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  • ボブ・マーリーを巡る音楽関係者:ザ・ウェイラーズやアイ・スリー、プロデューサーたち

    海外で2024年2月14日に劇場公開され全米興行収入2週連続1位を記録、英仏ではあの『ボヘミアン・ラプソディ』を超える初日興行収入、母国ジャマイカでは初日興行収入としては史上最高数を記録したボブ・マーリー(Bob Marley)の伝記映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』。 日では2024年5月17日に公開されることを記念して、ライター/翻訳家の池城美菜子さんによるボブ・マーリーの生涯と功績についての連載企画を掲載。 第4回目は、ザ・ウェイラーズのメンバーや同郷の先輩ミュージシャンについて解説いただきました。 ・連載第1回「改めてボブ・マーリー、そしてレゲエとは」 ・連載第2回「ボブ・マーリーの音楽のどこが時代を超えて人々の胸を打つのか」 ・連載第3回「ボブ・マーリーの11人の子供と100人近い孫」 <関連記事> ・映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』海外予告編公開 ・ボブ・マ

  • ドナ・サマーの「I Feel Love」はいかにして音楽シーンに変革をもたらしたのか

    時は1977年。ブライアン・イーノとデヴィッド・ボウイは、ベルリンで『Heroes』の制作に勤しんでいた。そんなある日、イーノは新発売の7インチ盤を興奮気味に掲げながらスタジオに駆け込み、ボウイにこう熱く語った。 「このシングルはこの先15年のあいだ、クラブ・ミュージックのサウンドを一変させるよ」 そのシングルこそがドナ・サマーの「I Feel Love」だった。彼の言葉は確かに正しかったが、このコメントには2点の訂正が必要だ。つまり、“この先15年のあいだ”を“永久に”、そして“クラブ・ミュージック”を“あらゆる音楽”に変える必要があったのだ。 <関連記事> ・夫ブルース・スダノが語るドナ・サマー「私の知る限り、誰よりもすばらしい人物」 ・ドナ・サマーの新EP『Any Way At All』が“国際女性デー”にあわせて配信 Donna Summer – I Feel Love ジョルジオ

    ドナ・サマーの「I Feel Love」はいかにして音楽シーンに変革をもたらしたのか
  • ザ・フー「Baba O’Riley」誕生物語:『Tommy』と『Life House』、インド神秘主義を経て生まれた名曲

    1969年、ザ・フー(The Who)は、自身の運命を決定的に変えることになるアルバムをリリースした。彼らが作り上げたロック・オペラ『Tommy』は、母国英国で大ヒットを記録したが、アメリカではさらなるヒットとなり、急成長するロック・シーンの成功例ともてはやされた。 『Tommy』は極めて重要なマイルストーンとなったゆえに、ザ・フーのメイン・ソングライターであるピート・タウンゼントは、その後続作の制作を担う段になると、大きな困難と直面することとなった。 コンセプト・アルバムとしては、『Tommy』が描いた、激しいトラウマや虐待によって視覚・聴覚・発話障害を負うも、成長してピンボールをプレイする救世主的なリーダーとなる少年トミーの物語は、複雑ではあるものの、(1975年ケン・ラッセルによって)映画化されるほどには十分理解できるものであった。 しかしながら、タウンゼントの次作の構想は、たとえ彼

  • A&Mレコードの共同創設者、ジェリー・モスが88歳で逝去。その功績を辿る

    A&Mレコードの共同創設者、ジェリー・モス(Jerry Moss)が米ロサンゼルス、ベル・エアの自宅で 2023年8月16日に88歳で逝去した。 彼はハーブ・アルパート(Herb Alpert)と共に30年以上にわたり、業界で最も成功したインディペンデント・レーベルのひとつ、A&Mレコードを率い、ハーブ・アルパート&ティファナ・ブラスの『Whipped Cream & Other Delights』、ピーター・フランプトンの『Frampton Comes Alive!』からカーペンターズやジャネット・ジャクソン、キャット・スティーヴンスの作品まで、数え切れないほどのアイコニックなアルバムをリリースし、2006年にはハーブ・アルパートと共にロックの殿堂入りを果たしている。 彼の遺族は次のような声明を発表している。 「彼のような人は当にもういませんし、太陽の下であらゆることについて語り合った

    A&Mレコードの共同創設者、ジェリー・モスが88歳で逝去。その功績を辿る
  • 5つのポイントで改めて知る、ジョージ・クリントンの凄さ

    ヒップホップやR&Bなどを専門に扱う雑誌『ブラック・ミュージック・リヴュー』改めウェブサイト『bmr』を経て、現在は音楽映画・ドラマ評論/編集/トークイベント(最新情報はこちら)など幅広く活躍されている丸屋九兵衛さんの連載コラム「丸屋九兵衛は常に借りを返す」の第35回。 今回は、2023年5月10日からBillboard Live TokyoとOsaka、そして5月13日にはLOVE SUPREME JAZZ FESTIVAL JAPAN 2023のヘッドライナーとして出演するジョージ・クリントン(George Clinton)について。 <関連記事> ・ジョージ・クリントンのソロ第1作『Computer Games』 ・パーラメント『Mothership Connection』解説 ・2023海外アーティスト来日公演情報まとめ【随時更新】 2018年に発表した「来年でコンサートは引退

    5つのポイントで改めて知る、ジョージ・クリントンの凄さ
  • 【前編】U2のボノとジ・エッジがApple Musicに語った新作、そして音楽に見出した信仰

    2023年3月に発売されたU2の新作アルバム『Songs Of Surrender』は、バンドが自身の過去の楽曲を今のアレンジで再録音した作品だ。 このアルバムの発売にあわせてApple Musicの番組『U2: The Zane Lowe Interview』にてDJのゼイン・ロウがU2のボノとジ・エッジにインタビューを実施。砂漠、そしてラスベガスへ向かうツアーバス内で行われた1時間弱の映像が、Apple MusicとYouTubeにて公開された。この記事ではその全日語訳の前編を公開(後編はこちら)。 また、新作『Songs Of Surrender』は、U2のアルバムとして初めてApple Musicで空間オーディオとして配信されている。加えてApple Music限定でアルバムのページにメンバーのコメント入りのアルバム解説が掲載されている(*アルバムのApple Musicのページ

    【前編】U2のボノとジ・エッジがApple Musicに語った新作、そして音楽に見出した信仰
  • 【後編】U2のボノとジ・エッジがApple Musicに語ったバンドの過去,現在,未来。そしてボノの謝罪文

    2023年3月に発売されたU2の新作アルバム『Songs Of Surrender』は、バンドが自身の過去の楽曲を今のアレンジで再録音した作品だ。 このアルバムの発売にあわせてApple Musicの番組『U2: The Zane Lowe Interview』にてDJのゼイン・ロウがU2のボノとジ・エッジと約1時間弱に渡ってインタビューを実施。砂漠、そしてラスベガスへ向かうツアーバス内で行われた映像が、Apple MusicとYouTubeにて公開された。この記事ではその模様の全日語訳の後編を公開(前編はこちら)。 また、新作『Songs Of Surrender』は、U2のアルバムとして初めてApple Musicで空間オーディオとして配信されている。加えてApple Music限定でアルバムのページにメンバーのコメント入りのアルバム解説が掲載されている(*アルバムのApple Mu

  • 日本が世界に誇る音楽家、坂本龍一が71歳で逝去。彼の長く多彩なキャリアを辿る

    国境、ジャンル、世代を超えたプロデューサーやミュージシャンに多大な影響を与えた日音楽家、坂龍一が、3月28日、71歳でその生涯を終えた。 彼の所属レコード会社であるエイベックスは、公式声明で坂が癌で亡くなったことを報告し、彼の闘病生活を支えた日米の医療従事者に感謝の意を捧げるとともに、近親者によって既に家族葬が営まれたことを伝えている。 「2020年6月に見つかった癌の治療を受けながらも、体調の良い日は自宅内のスタジオで創作活動をつづけ、最期まで音楽と共にある日々でした」 <関連記事> ・インスト音楽のサウンド・エスケープ:イーノからエイナウディまで ・2023年に亡くなったミュージシャン、音楽業界の関係者たち 坂は長く多彩なキャリアを歩んできた。初期の作品はクラシックやアヴァンギャルド・ミュージックの影響を受けていたが、70年代後半に細野晴臣、高橋幸宏と結成したテクノポップ・グ

    日本が世界に誇る音楽家、坂本龍一が71歳で逝去。彼の長く多彩なキャリアを辿る
  • 『クイーン 21分間の奇跡 〜ライブエイドの真実〜』、NHK総合にて4/7(金)22時から放送

    今年でデビュー50周年を迎え、10月には新たに8公演が追加された北米ツアー(14都市全22公演)も発表されたクイーン。 そんな彼らの歴史に残る伝説的なライヴ・エイドの21分間のステージの舞台裏をメンバーのブライアン・メイとロジャー・テイラーが初めて語るドキュメンタリー番組『アナザーストーリーズ「クイーン 21分間の奇跡 ~ライブエイドの真実~」』が、NHK総合にて2023年4月7日(金)22時から放送される。 <関連記事> ・クイーン:アルバム制作秘話:15枚の全スタジオ・アルバムについて ・クイーンによるライヴ・エイドでの21分間の伝説的パフォーマンス ・映画『ボヘミアン・ラプソディ』が伝えるクイーンについての10の事実 番組の内容 『アナザーストーリーズ「クイーン 21分間の奇跡 ~ライブエイドの真実~」』は、日を含め世界中で爆発的ヒットを記録した映画『ボヘミアン・ラプソディ』のラス

    『クイーン 21分間の奇跡 〜ライブエイドの真実〜』、NHK総合にて4/7(金)22時から放送
  • マーヴィン・ゲイの名曲「What’s Going On」50周年を記念して、関連3作品がデジタルで初配信

    マーヴィン・ゲイ(Marvin Gaye)が1971年に発表した不朽の名盤『What’s Going On』の奥深さを称える関連3作品がデジタル・アルバムとして配信でリリースされた。この新たなコレクションは、名曲として語り継がれる今作からのタイトル・トラックがシングルとして発売されてから50周年を迎えたことを記念するもので、先週初めには、ミシガン州がちょうど50周年目にあたる1月20日を「‘What’s Going On’の日」に制定している。 『What’s Going On』に関連するいくつかの作品を、ひとつのデジタル・アルバムとしてまとめた『What’s Going On: Deluxe Edition/50th Anniversary』には、オリジナルのアルバム音源に加え、アナログ盤シングルのモノラル音源とそれぞれのB面トラックを合わせた全12曲のボーナス・トラックが収録されている

    マーヴィン・ゲイの名曲「What’s Going On」50周年を記念して、関連3作品がデジタルで初配信
  • ジャズ・サックスの巨匠、ウェイン・ショーター逝去。その功績を辿る

    謎に満ちたジャズ・サックス奏者/作曲家のウェイン・ショーター(Wayne Shorter)は、ジャズ・ロックやフュージョンの生みの親の一人でもある。そんな彼が、2023年3月2日、ロサンゼルスの病院で亡くなったと広報担当者がニューヨーク・タイムズに伝えた。89歳だった。彼は、3番目のであるキャロライナ・ドス・サントスと娘のミヤコを残してこの世を去った。 先達のジョン・コルトレーン同様、ウェイン・ショーターはソプラノ・サックスの人気向上に大きく貢献した。ソプラノ・サックスはメロディーを奏でるだけでなく、浮世離れした不気味な音色を出すのにも打って付けの楽器だ。 ショーターは1950年代後半のハード・バップ・シーンでテナー・サックスを演奏して経験を積んだあと、1960年代に発展したポスト・バップ・ジャズ界の中心人物として名を馳せた。その時期には一連のソロ・アルバムをブルー・ノートから発表したほ

    ジャズ・サックスの巨匠、ウェイン・ショーター逝去。その功績を辿る
  • 映画『BLUE GIANT』の劇中でジャズ・ファンをうならせる3つのこだわりポイント

    シリーズ累計920万部超の大人気ジャズ漫画BLUE GIANT」(原作:石塚真一)が、2013年の連載開始から10年の時を経て遂にアニメーション映画化され2023年2月17日から大ヒット上映中だ。 “音が聞こえてくる漫画”として数々の口コミと共に高く評価されてきた「BLUE GIANT」だが、今回音楽を担当したのは世界的ピアニストの上原ひろみ。今回、主人公・宮大たちが結成するトリオ“JASS”のオリジナル曲だけでなく、劇伴音楽をほぼ全曲書き下ろし、演奏及びサウンド・プロデュースを務めている。また、映画と同日に発売されたサウンドトラックは、日iTunes Storeで総合アルバム・ランキング1位、オリコンデイリーアルバムランキングで2位を獲得している。 「最大の音量、最高の音質で、物のジャズを届けたい」というスタッフの情熱が込められた映画BLUE GIANT』。劇中に登場するジャ

  • ビーチ・ボーイズの新たなBOXセット『Sail On Sailor – 1972』が各メディアで大絶賛

    ビーチ・ボーイズ(Beach Boys)の1972年のアルバム『Carl and the Passions – “So Tough”』と1973年の『Holland』時代のレコーディングに焦点を当てた、新たなボックス・セット『Sail On Sailor – 1972』がリリースされ、批評家たちが賞賛している。 <関連記事> ・ビーチ・ボーイズ『Carl and the Passions』と『Holland』関連曲を収録したボックス発売 ・ビーチ・ボーイズ、1969~1971年を振り返る5CDボックス発売決定 Spin誌では、ジョン・ポール・ブロックが次のように評している。 「デモやアウトテイクに加え、初の公式リリースとなるデニス・ウィルソンが手掛けた人気曲“Carry Me Home”など、驚異の80曲もの未発表音源を収録した、ファンなら入手必至の作品だ。そしてこれらの音源はすべて、ビー

  • カニエ・ウェスト『DONDA』からディープフェイクを使った最新MV「Life of the Party」公開

    Kanye West - Photo: Timothy Norris/Getty Images for Coachella Ye (カニエ・ウェスト)が、2021年のアルバム『DONDA』から、新たなミュージック・ビデオ「Life of the Party」を公開した。このビデオは、ディープフェイク技術を使って制作され、子供時代のカニエの写真が歌い出すというものだ。 このミュージック・ビデオの一部は、5月25日に発売される“Yeezy Gap”の最新コレクションのTVコマーシャルにも起用されている。また、アルバムに収録されている同トラックにはアンドレ3000(André 3000)がフィーチャーされているが、このビデオにはアンドレのヴァースは含まれていない。 <関連記事> ・カニエ・ウェストの新作アルバム『DONDA』徹底解説:6つのキーワードと10曲 ・『jeen-yuhs カニエ・ウェ

    カニエ・ウェスト『DONDA』からディープフェイクを使った最新MV「Life of the Party」公開
  • ケンドリック・ラマー新曲「The Heart Part 5」徹底解説: MVで顔が変わる曲には何が込められたのか?

    ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)が、2022年5月13日に発売する5年ぶりの新作アルバム『Mr. Morale & the Big Steppers』から、「The Heart Part 5」を先行配信した。同時公開となったミュージック・ビデオでは、ケンドリックの顔が色々な有名人に代わっていく。(*5/13 update:新作アルバム『Mr. Morale & the Big Steppers』には「The Heart Part 5」は収録されなかった) この楽曲について、ライター/翻訳家の池城美菜子さんにレビュー寄稿いただきました。 <関連記事> ・ケンドリック新作アルバム『Mr. Morale & The Big Steppers』を5月に発売 ・ケンドリック・ラマー『DAMN.』解説 ・ケンドリック・ラマー『To Pimp A Butterfly』を新たな視点で読

    ケンドリック・ラマー新曲「The Heart Part 5」徹底解説: MVで顔が変わる曲には何が込められたのか?
  • ショーン・コムズがR&Bに特化した新レーベルの立ち上げと自身の新作発売を発表

    パフ・ダディやP・ディディといった名前で活動してきたショーン・“ディディ”・コムズ(Sean “Diddy” Combs)が、自身の新たなR&Bレコード・レーベル“ラヴ・レコード / Love Records”の立ち上げとモータウン・レコードとのパートナー・シップの締結と共に、自身の新作アルバムを発売することを発表した。 R&Bミュージックに特化した新レーベル“ラヴ・レコード”からは、今後、世界的なアーティスト、プロデューサー、ソングライターによるシングルやコラボレーション・プロジェクトがリリースされていく予定で、今回の発表は、ショーン・コムズの音楽活動への正式復帰を意味するものとなる。 <関連記事> ・最高のヒップホップ・ラブ・ソング・ベスト25 ・ヒップホップは対立の歴史:隣町との抗争から東西抗争、二人の死まで Puff Daddy [feat. Faith Evans & 112]

    ショーン・コムズがR&Bに特化した新レーベルの立ち上げと自身の新作発売を発表
  • 2パックと母アフェニの関係性を描いた新ドキュメンタリー番組『Dear Mama』の予告編公開

    2パック(2Pac、名:トゥパック・アマル・シャクール)とその母で政治活動家だったアフェニ・シャクール(Afeni Shakur)の関係性を中心に描いた全5話から成る新ドキュメンタリー・シリーズ『Dear Mama』の予告編映像が米ケーブルTV局“FX”で公開された。下記よりご覧いただける。 <関連記事> ・ヒップホップの20曲:70年代から続く歴史の道しるべ ・2パックをラップ界のアイコンに変えた『Strictly 4 My N.I.G.G.A.Z』 ・2パック生前最後のスタジオ・アルバム『All Eyez On Me』 アメリカでの「母の日」に合わせて公開された『Dear Mama』の予告編映像には、幼い頃から大人になるまでの2パックの姿が映し出され、ナレーションでは母アフェニが息子への教えについて次のように振り返っている。 「2パックに現実を生き抜く術を教えることは私の責任でした。

    2パックと母アフェニの関係性を描いた新ドキュメンタリー番組『Dear Mama』の予告編公開
  • 【全パフォーマンス徹底解説】初のヒップホップアクト、2022年スーパーボウル ハーフタイムショー

    時間2022年2月14日に行われた第56回NFLスーパーボウルのハーフタイムショー。出演アーティストとセットリストは以下の通り。 2022 SUPER BOWL HALFTIME SHOW SETLIST 1. Dr. Dre & Snoop Dogg – Next Episode 2. Dr. Dre & Snoop Dogg – California Love 3. 50 cent – In Da Club  *事前発表なしのサプライズ出演 4. Mary J. Blige – Family Affair 5. Mary J. Blige – No More Drama 6. Kendrick Lamar – m.A.A.d city 7. Kendrick Lamar – Alright 8. Dr. Dre & Eminem – Forgot About Dre 9. Emin

    【全パフォーマンス徹底解説】初のヒップホップアクト、2022年スーパーボウル ハーフタイムショー
  • 【レビュー】『1971:その年、音楽が全てを変えた』:現在ともシンクロする当時の社会状況を描く

    Apple TV+にて、2021年5月21日に配信されたドキュメンタリー・シリーズ『1971:その年、音楽が全てを変えた』(原題 1971: The Year That Music Changed Everything)。 『AMY エイミー』『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』『アイルトン・セナ 〜音速の彼方へ』などのドキュメンタリー作品の映像制作チームが手掛けた全8話のシリーズについてコラムニストの山崎まどかさんに寄稿頂きました。ドキュメンタリーの配信はこちら。 <関連記事> ・1971年に発売されたアルバム・ベスト50選【動画付】 ・1971年に生まれた名作と当時の社会的/政治的背景を描くドキュメンタリーが5/28配信 1971年という年 Apple TV+で配信されているドキュメンタリー・シリーズ『1971:その年、音楽が全てを変えた』(以下:1971)で描かれているのは、タ

  • エミネム『Music To Be Murdered By』と『Side B』解説: 2020の連作におけるラップ・ゴッドの面目躍如

    2020年1月17日、事前告知なしに新作アルバム『Music To Be Murdered By』を発売、そして同年12月18日に完全新曲が16曲追加されたデラックス・エディション『Music To Be Murdered By – Side B』を発表したエミネム(Eminem)。 新型コロナが蔓延し、アメリカではBlack Lives Matter運動や大統領選挙が行われ、社会的にも政治的にも大きく揺れ動いた年、ともにサプライズで発売された2枚のアルバムでエミネムは何をラップしたのか。ライター/翻訳家である池城美菜子さんに解説いただきました。 <関連記事> ・エミネム、2020年1月に続き新作『Music To Be Murdered By – Side B』をサプライズ発売 ・エミネムのベスト・ソング20曲 ・エミネムのコラボ・ソング・ベスト15 混乱の幕開けで始まった2020年代に

    エミネム『Music To Be Murdered By』と『Side B』解説: 2020の連作におけるラップ・ゴッドの面目躍如