サッカー中国スーパーリーグ、杭州緑城から監督就任オファーを受けている前日本代表監督の岡田武史氏(55)が、大型補強を要望していることが8日、分かった。杭州緑城関係者によると、岡田氏は腹心となるスタッフに加え、獲得候補選手に日本代表MF遠藤保仁(31)=G大阪=らをリストアップ。同氏の推定年俸3億円と合わせ、補強総額は10億円に達する見通し。資金調達が可能か検討に入るクラブ側は岡田氏に対し、最終回答期限を12月15日に設定した。 杭州緑城が今オフの実現を画策する岡田体制の全容が見えてきた。現地のクラブ関係者によると、岡田氏と今後のチーム編成を話し合ったところ、同氏サイドは大型補強を提案したことが判明。そこには日本代表の主軸であるMF遠藤らが名を連ねたという。クラブは岡田氏に対し、1年契約で推定3億円という破格の年俸を用意しており、選手補強、コーチングスタッフの組閣と合わせ、10億円規模の資金