今日は、常時HTTPS化とドメイン名変更に関する話題を。Web担では10月にこの両方を一気に進めましたが、検索エンジンからのトラフィック減など一切なしに完了しました。そこでやった手順をお届けします。 ドメイン名を変えるなら常時HTTPS化もWeb担では、オープン当時の社名に基づくドメイン名「impressrd.jp」を長らく使っていましたが、すでに会社が「株式会社インプレス」になっているため、全社的な統一性の観点からドメイン名を変えることにしました。 そして、ユーザーログイン機能があるサイトであるため、Wi-Fi環境でのセキュリティ担保なども目的として、常時HTTPS化を行いました。 旧URL: http://web-tan.forum.impressrd.jp/ 新URL(ドメイン名変更+HTTPS化): https://webtan.impress.co.jp/ 実は、この移行作業には
ビジネスSNS、Wantedlyを運営するウォンテッドリー社のDMCA悪用が話題になっています。 同社のIPOに向けた資料を解説したブログ記事「Wantedly(ウォンテッドリー)のIPOがいろいろ凄いので考察」に対して、ウォンテッドリー社によってDMCAに基づく削除申請が行われました。 その結果、記事はGoogleの検索結果から消され、その記事を言及したツイートは非表示にされています。 DMCA申請は画像の著作権違反を問題視してとのことですが、インターネット上で多く流布されているような画像へのDMCA申請であって、実際は悪評隠蔽の意図であることは明白です。 このことが大きな話題になった今もメディアの取材に対して、悪評封じの意図は無く「弊社が著作権を有する画像の無断使用はやめていただきたいとの判断」と、あくまでも画像の無断利用を問題視しただけ、と主張しています。 私はこれが許されるべきこと
[レベル: 初・中・上級] ユーザー体験を損ねる広告を掲載しているサイトに対して、Chrome ブラウザでは広告を一切表示しなくなるようにすることを Google は発表しました。 これにあわせて、サイトに掲載している広告に問題があるかどうかを調べるツールの提供を始めました。 背景 Google が、こうした決定を今回下した背景の1つに、ユーザー体験を損ねる広告の増加が挙げられます。 いきなり大きな音楽で再生が始まる広告や記事を見る前に強制的に見せつけられる広告のような不愉快な広告は誰しもが体験したことがあるはずです。 広告そのものは悪いものではなく、健全な経済活動です。 広告閲覧者と広告発行者の双方にとってより良いオンライン広告を提供するために Coalition for Better Ads という団体が組織されています。 Coalition for Better Ads は消費者に受
ウェブ担当者:はあ……(と深いため息)。か、書けない。 寳:こんにちは。あっ、今日は新しいリスティング広告の広告文「拡張テキスト広告」※を考えていたんですね。これまでより、表現の幅が広がってよかったですよね。 ウェブ担当者:どこがいいんですか……私、文才ないんで、こんなに広告の文字数が増えちゃって、もううんざりなんですけど。これまで「広告表示オプション」で使ってたものと、かぶるのも気になるし……。 寳:ははは、困っておられるようですね。残念ながら、書くことに特効薬はないですけど、大事なところですからね。しっかり書いていきましょう。 グーグルとヤフーの仕様は共通化していく傾向のため、この記事ではAdWordsの「拡張テキスト広告」とともに、「広告表示オプション」についても説明します。 「広告文=キャッチコピー」という考えを、いったん捨てる拡張テキスト広告とは、Google AdWordsの新
www.flickr.com Googleの検索結果でキーワードの順位を追い続ける事は有効なSEO対策を調べる上で最も重要な事である。どういった施策がSEO対策上有効なのかは検索順位を見ることでしか、表面上わからないからだ。 自身の所有するサイトならGoogleのサーチコンソール等でもキーワードの検索順位を追うことは可能だ。しかし、検索順位が相対評価(他と比較した評価)である以上、検索結果が動いた際には、自身で保有するサイトの動きだけでは判断できない。他のサイトの動きもチェックしなければならないだろう。 こういった他者の所有するサイトの登録も可能な検索順位チェックツールは国内外にいくつかある。日本ではGRCは以前から有名だった。ただ最近は無料で使う事が出来るSerposcope利用者が最も増えているかと思う。 どの検索順位チェックツールを選ぶかは登録キーワード数による部分が大きいと思うが、
[レベル: 初・中・上級] モバイル向けサイトにおいて、コンテンツの閲覧をじゃまするインタースティシャルやポップアップを表示するページの評価を下げるアルゴリズム更新をGoogleは実施しました。 昨年の8月下旬に事前告知していたとおり、2017年1月10日(太平洋時間)の実施です。 公式アナウンス記事を更新、Google社員も認める 公式アナウンス記事が更新され、実施を開始したことが冒頭に追記されています(今のところはオリジナルの英語版のみ。日本語の翻訳記事は未更新 【UPDATE】日本語訳記事にも追記されました)。 January 10, 2017 update: Starting today, pages where content is not easily accessible to a user on the transition from the mobile search r
[レベル: 初・中・上級] インタースティシャルを表示するモバイルページの評価を下げるアルゴリズムを導入することをGoogleはアナウンスしました。 種類を問わず、すべてのインタースティシャルが対象になりえます。 変更は2017年1月10に実施される予定です。 アプリインストールだけじゃない、すべてのインタースティシャルが対象 アプリのインストールを勧めるインタースティシャルを表示するページをモバイルフレンドリーとはみなさず検索順位を下げることもあるアルゴリズム更新を、Googleは昨年の9月に事前通知し、11月に実施しています。 ただしこのアルゴリズム変更は、「アプリインストール」のインタースティシャルだけが対象です。 そのほかのタイプのインタースティシャルを表示したとしても、依然としてモバイルフレンドリーとみなされていました。 しかし今回のアルゴリズム変更は、否が応でも入り込んでくるイ
[レベル: 上級] 昨日の記事では、米ダラスで11月に開催された State of Search 2016 でのDanny Sullvan(ダニー・サリヴァン)のキーノートスピーチを紹介しました。 この記事では、米Googleの Developer Programs Tech Lead、Maile Ohye(マイリー・オーイェ)氏のキーノートスピーチをレポートします。 オーイェ氏は、Googleの検索の最新の状況について語りました。 Google検索はどのように進化しているのでしょうか? そしてその進化を僕たちはどのようにSEOに利用していくことができるのでしょうか? SEO ジャーニー SEOは1位を獲得することではなくなってきている。 SEOジャーニー (SEO Journey)、つまりSEOから来るユーザーのプロセスを最適化することが今やるべきこと。 SEOジャーニーで大切なことの順
Outbrainという会社の「WEBコンテンツの見出し(タイトル)」について、15万記事を調査したデータが、おもしろかったので簡単にメモ。 1)8ワードのタイトルがクリック率が最高に。 記事タイトルの長さとしては、8ワード(英語で)のものが一番クリック率が高かった。平均よりも21%高かった。 2)サムネイル画像を入れるとクリック率+27% ほとんどのメディアはやっている気がするが、サムネイル画像を記事タイトルに加えると、クリック率を27%も高めることができる。 たぶん、ソーシャルのOGP画像とかもそうだし、あとはスマートニュースとかにも、多かれ少なかれ、当てはまる話だと思われる。 3)偶数よりも奇数のほうが20%も吸引力がある 偶数よりも奇数のほうがクリック率が20%も高まる。たとえば「デザイン上達8のコツ」よりも「デザイン上達7のコツ」にすべきだと。 感覚的には「3・5・7」あたりの数値
[レベル: 上級] Googleは、検索結果にコンテンツを投稿できるサービスを日本でも導入しました。 Google Japan の Search & Developer Partnerships である Duncan Wright(ダンカン・ライト)氏がTwitterでアナウンスしています。 Posts with Google in action in Japan. pic.twitter.com/lEoGzm8VJn — Duncan Wright (@dunc_Can) 2016年12月21日 このサービスの正式名称は不明です。 「Google Posts(グーグル・ポスト)」と呼ばれことが多いようですが、ダンカンさんは「Posts with Google」と表現しています。 Google Postsとは Google Postsとは、Googleが試験的に提供を始めたソーシャルメディ
ある日、急にGoogleからの検索流入がピタリと途絶えることがあります。 ブログの定期読者が重要であるのは言うまでもないことです。ただ、検索からの流入が減るということは、わざわざキーワードを入力して検索してまでサイトに訪れてくれた目的意識の高い訪問者を失うことになります。ブログを、収益化しているブロガーには、購入意欲の高い読者を失うことと同意です。 今回はそんなGoogleペナルティ(Googleでは「アクション」や「調整」と呼んでいる)からサイトを復活させる方法をまとめました。 Google検索のアルゴリズムは、公開されていないので、ハッキリとした正解は分りません。しかし、これから紹介する対策・事例を参考に地道に実行していけば、いずれ復活することもあるやもしれません。 photo by Jon Candy 手動ペナルティーか?自動ペナルティーか?の判別 Googleガイドライン違反ペナル
グーグルハネムーンとは、新規でブログを作成したり、新しく独自ドメインを取得したブログサイトが比較的簡単に検索上位に表示される期間のことをいいます。 この期間中にしっかりとしたSEO対策をしないとあなたのブログは評価が下がる一方なんですよね。 具体的にどのようなSEO対策が必要なのかを体験談と共に書いていきますので参考にして下さい。 グーグルハネムーン期間中に対策するべきこと 冒頭でも少し触れましたが、無料ブログや新規の独自ドメインで作成したブログは一時的に検索上位表示されやすいんです。 例えば、はてなブログを運営していて途中で有料のはてなブログPROにし、新規の独自ドメインで運営を始めたとします。 はてなブログは、とにかく被リンクの「はてぶ」がつきやすいのでブログサイトが非常に強くなりやすいのが特徴なんです。 ブログが強くなるというのは、グーグルクロームなどの検索エンジンからの評価が高くな
検索してますか? どうも、ブログマーケッターJUNICHIです。 Google検索、Yahoo検索、現代を生きる人のほとんどが使った事があると思います。 でも、検索の仕組みってどうなっているか知っていますか? 検索をする側にいると、何気なく使っているから考えたことがないかもしれないけど、ブログなどのWEBサイトを運営している人なら絶対知っておいてほしいです。 特に自分のブログへのアクセス数をアップさせたいなら、検索の仕組を理解する事はめちゃくちゃ大事です。 そこで今回は、検索ってどういう仕組みで成り立っているのか、Googleのサイトを参考に超分かりやすく解説しまっせ! 検索順位を決めているのは、検索エンジン 検索エンジンっていうのは、日本で有名なところで言うと、「Google(グーグル)」や「Yahoo(ヤフー)」の事。 一昔前までは、GoogleとYahooは別の検索エンジンの仕組みを
一番恐れてたことが起こってしまいました。 ほとんどの記事が圏外に飛びました。 引っ越して2、3日は良かったんです。引っ越しの影響もなくルンルンでした。 ですが、悲劇は突然やってきました。 このスクショ、圏外に飛ばされて2日目のものです。一日目はこれがズラーーーーーーーっとならんでました。(動揺しすぎてスクショ撮り忘れました) アルゴリズムの変更時に数記事飛ばされた経験はありましたが、ほとんどの記事が飛ばされた経験はありません。しかも上位表示記事がことごとく圏外… もうね、パニックですよ。あーでもないこーでもないって。ちょっと更新するだけで月に〇○万円入ってきてた生活を、たった一日で失ったわけです。まさに悪夢… なんでこんなことになってしまったか考えたんです。一生懸命ググりながら。 説の数々どうしてこうなったか、心当たりありすぎてどうにも出来ませんでした。 引っ越しによる影響はてなリンク消失
サイトリニューアルの流れをチェックそもそも、Webサイトは大まかには下記のような流れで制作されます。Webサイトを初めて作る場合もサイトリニューアルの場合も、同様です。 リニューアルではデザインをいきなり変更するのではなく、まずリニューアル範囲の確定やどういうWebサイトやページにするかを設計します。実はSEOに関する検討は、この①「企画、構成」段階からはじまり、その後の②~④の各段階でも関係しているのです。まずはしっかりとここを押さえておきましょう。 よくあるサイトリニューアル時のSEO失敗例では次にSEOが考慮されないと何が起こるのでしょうか。下記にまとめたのは、どれもよくある失敗事例です。 失敗1:URLを変更したのに、リダイレクトしなかったどれだけサイトをリニューアルしても、検索エンジンは旧URLのページを評価しています。そのためリダイレクトをして、「この旧ページは、どのページに変
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