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ブックマーク / tosh.hatenadiary.jp (10)

  • 淡々と進める - 仕事と晩飯とその他

    6月26日に飛び込んできた業界激震のニュース。とりあえす弊社は淡々と今までどおりの対応の予定。 そもそも、業界紙のサイトに出る前に話が広がってたのはなぜ? それはともかく、正式な話になってすぐに請求書の繰越残高は確認した。金額的にはそれほど多くない。それもあって、「今までどおり」という対応を判断した。 ブログやらFBやらあちこちで色んなことを書いているヒトがいた。憤るヒトもいたが、それについては自分はあまりぴんと来なかった。憤ったところで覆水盆に返らずではないのだろうか。それと、情に流されるな的な意見も見かけたが、流されるも何もこっちで決められることなんてほとんど無いと思う。受け入れる受け入れないの話でもないよね、多分。決まりました→そうですか、みたいな。 いちおう、土日に色々考えたけど、やっぱりよくわからない。継続するって言ってるんだから、今までの分はともかく、これからの分はしっかりやり

    淡々と進める - 仕事と晩飯とその他
  • 具体的にって言われると、こんな話。 - 仕事と晩飯とその他

    FBF関連の話、外からは見えないですねえ。迷走感もあります。「何かしなきゃ」は分かるんだけど、ちょっとずつ違う気がする。 じゃあ、具体的に何をどうするのかと言われると、自分なら(無理があっても)こんなことを提案したい(残念ながらそういう立場にはないので特に提案もできないわけですが)。 1.アマゾン含むネット系プリペイドカードの店舗での販売(あちこちから怒られそうだけど)。 アマゾンだけでなくネット系のプリペイドカードについてコンビニに全部市場を持っていかれたのはけっこう痛い。要は「店で絶対に使われることのない図書カードの販売」みたいなものだから、最初のうち抵抗があったとしてもそのうち慣れると思う。プレゼント包装(も面倒だから嫌がるお店あるのは分かるけど)などの需要も生まれるかも。ゲーム関係のプリペイドカードで子供も取り戻せる(かも)。取次はそれこそ陳列用の什器とか、そういうので店舗を支援し

    具体的にって言われると、こんな話。 - 仕事と晩飯とその他
  • 悪しき前例主義と、これからどうなる - 仕事と晩飯とその他

    実はルールでもなんでもないただの習慣をガッチガチのルールにしてしまってるのって意外と出版社のほうだったりするわけで、その意味であちこちで悪しき前例主義を見かける。 一子相伝、師匠から弟子に受け継がれる技、みたいなノリは少なくない。嫌気さすこともあるけど前例のおかげでさほど苦労せずに出来ていることがあるのも事実。 で、そういう前例を知らないところが思いもよらない方法で今までのやり方をひっくり返すことがあるのも事実(意外と少ないけど)。 とは言うものの、全体の流れを理解せずに細々とした「豆知識」のようなもので乗り切ろうという輩を応援する気もない。 全体が硬直してるみたいな話はよくあるけど、そうでもないんだけどなあ。確かに動かない動かせないこともあるけど、細々とした日常の業務はルールというより習慣で動いている部分が少なくない。ちょっと見直すだけで仕事の流れを変えることは、実は意外と可能だったりす

    悪しき前例主義と、これからどうなる - 仕事と晩飯とその他
  • 出版状況クロニクルの数字を円換算し、国民一人あたりで比較してみました。 - 仕事と晩飯とその他

    小田光雄さんの出版状況クロニクルはいつも拝見していますが、今回出版ニュースから引用されていた数字がなんとなくモヤッとしてスッキリしなかったので簡単にまとめてみました。 元のページ 出版状況クロニクル49(2012年5月1日〜5月31日) 国名 : 2010年売上(現地通貨) : 円換算 : 2010年推計人口 : 国民一人あたり アメリカ : 279億ドル : 2兆2320億円 : 310,383,948 : 7,191円 イギリス : 31億1500万ポンド : 4049億5000万円 : 62,035,570 : 6,528円 ドイツ : 97億3000万ユーロ : 9730億円 : 82,302,465 : 11,822円 フランス : 70億ユーロ : 7000億円 : 62,787,427 : 11,149円 日 : 1兆8748億円 : 1兆8748億円 : 126,535,

    出版状況クロニクルの数字を円換算し、国民一人あたりで比較してみました。 - 仕事と晩飯とその他
  • 売れるもんだけ扱えたら嬉しいだろうなあ - 仕事と晩飯とその他

    はてなブックマークで「売れるもん作れってだけで売る気ないんだろうが、この腐れ営業が(意訳・もしくはオレの被害妄想?)」みたいなニュアンスで突っ込まれていたが、売れるもんだけ扱えたら楽だろうなあ。 もうさ、POSデータ取れるようになってから書店も営業も編集も「結果」は見えてるわけよ。その結果を真摯に見てるヒトなら「売れないのは営業が悪い」みたいなことは言えなくなると思うんだよね。 全体が縮小気味だってことを前提にすると営業も編集も利益を出しているかどうかが問題なわけでその中でトータルの売上、単一商品の売上、単一店舗の売上、といったわかりやすい部分しか見ないのはもったいないなあ。全体の中で細く長い売上を維持しているものこそ利益に貢献しているわけだけど、そういうのは分かりにくいからね。ま、利益を出すのは営業とかその他に任せて「いいもの作るぞ!」って編集が結局一番かな。 で、はてなで書店さんが「オ

    売れるもんだけ扱えたら嬉しいだろうなあ - 仕事と晩飯とその他
    worris
    worris 2011/07/14
    「売れない本が棚を支えているし読者との出会いを待ってますよ(でね、多分、そのあたりをごっそりアマゾンに持ってかれたのよ)。」
  • 出版社の客は書店じゃねえ(と、あえて強く言ってみる) - 仕事と晩飯とその他

    うーん、某所で「最後はヒトのつながりですかね」とか言ってるな、オレ。矛盾してる? ヒトのつながりを否定しているわけじゃないんだよね。でも、それだけだとマズいんじゃねえのってことなんだよね。 それはさておき。 昨日も「POS見てどうこうなんて意味ない現物見て営業と話して出版社とつながってなんぼ」みたいな話が出た。お年寄りの意見だよねってことじゃない。この話の中には非常に重要な真実が含まれているからこそ、多分、年齢関係なく真面目に考えれば考えるほどわからなくなる。データ見てるだけで売上は伸びないし現物見せたほうが効果的なものは少なくないし話せば分かることは沢山あるし緊密に連携が取れる状態であれば出来ることは飛躍的に増える。その通りだと思う。 思うが、「当にそれだけでいいのか」っていうのが昨日のオレの疑問。 そして、それに関して言うと、「昔は取次の店売で現物見て仕入れができた」、「営業も来てく

    出版社の客は書店じゃねえ(と、あえて強く言ってみる) - 仕事と晩飯とその他
    worris
    worris 2011/07/13
    「本屋のお客さんも出版社のお客さんも実は同じだ。読者だ。本屋は出版社の客ではない。大事な商売仲間ではあるが、客ではない。買切商品であったとしてもだ。」
  • 書店と取次と出版社のつながりがどうこう言ってる場合じゃないんじゃないだろうか - 仕事と晩飯とその他

    朝から色々メールが……。平積みの確認ですか……。再販問題と出版社の値引きについて手短にまとめるんですか……。 いちおうほぼ書いたところで会議。 無難と言えばあまりに無難なタイトルだが、ひねってどうなるということではある。 メールの続きとそれによって発生した諸々の処理など。 広報宣伝関係もいくつか。 急いで書店会館へ。途中でサンドイッチひとつ。 書店と出版社の接点を、というのはよくわかる。昔と比べるとそこが大幅に減ってしまったということもよくわかる。店売で現物見て仕入れられた時代というのもよくわかる。 基的に異論は無い。けれど、もう昔には戻れない。 モノがないから仕入れられない。出版社の営業が来ないから仕入れられない。FAXや電話では仕入れられないが営業に説明されたら仕入れられる。配は無いから大きな店に見に行く。けれどそれも偏っている。 そのあたりもわかる。わかる気がするし、なんとかしな

    書店と取次と出版社のつながりがどうこう言ってる場合じゃないんじゃないだろうか - 仕事と晩飯とその他
    worris
    worris 2011/07/12
    「書店は出版社のことなんか気にせずもっとお客さんを味方につけて欲しい。そうすれば、出版社は動く。いや、動かざるを得ない。」
  • 書籍と雑誌の発売日 その3 - 仕事と晩飯とその他

    前々回は一般的な雑誌(月刊誌を中心に)の発売日について、前回は一般的な書籍(文庫・新書ではない単行及び「協定品」ではない)の発売日について書いた。雑誌の発売日は決められており(取次搬入日の中1営業日後)、スケジュールは発売日から逆算して決まっていく。それに対して書籍の発売日は決まっていない(そもそも流通の過程で出版社と取次の間で発売日(書店発売日)が話題になることもない)。 今回は、なぜ書籍の発売日は決まっていないのか、もしくは、なぜ書籍の発売日は決められないと出版社は言うのか、について書くつもりだったが、よくよく考えてみると結論はひとつなのでその話を書く。 その前にまず、書籍をめぐるいくつかの日付についてもう一度確認しておきたい。 ひとつは「取次搬入日」、表にはあまり出てこないが、出版社の営業、特に取次の物流を担当としてる人間には書籍の発売に関連して一番身近な日付だ。取次搬入日を発売

    書籍と雑誌の発売日 その3 - 仕事と晩飯とその他
    worris
    worris 2011/06/24
    「発売日から逆算して予定を立てている書籍がこの世に一切存在しないならともかく、実際に存在しているわけで」。アメリカとかでは発売前プロモーションをみっちりやるという話も聞くわけで。
  • 書籍と雑誌の発売日 その2 - 仕事と晩飯とその他

    前回は雑誌の発売日について書いた。ポイントは、「雑誌の発売日は決められている」、「発売日に合わせて取次搬入日などの予定が全て決められている」、「取次搬入日の中1営業日後が雑誌の発売日」ということ。あくまで、取次を経由して書店で発売している雑誌、つまり雑誌コードを与えられている雑誌の話。 今回は書籍の発売日について。もうちょっと正確に言うと取次を経由して書店で発売されるISBNコードの付いている書籍の取次搬入日と発売日について。 雑誌を出している出版社より書籍しか出していない出版社のほうが数は多い(正確な数は把握していないが)。雑誌を出している出版社が比較的頭数がいるのに対して書籍オンリーの出版社だとひとりというところも少なくない。そして、出版社の大小問わず取次を経由して書店で販売される「書籍」の進行はほぼ同じだ(超大手はちょっと違うみたいな話を聞いたことがあるが、違いは多分窓口に直接行かな

    書籍と雑誌の発売日 その2 - 仕事と晩飯とその他
  • 書籍と雑誌の発売日 - 仕事と晩飯とその他

    書籍の発売日は『ハリー・ポッター』のように決まっているものもあればそうでないものもある。それに比べて雑誌は発売日が決まっている(一部地域では遅れる)。早売りはしないというルールも、いちおう、きちんと守られている。 なんで雑誌は発売日が決まっているのに書籍は決まっているのと決まっていないのとがあるのか? 出版業界で働いていないヒトには疑問だろう。いや、出版社で働いていても雑誌と書籍の両方の進行を知らないとわけが分からないかもしれない(書店と取次は分かっていると思いたいが……)。 ということで数回に分けて雑誌と書籍その他の発売日についてつらつらと書くことにした。と言っても雑誌については十数年前の記憶なので細かい点は曖昧なこともあったりなかったり(と、あらかじめ言い訳しておく)。 まずは雑誌(月刊誌・隔月刊誌・増刷・不定期刊(ムック))の発売日から。 雑誌の発売日は取次搬入の中1営業日後と決めら

    書籍と雑誌の発売日 - 仕事と晩飯とその他
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