先日、大阪朝鮮学園が大阪府・大阪市を相手に補助金給付を求めた民事訴訟の一審判決が下り、大阪朝鮮学園がまさかの全面敗訴となりました。 http://www.sankei.com/west/news/170126/wst1701260077-n1.html 判決文詳細を入手していないのですが、判決報告集会で伺った内容によるとこの判決は、 *原告(朝鮮学校側)が主張した今裁判の本質及びこの差別政策が何故出現したのかという原告側の指摘(※)については全く答えず、 *被告(大阪府・市)が朝鮮学校のみを排除するために、普遍性や公正性が欠片もない『後だしジャンケン』で拵えた狙い撃ちの「基準」を合理的だと言い放ち、 *補助金は「贈与」であるから「出す/出さない」は行政の裁量、という被告が主張さえしていない法解釈をわざわざ持ち出し、裁量だから切り捨てても構わないと言ってのけ、 *行政の不手際や不作為について