ビットコインブロックチェーンにプログラマビリティ(プログラム可能性)をもたらすRootstockの新たな計画は、1年以内に実現される可能性がある。 このプロジェクトは、基盤となっているコードに大きな変更を加えることなく、ビットコイン上のレイヤー2ネットワーク開発を実現する可能性がある。 アルゼンチンのプログラマー、セルジオ・デミアン・ラーナー(Sergio Demian Lerner)氏は、オースティンで開催された開発者会議「Bitcoin++」で5月1日、このプロジェクトについて語った。 ビットコインブロックチェーンのレイヤー2プロトコルに取り組むRootstockは、プログラマビリティの改善を目的とした「BitVMX」プロジェクトの詳細を明らかにした。BitVMXは昨年、開発者のロビン・ラインズ(Robin Lines)氏が発表して話題を呼んだ「BitVM」をもとにしている。 ブエノス
Lerner氏はBitVMXについて、1日から4日まで米テキサスで開催されているビットコインの技術的なイベント「bitcoin++」でプレゼンを実施。同氏がプレゼンを行うことは以前から知られていた。 In one hour, approximately we'll be presenting BitVMX at btc++. Watch it here: https://t.co/Bf5H7oUH3G — Sergio Demian Lerner (sergio.lerner.rsk) (@SDLerner) May 1, 2024 BitVMXの開発が必要とされる理由は、ビットコインの設計にある。今回公開されたホワイトペーパーでは、ビットコインはセキュリティ上の理由から機能を制限して2008年にリリースされたと説明している。 そして、この時の設計によって悪意ある行動からネットワークを保護
この記事は、Sovereign Matt さんによって書かれた「Introducing Nostr: The Free Speech Protocol」(原文英語/2023年4月4日公開) を、当サイトの運営者 yutaro が許可を得て【全文日本語訳】しています。 Nostrとは? Nostrプロトコルは2020年11月7日に開始され、匿名のビットコイン開発者FiatJafによって構築された。 Nostrはシンプルでオープンなプロトコルであり、ビットコインのようにグローバルで分散型の検閲に強いネットワークを実現する。 Nostrは信頼できる中央サーバーに依存しない。 NostrはHTTPやTCP-IPと同様に、誰でも構築できるオープンスタンダードだ。シンプルなので、ソーシャルメディア体験のようなアプリケーションを簡単に構築でき、ビットコイン・ライトニング・ネットワークのような様々なオープ
これまでBitcoinのP2Pレイヤーの通信は暗号化されておらず平文でメッセージがやりとりされている。基本的にBitcoinの場合、ブロックやトランザクションなどのデータは誰もが共有する台帳データで機密性のあるデータではないから。 ただ、リレーされるデータ自体は公開データであるものの、平文の通信には以下のような課題もある: ノードのP2P接続を観察可能なプレーヤー(ISPなど)に対して、トランザクションソースやタイミングに関する情報を与えることになる。 平文なので途中でデータの改ざんリスクがあり、その検出も難しい。 接続時に固有のマジックバイトで通信が始まるのでBitcoinのP2P接続であることを簡単に識別することができる。 BIP-324では、これらに対処するためトランスポート層の通信を暗号化するv2トランスポートプロトコルを定義している。v2トランスポートプロトコルを利用すると、ネッ
オンライン決済プラットフォームを提供するStripeの共同創設者兼社長であるジョン・コリソン氏が、Stripeで仮想通貨による決済を復活させることを2024年4月25日に開催されたイベント「Stripe Sessionws 2024」の基調講演で明らかにしました。Stripeが仮想通貨決済を認めたのは、2018年4月にビットコインのサポートを停止して以来6年ぶりとなります。 Crypto is back. @Stripe will start supporting global stablecoin payments this summer. Transactions instantly settle on-chain and automatically convert to fiat. Join the waitlist https://t.co/hws2OsU3Id and watch
経済分析レポート 日本、米国、欧州、アジア、新興国経済に関する様々な分析レポート 経済指標レポート 世界各国の経済指標に関するタイムリーな情報、解説レポート 経済見通しレポート 日本、米国、欧州、アジア経済に関する今後の見通しレポート 金融市場レポート 株価・金利・為替マーケットおよび金融政策に関するレポート ライフデザインレポート 主に生活に関連した研究レポート、調査結果のプレスリリース 第一生命経済研レポート 経済・金融市場に加え,様々な話題を取り上げた月次レポート ビジネス環境レポート 労働、環境、技術、外交などビジネス・社会環境に関する研究レポート 1分でわかるトレンド解説 注目のトレンドワードについて、わかりやすく1分で解説したレポート
こんにちは、富士榮です。 ちょっと前に某所でダメダメな認証系の技術実装ってなんだろうねぇ、、という話をしていたことをXで呟いたところ、色々とご意見を頂けましたのでまとめて書いておきます。 考えていると結局のところ、サービス提供側が意図していることとは全然違うことが起きている気がするので、この辺はしっかり考えて実装したいところですね。(実装ミスは問題外として) カテゴリ滅びてほしいもの実装側がやりたいこと利用者が感じること実際に起きていること代替手法認証CAPTCHAbot避けぐにゃぐにゃ文字が読めない バイクと自転車の違いとは?ユーザの離脱、カゴ落ちパスキーの利用 新しいタイプのCAPTCHA(通常は画面に出ない) リスクベース認証との組み合わせによる抑制認証パスワード誰でも使える認証手段の用意忘れる。複雑なパスワードをそれぞれのサービス毎に管理するのは無理パスワードの使い回し。パスワード
フィアット 最近「ビットコインのレイヤー2」っていうブロックチェーンとか、仮想通貨の銘柄をたくさん見かけるんだけど… 仮想通貨の世界ではバズワードに乗っかろうとするプロジェクトが非常に多く、過去にはDAO・DeFi・NFTなどとの関連性をうたったトークンが大量に登場しました。 そして最近ではビットコインとの関連性を打ち出すプロジェクトが増えており、「ビットコインのレイヤー2」が乱立する事態となっています。 この記事では、ビットコインのレイヤー2が増えている理由や、現状広がっているビットコインL2の懸念事項を紹介するよ。 バッジャー君 本記事のざっくりまとめ ビットコインのレイヤー2を名乗り、トークンの購入を誘うプロジェクトが増えている レイヤー2は元々トラストレスな形でレイヤー1の機能を強化する技術を指していたが、最近では定義が歪められており、ビットコインとは別のチェーンで独自トークンを発
英語の「Authentication」を整理する ここからは先ほどの分類で言うところの「ユーザ認証」としての「認証」、つまり英語の「Authentication」に該当する「認証」について、さらに整理を進めていきます。 先ほど、「ユーザ認証」を「システムを利用しようとしているユーザを、システムに登録済みのユーザかどうか識別し、ユーザが主張する身元を検証するプロセス」と説明しました。「ユーザの識別」と「身元の検証」はユーザ認証に欠かせませんが、実際は他にも「ユーザの有効/無効状態の確認」や「検証に成功した場合の身元の保証(アクセストークンの発行等)」などの処理も一般的にユーザ認証のプロセスには含まれます。 ここで冒頭の「○○認証」を振り返りましょう。パスワード認証、SMS認証、指紋認証、顔認証は実はここで言うユーザ認証には該当せず、ユーザ認証中の一処理である「身元の検証」を担っていることがお
Protocols, Not Platforms: A Technological Approach to Free Speech の翻訳記事 前置き 本エントリは、 原題: Protocols, Not Platforms: A Technological Approach to Free Speech Altering the internet’s economic and digital infrastructure to promote free speech の翻訳記事です。 deepl翻訳をベースに、原文との文意の相違、翻訳抜けを修正・追記しています。 プラットフォームではなくプロトコルを: 言論の自由への技術的アプローチ 言論の自由を促進するために、インターネットの経済的・デジタル的インフラを変革する BY MIKE MASNICK AUGUST 21, 2019 インターネ
ジャック・ドーシー氏率いる決済会社のBlockが、独自のビットコインマイニング用チップの開発を完了し、「世界をリードする半導体ファウンドリ」と設計を進めている段階にあると発表しました。 Latest updates: 3nm chip headed to the foundry, our new mining system, and more https://www.mining.build/latest-updates-3nm-system/ Block (formerly Square) building its own bitcoin mining system https://www.cnbc.com/2024/04/23/block-formerly-square-building-its-own-bitcoin-mining-system.html Blockは2021年にマイ
アフリカの豊富な再生可能エネルギーを活用することで、現地の農村への電力供給と、持続可能な仮想通貨のマイニングの両立を目指すベンチャー「Gridless」を、アメリカのニュースメディア・CNBCが取材しました。 Gridless | At the Frontier of Bitcoin Mining in Africa https://gridlesscompute.com/ Bitcoin miner Gridless, backed by Block, builds site at Kenya volcano https://www.cnbc.com/2024/04/20/bitcoin-miner-gridless-backed-by-block-builds-site-at-kenya-volcano.html 分散型再生可能エネルギーベンチャー「Gridless」は、Twitter
現在、国内の一部の暗号資産(仮想通貨)取引所*1 同士で、暗号資産の送金ができない状況が発生している。もちろん金融庁がしっかりと認可した国内の取引所間での話だ。なぜそのような状況が生まれてしまったのか。その理由はトラベルルールと、日本の取引所の対応にある。 この記事では、昨年日本の暗号資産業界でのトラベルルール採用において生じた課題や、今月発表された一部取引所の新たな動きについて、業界関係者への取材内容とあわせ紹介していく。 「トラベルルール」とは? 分かれた日本の取引所の対応 トラベルルールとは、「ユーザーの依頼を受けて暗号資産の出金を行う取引所が、出金依頼人と受取人に関する一定の事項を、出金先となる受取人側の取引所に通知しなければならない」というルール。一定の事項は、顧客の氏名や住所又は顧客識別番号などの情報だ。 このルールは、マネーロンダリングやテロリストへの資金供給を防ぐ対策の基準
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