電気通信に関する国連の専門機関、ITU=国際電気通信連合は、インターネットなど情報通信技術の各国の普及の度合いをまとめた報告書を発表し、日本は去年から1つ順位を上げ、10位でした。 22日に発表されたランキングでは、日本はインターネットの利用者が増えたことなどから、去年よりも1つ順位を上げ、175か国中10位となりました。このほか、1位は2年連続で韓国、5位はイギリス、15位にアメリカ、中国は81位でした。 また、報告書では、インターネットの普及率は、ことし中に世界の人口の半分にあたるおよそ35億人になる見込みだとしていて、2010年のおよそ20億人から急増しています。その一方で、先進国と途上国では普及率に依然として倍近い差があり、所得と教育の水準の違いがその要因となっていると指摘しています。