katjen / shutterstock今年の冬は例年になく寒くなっています。やっと立春(2月4日)を迎えてほっとしたところで世界の株式市場は大きな調整に見舞われました。バブルの崩壊が始まったのではないかと危惧する人たちも多くいます。 ここ何年かで見ると世界的に株式投資リターンが好調で株価が高くなっていたのも事実です。昨年(2017年)1年間の配当込みリターンは米国株式と日本株式でそれぞれ18%、22%でした。過去3年間(2015~2017年)で見るとそれぞれ30%、37%にも及びます。3~4割も上がったことになります。バブルは崩壊し株価はさらに下がるのでしょうか。そもそも今の株価はバブルなのでしょうか。バブルとはどういうことなのでしょうか。今回はバブルが意味すること、そして現在の株価がバブルなのかどうかを考えてみましょう。 バブルという言葉が経済史で初めて登場するのは、1720年に英国
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