日本トンデモ本大賞(にほんトンデモぼんたいしょう)は、日本で前年度に刊行された数多の書物の内でもっともトンデモないもの、すなわち最高のトンデモ本を選んでしまおうという企画である。と学会で選定した数冊のノミネート本のほか、一般投票で候補作として推薦された本のうち、最も多くの票を集めた本が大賞とされた。 第1回は1992年に日本SF大会の一コーナーとして行なわれ、第2回以降はこれをきっかけに発足したと学会によって、やはり主に日本SF大会の一部として開催されてきたが、2003年からは同団体主催の独立したイヴェント[注釈 1]になった。 選考方法・投票の傾向[編集] 前年で一年間に発売された書籍の中から「特にトンデモないもの」数冊がノミネートされた。第22回までの選考権者は会長の山本弘。 会長はじめ運営委員を中心とするメンバーによって座談会形式のプレゼンテーションが行われ、ノミネート作の紹介の後そ
新刊案内で目にして以来、ずっと楽しみに待っていた1冊です。 牧眞司、大森望編『サンリオSF文庫総解説』(本の雑誌社) 終刊(1987年)から30年近い年数が過ぎ、いっときの古書価高騰も落ち着き、主要作の多くが他の文庫から復刊されるなど、この10年ほどで、そのレア感に関してはずいぶん変化がありましたが、それでも、今なお古くからのSFファンの多くにとって、特別な存在であり続けている「サンリオSF文庫」。 そのような特別な存在でありながら、これまで、単行本に全点目録が掲載されたり(『ニッポン文庫大全』ダイヤモンド社)、雑誌の特集などで取り上げられたりしたことはありましたが、その全貌を書誌情報を含めてきちんとまとめた本は、意外なことに1冊もありませんでした。そこに、満を持して、という感じで登場したのが、今回の『サンリオSF文庫総解説』。オールドSFファンには感涙の1冊でしょう。もちろん、内容的には
2014年2月マ日 今月1日発売の『BRUTUS』は「手放す時代のコレクター特集」。企画段階から協力していて、ぼく自身もエッセイも寄稿しています。どのようなコレクション遍歴を経て「エアコレクター」の境地に辿り着いたのか? そんな感じの話を書きました。 どういう台割で掲載されるのかと思ったら、世界的アートコレクターのドロシーさんと、膨大な蔵書を持つことで知られる立花隆さんの記事の間に挟まっていて、たいへん恐縮です。 ドロシーさんのコレクションは映画にもなっているので、興味のある人は『ハーブ&ドロシー』を見てほしい。 BRUTUS (ブルータス) 2014年 2/15号 [雑誌] マガジンハウスAmazon 2014年2月ニ日 レギュラー執筆陣に入れてもらっている雑誌『フリースタイル』。ぼくが書き始めたのは19号からなので、以後は毎号送ってもらっているが、そうなると18号以前も揃えたくなるのが
最近炎上していたこのまとめがとにかくひどい。 「クソフェミ「まずは本を読め!」俺ら「どの本を?」のテンプレに答える本当にフェミニズムが学べる5冊の本」 とりあえずこのまとめのひどさはいくつもあるのだが、 ・タイトルに「クソフェミ」というのが入っている時点で、フェミニズムを侮蔑する気が全身から汗のようににじみ出ている。真面目に謙虚さと疑いを持って学ぶ気はないようだ。 ・そもそもフェミニストが「まずは本を読め」というのをテンプレ的に言ってくるという状況があまり想像できないが、それはともかくとして他の専門分野で妙なことを言うと「本を読んでから言え」と言われるのは当たり前なのに(宇宙、地震や火山、医学、歴史など)なぜフェミニズムだけこんなにウザがられているのか理解できないし、また関心があるという人に本をすすめるのは別に普通である。 ・フェミニズムについて知りたいくせにいきなりロールズやセンをすすめ
2015年02月08日 SF小説のおすすめ教えて Tweet 72コメント |2015年02月08日 15:00|書籍・読書|Editタグ :SF小説 1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/08(日) 04:43:28.10 ID:eW2w7xd70.net お願い 当ブログサイトはアフィリエイト広告、バナー広告を利用しています。 2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/08(日) 04:44:08.09 ID:UyldkKqEa.net 定番だけどハインラインのは良いと思うよ 4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/08(日) 04:45:08.64 ID:ueqSKwz10.net >>2 宇宙の孤児が面白かったから今 月は無慈悲な夜の女王見てる 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748) 6
作家自身は、どんな「本屋のお客」なんだろう?そしてどんな「本の読者」なんだろう? そんな疑問を、作家の方々に直撃インタビューです。 作家の読書道 第155回:津村記久子さん 主に大阪を舞台に、現代人の働くこと、生活すること、成長することをそこはかとないユーモアを紛れ込ませながら確かな筆致で描き出す芥川賞作家、津村記久子さん。昨年は川端康成賞も受賞。幼い頃から本を読むのが好き、でも、10代の頃は数年にわたり、音楽に夢中で小説から遠ざかっていた時期もあったのだとか。その変遷を楽しく語ってくださいました。 『JM スペシャル・エディション [Blu-ray]』 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 商品を購入する Amazon LawsonHMV 『ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)』 早川書房 1,037円(税込) 商品を購入する Amazon HonyaClub LawsonHMV h
「よりみちパン!セ」から、こんな本が出ていたとは! 「トリオリズム」に思想家の片鱗を感じ、さらに言葉の感覚の洗練度とヨギっぷりに打ちのめされた叶恭子さんのスートラ。宇野千代さん以来のヨーガ思想家といってよいでしょう。 このふたりの個性は、こんな感じ。 宇野千代さん:自らのドーシャのダンスを見つめ、ときに抑える生き方をしたサーンキャ・ヨーガ女性。 叶恭子さん:宇宙の中の一固体として存在することに向き合って生きるヴェーダーンタ・ヨーガ女性。 <1月のレッスン「知性」について より> 未来と選択 人生は、その一瞬一瞬が選択のくり返しです。 そして未来とは、「いま」と切り離された遠い先に、 すでに決まったかたちで 存在しているものではありません。 未来とは、この一瞬とたしかにつながっており、 あなたの手で選び取られることの積み重ねによって、 柔軟にその姿を変えたいと願っているものなのです。 あなた
Comment by TheKronk 君たちのお気に入りのディストピア小説って何? ただし「1984」と「すばらしい新世界」以外で。 <ディストピア小説> ディストピアまたはデストピア(英語: dystopia)は、ユートピア(理想郷)の正反対の社会である。一般的には、SFなどで空想的な未来として描かれる、否定的で反ユートピアの要素を持つ社会という着想で、その内容は政治的・社会的な様々な課題を背景としている場合が多い。 ディストピア reddit.com/r/AskReddit/comments/1ttkon/what_are_your_favorite_dystopian_novels_that/関連記事 「外国人がオススメする至高のSF小説17冊」海外のまとめ 「外国人がオススメする至高のSF小説20冊」海外のまとめ 「外国人がおススメする秀逸なショートショート作品20編」海外のまと
2013-12-14 無料で読める名作100選 読書 或阿呆の一生作者: 芥川竜之介発売日: 2012/09/27メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る「人生は一行のボオドレエルにも若かない」とは、冒頭の有名な文句。51の断章から構成された、芥川龍之介の自伝的な遺稿であり、遺書とも言われている。自らを“阿呆”と蔑みながら、夏目漱石や谷崎潤一郎を偽名で登場させ、自分の人生を振り返るようにこの本を書いた。善悪の違いを認めていない天使との会話である「問答」や、鉄の銚子に美を見抜く「形」、荒れ果てた空き地にセザンヌの風景画を見た「色彩」などは、彼を象徴するような感覚が現れている。 河童作者: 芥川竜之介発売日: 2012/09/27メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る男が落ちた穴の先には、河童の世界があった。精神病者が語る河童の世界は、人間界とはいろいろなことが逆。
前記事:「枯れた趣味」としての将棋 次記事:知識ゼロから将棋を楽しむための将棋ガイド(下) 4月にコンピュータと人間が対決する第2回電王戦を見て将棋に興味を持って、そこから将棋にハマり始めました。この3ヶ月はひたすら将棋関係の本を読んだり指したり観戦したりばかりしていたので、読んだり見たり遊んだものの中で個人的に良いと思ったものを紹介してみます。 最初の入り口としては漫画やノンフィクションなどの読み物がいいと思うんですよね。将棋に限らず何かのジャンルのファンになるときって、まず誰か特定のプレイヤーに興味を持つとか、漫画や小説で読んで興味を持つとか、そういう「キャラ」とか「物語」とかから入るのが一つの入りやすい入り口だと思う(もう一つの入りやすい入り口は「知人や友人にやっている人がいる」かな)。 僕は大学時代は学生寮で麻雀ばっかりやってたんだけど、その麻雀が楽しかったのって、寮のみんなが「近
僕が愛読している「酒の本」を本棚から引っ張りだしてきました。写真に写っているは25冊ぐらいですが、太田和彦さんの著作なんかはまだまだありますし、居酒屋紀行や家飲みおつまみ本的なものを含めると結構な冊数になります。こういう酒の本ってなかなか電子書籍にならないので、かなり本棚のスペースを取ってしまうのですが、家飲みする時に読むと楽しいのです。 本当はすべてがオススメなのですが、厳選して10冊ご紹介します。 闘う純米酒-神亀ひこ孫物語 醸造用アルコールが添加された酒が、今なお主流の座を占めるなか、「酒は純米酒」を決意して立ち上がった酒蔵がある。酒どころとはいい難い埼玉県蓮田市の小さな蔵元、神亀酒造だ。四半世紀に及ぶ、その知られざる闘いに迫った初のノンフィクション。(Amazon 「BOOK」データベースより) 醸造用アルコールを添加した淡麗辛口の吟醸酒がブームだった時代、1987年、清酒製造量の
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