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ブックマーク / takekuma.cocolog-nifty.com (5)

  • 「紙の本」の将来: たけくまメモ

    先日の「それでも出版社が『生き残る』としたら」は結構な反響を呼びました。前回は電子出版時代における出版社(および編集者)は、どのような形で残るだろうかということを考えましたが、今回は「紙のの将来」について考えたいと思います。 先日のエントリにはいくつかの疑問やご批判も寄せられていましたが、今回の「補足」エントリの反応とあわせて、後日まとめて「総括」エントリを書きたいと思います。 ●可能性1 紙のは「美術工芸品」として生き残るのではないか 電子出版は今後大発展を遂げると思うのですが、物理的存在としての紙のが完全に消滅するということは、さすがにないと思います。紙のは長い歴史の中で、形態として完成したコンテナー(コンテンツの容器)だと思いますので、その視認性のよさや再生装置が不要であることなど、電子出版に比しての優位性はまだあります。 また、電子出版ではどうしても画面の大きさに制約があり

    yoshikogahaku
    yoshikogahaku 2010/02/03
    「町のオンデマンド屋さん」はコンビニに吸収されると見た。複合コピー機が更に進化して、その場でダウロード>製本。イヤな世の中ね~w
  • それでも出版社が「生き残る」としたら: たけくまメモ

    http://www.apple.com/jp/ipad/ ↑appleiPad」公式 ついに噂のiPadの全貌が公開されて、ネットもマスコミも上を下への大騒ぎであります。ここに来て、すでに報道されているアマゾンのKindleをはじめ「電子出版」を普及させるための役者(インフラとデバイス)が出揃った感があります。日ではまだ普及以前の段階ですが、昨今の出版不況を脱出するための突破口は、もはや電子出版しかないというのは、衆目の一致するところではないでしょうか。 さて、かねてから電子出版による「個人出版支援」に力を入れているアマゾンやアップル、ソニー(の米国法人)といった企業は、自社と出版契約を結んだ著者に対して、「印税35%を支払うぞ、いやうちは50%支払う、それならうちは70%だ」という具合に、「印税率競争」をヒートアップさせて著者を引き込もうとしています。日では印税率は通常8~10%

    yoshikogahaku
    yoshikogahaku 2010/01/30
    鋭い。企画出版の件も気になる。もう一つ「講談社学術文庫だから買う」的なブランド力がある。有力ブックマーカーのような仕事が出版社にはできるのではないか。
  • 柴田錬三郎の芸術的「言い訳」: たけくまメモ

    日の夕方、ようやく原稿が終わりました。『サルまん』のほうは、おととい終わっていたんですけど、もうひとつ20枚ばかしの原稿が残ってしまったのです。ある単行に掲載する文章なんですが、これから編集者の意見を聞いて修正作業に入る可能性もあります。 今回の『サルまん』は、俺の分担がいつもの倍くらいあったんですよ。今回は、ちょっとまた読者のみなさんのご意見を伺いたいと思ってますので、25日になったらここと公式ブログで発表したいと思います。いや、こちらが用意したブツ(複数)に対して、読者の人気投票をネットでやろうと思っているんですけどね。投票システムのCGIって結構あるでしょう。それ使ってブログでやろうかなと。それで今、フリーCGIでいいのがないか探しているところです。 それにしても今回ばかりは締め切りに苦しみました。いやまあ、いっつも苦しんでいるといえばそうなんですけど。締め切りに間に合いそうにな

    yoshikogahaku
    yoshikogahaku 2009/11/14
    読みたい!というか所有したい!
  • パンツを置き忘れた: たけくまメモ

    困っています。俺は今、京都の二条駅のあたりにアパート借りているんですけど、最初から洗濯機がついた家具つき物件だったんですね。こりゃ便利だと思って借りたんですが、洗濯したとしても、干す時間がなかなかとれないんですよ。 今、俺は火曜日に京都行って、授業して、木曜までずっと授業で、木曜の夜に神奈川県の自宅に帰って、金曜日に多摩美の講義やって、また月曜の夜か火曜の朝に京都行って、と行ったり来たりの生活を続けているわけです。 それでたとえば火曜日の夜に洗濯して、水曜日に干しておけばいいんですが、壁が薄いので深夜の洗濯ははばかられます。結局洗濯できないまま、リュックサックに洗濯物つめて新幹線で自宅に持ち帰って洗濯するわけです。洗濯物は、家にいる父親に干しておいてもらってます。 このパターンをずっと続けているんですが、このあいだ京都から神奈川の自宅に帰ってきたら、玄関前で「脱いだパンツやシャツを詰めた背

    yoshikogahaku
    yoshikogahaku 2009/11/14
    「書き忘れた」は「書かなかった」ことなのに、「置き忘れた」は「置いた」なのね。この場合「忘れた」だけでも通るし、むしろ確実。でも「置き忘れた」と言いたくなる気持ちもわかる。面白い!
  • 就職相談に不向きな先生: たけくまメモ

    大学の先生などをやっていると、よく学生から就職相談を受けるのですが、たぶん俺くらい就職相談に向かない先生というのも多くはないでしょう。それというのも、俺は48歳で大学に「就職」するまで、正社員というものをやったことがなく、一度も「就職しよう」と考えたことがなかったからです。今回の大学への「就職」にしたところで、先方から舞い込んだお話に乗っただけですので、やはり就職したという意識が希薄です。 そもそも俺は20歳のときに学校を辞めて家出した人間ですので、最終学歴は高卒ですし、なんの資格もないし、これほど就職に向かない人間もいないというものです。よく、生きてこられたものだと思いますが、人間、死にさえしなければ生きていられるものです。 こういう話を、先日、特任教授の六田登先生としていましたところ、六田先生も「俺も大学行ってないし、就職もしてない」というので、仲間がいたと思わず嬉しくなってしまいまし

    yoshikogahaku
    yoshikogahaku 2009/10/19
    「人間、死にさえしなければ生きていられるもの」よしこも絶対死なない。
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