子供の頃によく折り紙で作ったコップやお皿。あれがそのまま使えたら、食器がないような非常時に便利だと思いませんか? そんな、日本人ならではの発想で作られたのが「非常用食器折り紙」です。 「非常用食器折り紙」というその名のとおり、実は防災用品の1つ。コップや食器の形に折ると、本当に水や食べ物を入れて使えるという非常用折り紙です。この折り紙は、石灰石由来の炭酸カルシウムと高密度ポリエチレンからできた“ストーンペーパー”と呼ばれる材質の紙でできていて、耐水性や強度に優れ、簡単には破れない特性があります。また、濡れた状態でもボールペンなどで書き込むことができるため、災害時はもちろん、アウトドアシーンでも雨の中でメモができ、いざという時に便利に使えます。