なくとも現実の問題とその必要最低限(narrow tailerd: 厳密に調整された)の解決策を具体的な証拠に基づいて提示しなければならない。今のところ、政府はそれをやっていない。 ソーシャルメディアプラットフォームをふくめ、ほぼすべてのオンラインビジネスが膨大な個人データを収集

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    wkatu 2023/03/25
    『反ゲイ団体がゲイの神父を特定するためにデータを買い、選挙否定論者が不正投票を証明するといってデータを買っている』ような現状でTiktokだけ目の敵にして規制しても無意味だ、と
  • 生成AIと『猿の手』の呪い:著作権を強化してもクリエイターは救われない | p2ptk[.]org

    生成AIと『猿の手』の呪い:著作権を強化してもクリエイターは救われない投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2023/3/32023/3/3 Pluralistic ジェネレーティブAIを伝えるメディア・ショーは(自社ソフトの魔術的な力をまくし立てるAI企業の主張を延々と繰り返しているだけだが)、当然のことながら、メディアやテック企業の搾取によってトラウマを植え付けられているクリエイターたちの懸念を引き起こした。 「AI」の主張が大げさに誇張されているとはいえ、クリエイターが警戒するのは当然と言える。彼らのボスはクリエイターをクビにして、柔軟なソフトウェアに置き換えることばかりを望んでいるのだから。クリエイティブ産業は、オーディエンスにはクリエイティブな作品にお金を支払えと言いながら、クリエイターの作品を市場に送り出すにあたっては、クリエイターへの対価を最小限に抑えるべきコストとみ

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    wkatu 2023/03/04
    『結局、ラッダイトは紡績の自動化に抵抗したのではなく、自動化の推進に加わり、その配当の公正な分配を望んだのだ。』
  • 検索チャットボット狂想曲:ChatGPTに翻弄されるGoogleのご乱心 | p2ptk[.]org

    検索チャットボット狂想曲:ChatGPTに翻弄されるGoogleのご乱心投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2023/2/262023/2/26 Pluralistic 真に驚くべきことは、検索の未来が関連資料へのリンクではないとMicrosoftが判断したことではない。検索の未来が虚言癖のあるチャットボットが吐き出した華美なパラグラフにあると判断したことだ。さらに注目すべきは、Googleもそれに同調していることである。 Bingに何十億ドルと費やしてきたのに、見向きもされてこなかった。その意味では、バカをやらかしたほうが成功の可能性はあるのかもしれない。だが、世界の検索シェアの90%以上を占める独占企業のGoogleが、なぜMicrosoftと同じ崖から飛び降りなきゃならないのか。 この件に関して、ダン・ホンのMastodonスレッドが実におもしろかった。彼はBingとGoo

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    wkatu 2023/02/26
    『「物言う投資家」を喜ばせるために12000人の人員を解雇した……その同じ年に700億ドルの自社株買いを宣言したが、その額は12000人のGoogle従業員の27年間雇えるだけの金額』
  • 色を奪うAdobe | p2ptk[.]org

    Pluralistic 信頼してきた製品を企業に壊され、何十年もかけて作ってきたものを台なしにされたら、怒りがこみ上げるのも当然である。企業もそれを承知で、サプライヤを非難してあなたの怒りを逸らそうとする。もちろん、サプライヤに非があることもある。だが、企業が非難されるべきことも数多くあるものだ。 たとえば、Apple中国のApp StoreからあらゆるVPNアプリを削除し、中国のクラウドサーバにバックドアを設けた際、Appleはそれを中国政府のせいにした。だが中国政府は、Appleがデバイスを囲い込んでいるからこそ、中国のユーザがサードパーティ製アプリをインストールできないことをよく知っていたのである。 つまり、機能するVPNやオフショアクラウドを利用するアプリをApp Storeから削除するよう命令すれば、Appleユーザを中国政府の監視下に閉じ込めることができる。プライバシーツール

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    wkatu 2022/11/08
  • Cuecatの後はずっと下り坂だった――なぜテクノロジーの未来は「暗く、灰色に」見えているのか | p2ptk[.]org

    What will it take for us to get that feeling back? I don’t think it’s just my nostalgia, is it? There’s no longer anything being promised to us by tech companies that we actually need or asked for. Just more monitoring, more nudging, more draining of our data, our time, our joy. — Shannon Vallor (@ShannonVallor) August 16, 2022 今日、ウィル・ウィートンがTumblrでこれに応えた。「もはや、『これが私の人生をどう変えてくれるのか/良くしてくれるのか』という感覚はほと

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    wkatu 2022/11/06
    「おそらく……私たちが本当に必要とし、求めるものが、テクノロジー企業から約束されることはもはやないのだ。ただただ、次なる監視が、次なるナッジが、次なるデータ・時間・喜びの消耗がもたらされるだけで」
  • なぜクリエイターは“業界”に搾取されるのか――AmazonのTwitch買収とモノプソニー | p2ptk[.]org

    なぜクリエイターは“業界”に搾取されるのか――AmazonのTwitch買収とモノプソニー投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2022/9/302022/9/30 AmazonがTwitchを買収した際、新たなコングロマリットの誕生によって一層効率的になり、ストリーマーと視聴者、すべての人に利益がもたらされるだろうと聞かされた。こうしたストーリーは反競争的な合併が起こるたびに語られているが、いつだって嘘っぱちである。 AmazonによるTwitch買収がもたらすとされていた最大の効率性となにか? 帯域コストの削減だ。ストリーミングサービスを運営する上で最大のコストは帯域である。そして、Amazon Web Serviceはクラウドコンピューティング界で比類なき巨人だ。Amazonはすでに大規模なインフラを買収・構築しており、たとえ所有していないスタックであっても、優遇措置を要求で

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    wkatu 2022/10/01
    『労働力の買い手市場から逃れたくても、個人で交渉するなどはできない……40年に渡る新自由主義の洗脳によって、我々は“個人の集合”以上の意味を持つ“運動としての行動”を想像できずにいる』
  • 「ブロックチェーン・バーチャル搾取工場」の怖い話 | p2ptk[.]org

    2004年、Game Developers Conferenceから帰ってきたが、突拍子もない話を聞かせてくれた。登壇した講演者が、米国とメキシコの国境に搾取工場を建設して、低賃金労働者にEverquest(訳注:1999年にローンチしたMMORPG)の反復作業をさせてバーチャルゴールドを集め、それをEbayで怠惰な富裕層プレイヤーに売りさばいたと話していたのだという。 その講演者は有名なホラ吹きだったので、当時はみんな半信半疑だったが、私の想像力は掻き立てられた。キーボードの前に座り、上司の目を盗んで書き上げたのが、国境を越えたゲーム内労働組合を結成する「ゴールド・ファーマーズ」の物語、『エインダのゲーム』だ。 https://www.salon.com/2004/11/15/andas_game/ 意外にも『エインダのゲーム』はヒットした。その年のベスト・アメリカン・ショートストーリ

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    wkatu 2022/09/11
  • 人権との衝突コースを突き進む欧州「デジタルサービス法」 | p2ptk[.]org

    Electronic Frontier Foundation 昨年、EUはデジタルサービス法(DSA)案を公表した。発表当時は、ビッグテックの力を抑制し、欧州インターネットユーザが自らのデジタルライフをコントロールできるようにする野心的で思慮深い法案のように思われた。世界最大の経済圏であるEUが、役に立たず、人権と相容れないテクノロジー規制に終止符を打とうとしているかのように見えたからだ。 我々は(慎重ながらも)楽観的だった。だが、懸念がなかったわけではない。EUに過剰ブロッキング、低性能、独占維持の著作権フィルターの義務づけをもたらした良からぬ考えを持ったまさにその連中が、DSAを欧州市民の言論を自動フィルタリングするための新たな口実にするのではないかと。 その懸念は間違いではなかった。 2019年著作権指令は、あたまのわるい「AI」に欧州27加盟国、5億人のデジタル表現を管理させるに至

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    wkatu 2022/02/10
  • Googleに騙されてはいけない:FLoCは邪悪なアイデアである | p2ptk[.]org

    Electronic Frontier Foundation サードパーティクッキーは死につつある。そしてGoogleはその代替手段を作ろうとしている。 ご承知の通り、クッキーの死を嘆く必要など微塵もない。サードパーティクッキーは20年以上に渡り、ウェブ上の不気味で胡散臭い、数十億ドル規模の広告監視産業の要であった。だが、その基盤に暗雲が立ち込めるようになったことで、最大手のプレイヤーはなんとか窮地を脱しようとしている。 Googleは、サードパーティクッキーを新たなターゲティング広告テクノロジーにリプレイスするべく奔走している。その提案のいくつかは、Googleが従来の監視ビジネスモデルへの批判から正しい教訓を学んでいないことを露わにしている。稿では、おそらく最も野心的で、最も有害な影響を及ぼしうる提案の1つであるFLoCに焦点を当てる。 FLoCは、サードパーティトラッカーが行ってい

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    wkatu 2021/03/06
  • 「著作権フィルターに検出されそうな曲をかけてライブストリーミングを妨害しようとした警官」は氷山の一角に過ぎない | p2ptk[.]org

    「著作権フィルターに検出されそうな曲をかけてライブストリーミングを妨害しようとした警官」は氷山の一角に過ぎない投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2021/2/21 Electronic Frontier Foundation 窓口の警官とのやり取りをライブストリーミングで配信しようとしたところ、その警官は音楽をかけ始めた。2月5日、活動家とビバリーヒルズ警察とのやり取りの最中、サブライムの「サンテリア」が再生された。その警官は水晶玉を持ってはいなかったのだろうが、著作権フィルターには随分と詳しかったようだ。 撮影を察知した警官が爆音で音楽を再生し始めた理由はお察しのとおりだ。警官はInstagramの過剰な著作権フィルターに音楽を検出させようとしたのだろう。Instagramの著作権フィルターは、実際のコンテンツの内容ではなく、BGMを検出してストリーミングを停止してしまう。こ

    「著作権フィルターに検出されそうな曲をかけてライブストリーミングを妨害しようとした警官」は氷山の一角に過ぎない | p2ptk[.]org
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    wkatu 2021/02/21
  • COVID-19:政府が求める新たな監視能力をどう評価すべきか | p2ptk[.]org

    Electronic Frontier Foundation COVID-19は、私たちがこれまでに経験したことのないほどの公衆衛生の危機をもたらしている。だが、政府が要請するハイテク監視権限の強化は、これまで幾度も目にしてきたものだ。もちろん、なかには市中感染の拡大の分析に様々なデータを活用しようという善意からの提案もある。危機的状況の真っ只中にあろうとも、監視はプライバシーを侵害し、表現の自由を奪い、弱い立場の人々に不公正な負担を強いるものであることを考えれば、監視を求める政府の要求を注意深く評価しなければならない。監視というものは、油断していると簡単に密かに行われるようになる。そして、ひとたび監視を許してしまえば、危機が去った後も恒常的に行われるようになってしまう。たとえば911のテロ事件から20年近くが経過した現在も、NSAは大規模インターネット監視を継続している。 したがって、政

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    wkatu 2020/05/09
  • 日米FTA:「日米デジタル貿易協定」という米国への貢物 | p2ptk[.]org

    日米デジタル貿易協定が今日にも国会で承認されそうな雲行きだ。 この協定は、極めて危険というわけではなさそうだが、さりとて国内プラットフォームが「世界を舞台に成長していく大きなチャンスになる」かのように謳う首相答弁には失笑を禁じえない。 協定では、デジタル関税の禁止、相手国のデジタルプロダクトへの差別的待遇の禁止、日米間のデータ移転の制限の禁止、相手国企業へのサーバ等設置強制の禁止、ソフトウェアコードやアルゴリズム開示義務づけの禁止、暗号法の開示強制の禁止、デジタルプラットフォームに対するセーフハーバーの確立などが定められている。 手短に要約すれば、日国内で活動する米国大手テクノロジー企業に対するデジタル関税/非関税障壁のリスクを低減する経済的な側面と、米テック企業の持つ情報を相手国に握らせないようにする(主に中国を念頭に置いた)安全保障的な側面を併せ持った協定ということになる。 前者に関

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    wkatu 2019/12/30
    『協定全体としては米国のデジタル保護主義を丸々受け入れたと言われても仕方のない内容』
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