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人生と文学に関するysyncのブックマーク (6)

  • パパと私|伊藤亜和

    パパと会わなくなって7年経った。 死んでしまったわけではない。パパは私が住む家から歩いて1分ほどの場所に住んでいる。でも会わない。 喧嘩をしたからだ。 私が18になったとき、私とパパは警察が来るほどの大喧嘩をして、それ以来いちども顔を合わせていない。 私のパパはセネガル人だ。アフリカの西の、イスラムの国の人間だ。 私の名には苗字がふたつ付いていて(戸籍上片方の苗字は名前扱いになっているけど)、パパの家系の苗字はセネガルの由緒ある聖人の家系の印として付けられているらしい。 パパが言ったことなので当かは分からない。でも実際、時々知らないセネガル人から「ごきげんようプリンセス」とメッセージが届く。くるしゅうないぞ。 今でこそ横浜の片田舎で祖母の作った鯛のあら汁を啜るどこにでもいるプリンセスこと私だが、パパと暮らしていた幼いころの家の様子はやはり他とは異なるものだった。 壁いっぱいに飾られた教

    パパと私|伊藤亜和
    ysync
    ysync 2023/06/19
    助走付きドロップキックをするプリンセス女子大生w
  • ネコの保護活動を10年やって得た知見|ハルオサン|note

    「死ね」 けっこー前の話なんだけどTwitterに ストレートな2文字が飛んできた。 あー・・あれはたしか・・・・ そうだ「生活が苦しい」的なことを、 ブログにツラツラ書いた時のことだ。 ・・・まぁまぁそういうこともある。 それはべつに気にするような ことではないんだけど・・・ ・・ふと、その送り主のプロフィールを見て、 思わず「えっ」と画面にいついた。 「ネコの保護活動・・・?」 (えー・・めっちゃ良い人そうだけどな?) なんとその「死ね」の送り主は 苦しんでいるネコちゃんを保護して お世話をしている団体に所属していた。 強烈な矛盾を感じたわけです。 ・・・そして興味が湧いた。 苦しんでいるを保護するような活動をしている『心根の優しい方』が 生活に苦しんでいる人に対して「死ね」などと送ったりするだろうか? (どうにもイメージが結びつかない) ・・・なので短い文を返した。 「人の命も

    ネコの保護活動を10年やって得た知見|ハルオサン|note
  • 猫のこと。|はまりー

    noteになんか書こうとするたびに身構えちゃう自分がいて、ここはそう云う場所じゃないんじゃないか「ノーメイクのわたしを見て!」な場所なんじゃないのーなどという内省により、素手で文章を書いてみることにした。「のこと」とタイトルをつけてみたが、何を書くかは決めていない。 うちのは1997年10月24日に生まれ、2017年9月15日に亡くなった。二十歳まで39日足りなかったが、それでも若い頃に実家を出たわたしにとってはすべての肉親含めてどんな人類よりもつきあいが長かった。 よくペットの飼育啓蒙として「軽い気持ちで飼うのはやめよう!」などと云われたりする。わたしはこれは眉ツバだと思う。わたしがを飼い始めたのが死ぬほど軽い気持ちだったからだ。29歳の忘年会の帰り、酔っ払って立ち寄ったペットショップで一目惚れして(ボーナスが出たあとだったので)7万なにがしかを現金一括で払って家に連れて帰ったのだ

    猫のこと。|はまりー
  • 十年通った蕎麦屋がある、ということ

    十年も通った蕎麦屋がある、というと大仰に聞こえるが、ただの立ちい蕎麦屋の話で、しかし十年通ったことは嘘ではない。職場の近くにあるのだ。私は出勤が遅く、飯は午過ぎの二時や三時にとる。必然、定屋、カフェ、居酒屋のランチタイム等はいっぱぐれるし弁当も大概売り切れている。近隣でこの半端な時間に飯をわせるのは松屋、日高屋、マクドナルド等があってこれらも悪くはないが、しかしこの蕎麦屋が抜きん出て昼の命綱であるには違いない。 変哲もない立ちい蕎麦屋だがカレーが不味いことが気に障る。立ちい蕎麦業においては、カレーは蕎麦より重要な品ではないのか。しばしば不味さを忘れてっては、不味い、不味い、と思う。折々季節メニューを出すが、これも美味かった試しはない。なかでも冬にだけあるけんちん蕎麦は不味くて、カレーにもまして二度はえない。カツ丼に小蕎麦のセットが結局一番良いようで、近年はそればかりって

    ysync
    ysync 2015/06/18
    こういう店って多少まずかったとしても、味が変わるとショックなんだよね。
  • おっぱいが見たい - お前の居場所はどこにもない

    クリスマスの夜。 小さな男の子が、おとうさんに肩車をされてはしゃぎまくっている。 笑いあうふたりの息が白い。こどもの笑い声っていい。 男の子もおとうさんも幸せ。 若い女性が身体に密着したセーターを着て、コートを羽織り、笑顔を浮かべてどこかへ急いでいる。 おそらく彼氏のところに行く。おっぱいの形がいい。 彼氏も彼女も幸せ。 わたしはひとりベンチに腰掛けてそれを見ていた。 ショッピングモールの周りに設置された、電飾で彩られた木の、その側にあるベンチに、ひとり腰掛けてそれを見ていた。 わたしには肩車をして喜んでくれる男の子も、わたしにおっぱいを見せるところを思い浮かべて、わたしのもとへ街を急ぎ足で向かって来てくれる女性もいない。 おっぱい。 誰もわたしにおっぱいを見せてくれない。 目の前を何人かの女性が通り過ぎていった。みんな服を着て、ブラをはめ、おっぱいを隠している。 わたしはいま仕事の休憩時

    おっぱいが見たい - お前の居場所はどこにもない
  • 私のパイパン日記

    特に何があったというわけでもないけれど、この度陰部を脱毛致しました。 皮膚がたまに荒れるのが治まるなら、とか思ってたけど、かなり爽快。 そこにあった筈の、絡み付くあの茂みが一切伐採。 茂みを支えてた大地、もとい、思春期より、とんとお姿が見えなかった柔らかい皮膚と再会。 ここってこんな色になっているのかー!と僥倖。 トイレに行くたびに自分にあるべき毛がない、と驚愕 夏は股間(デリケートゾーン)が痒くなる事も軽減される、とのことだけど、 既に服に擦れることによる引っ張られや、重ね着による蒸れ等から解放されて初めて知る不快感。 不快な状態に慣らされると人は不快だってことに気付かなくなるんだね、KA☆I☆KA☆N これだけだとなんだから、一日体験記とか書いてみる。 もともと脱毛サロンでメニューを見つけた時から気になりはしていたけれど、申し込んでからも前日の昼間にスケジュールを見るまですっかり忘れて

    私のパイパン日記
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