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ブックマーク / fujipon.hatenablog.com (10)

  • リアル書店や個人ブログの「撤退戦」のゆくえ - いつか電池がきれるまで

    www.wasteofpops.com togetter.com www.itmedia.co.jp 書店がさらに減ってきています。 上記3つの3番目の記事には、こう書かれているのです。 2022年の日の総書店数は1万1495店舗で、2003年時点では2万880店だった。約20年間でほぼ半減した形だ。 20年前か……思い返してみると、僕がまだ学生だった30年前には、夜に時間を持て余したら郊外のビデオレンタル店や書店、ゲームショップに入り浸っていた記憶があります。 あの頃行っていた店のほとんどは、今はもう存在していないので「書店が半減している!」と言われても、むしろ、「半減くらいで済んでいるのか、都会では案外閉店していないのかな」とも感じるくらいです。 そういえば、当時(30年前くらい)はレンタルビデオ店併設の郊外型書店がたくさんできて、商店街の古くからの家族経営の書店がどんどん潰れていた

    リアル書店や個人ブログの「撤退戦」のゆくえ - いつか電池がきれるまで
    Domino-R
    Domino-R 2024/04/25
    個人ブログについては、多分印象ほど書く人は減ってない気がする。読む人がいなくなっただけで。それでもいいんじゃないかと思う。/未開社会での一番の娯楽は世間話。村中で一日中やってる。SNSってそういうもの。
  • 「昔のインターネットは面白かった」と思っている世代からみた「今のインターネット」

    anond.hatelabo.jp gothedistance.hatenadiary.jp p-shirokuma.hatenadiary.com 「昔のインターネット」の話になると、つい、いっちょ噛みしてしまいたくなる(今では「擦る(こする)とか言うんですかね)。 僕自身の記憶を辿ってみると、2000年代、まだISDN全盛の頃から、ホームページビルダーで個人サイトを作っていた頃、そして、眞鍋かをりさんが「ブログの女王」と呼ばれ、雨後の筍のようにブログサービスが立ち上がっていった時期の頃は、「楽しかった」というか、「とにかく時間を惜しんで更新していた」のだ。仕事は今よりずっと忙しくて時間に追われていたのだが、夜遅くに帰ってから睡眠時間を削って毎日更新していた。 いやむしろ、忙しくて仕事にもあまり夢中になれず、生き甲斐をブログにアウトソーシング(外注)していたのではないか、とさえ思う。 1

    「昔のインターネットは面白かった」と思っている世代からみた「今のインターネット」
    Domino-R
    Domino-R 2023/12/26
    世界は広く、インターネット空間も同じくらい広く、その可能性も同じくらい広いのに、人々が経験するインターネットはだんだん狭くなってきていると感じる。
  • ある大型書店のレジで起こった、悲しい出来事 - いつか電池がきれるまで

    先日、仕事を終えたあと、ショッピングモールに入っている大型書店へ行ったときのこと。 欲しいを買ってレジで会計をしていたのだが、その途中で店員さんが文庫を一冊、地面に落としてしまった。 一瞬、気まずい沈黙が流れたあと、彼女は「ブックカバーはお付けしますか?」と尋ね、「いりません」と僕が答えると、そのまま落としたを袋に入れた。うーむ。 僕は基的に、未開封とか美にこだわるわけではない。でも、平積みのを買うときには、一番上は避ける、というくらいのことはやってしまう。読むときも、書き込みはしないけれど、付箋を貼ったり、読みかけのところで伏せたりすることは多いし、をものすごく丁重に扱うわけではない。 とはいえ、レジに持っていったを落とされたのに、何事もなかったかのようにふるまわれると、「何それ」と不快にはなった。 結局、何も言わなかったのだけれど。 人間だから落とすことだってあるだろう

    ある大型書店のレジで起こった、悲しい出来事 - いつか電池がきれるまで
    Domino-R
    Domino-R 2019/01/31
    よくわかんないけどとりあえず、店員のミスなどで一度床に落とした本はそのまま二度と使い回さず廃棄、みたいな日本的おもてなしだったらどう思うよ?
  • 落語と「ポリティカル・コレクトネス」との葛藤 - いつか電池がきれるまで

    落語をときどき聴きにいくようになりました。 20代くらいの頃は、漫才やコントはさておき、落語には、まったく興味がわかなくて、時間は長いし、背景はわからないし、この時代に落語を聴くなんていうのは「古典芸能に理解があることをアピールしようとしている腐れインテリ」みたいだな、と思っていたんですよ。 でも、40代も半ばになって、あらためてこの世界に触れてみると、落語というのは噺の内容そのものだけでなく、演者の個性というか、「どう客に聞かせるか」を楽しむものなのだな、ということがわかってきました。 率直に言うと、昔の落語の「ネタ」って、いま聴いても、そんなに面白くはないと思うんですよ。 少なくとも、それが作られた時代にリアルタイムで聞いていた人たちと同じ感覚では、楽しめない。 でも、その「そんな現代的ではないネタを、面白く聴かせる落語家の話術」は、当にすごい。 まあ、こんなことを書きながら、僕自身

    落語と「ポリティカル・コレクトネス」との葛藤 - いつか電池がきれるまで
    Domino-R
    Domino-R 2018/01/31
    映画でも小説でも犯罪や差別や奴隷制が描かれることはあるし、作中人物がそれを肯定する事だってあるが、それはポリコレとは関係が無い。問題は(現代の)語り手のレベルでそれをどう演出し表現するかよね。
  • 「ストーリー派か文体派かのリトマス試験紙」として、ヘミングウェイの『老人と海』を読んでみることをお薦めします。 - いつか電池がきれるまで

    togetter.com srpglove.hatenablog.com 小説好きには、ふたつのタイプがある、と以前誰かから聞きました。 ひとつめは、その小説に「何が書かれているか」を重視するタイプ(ストーリー派、と便宜的に呼ぶことにします)。 そして、ふたつめは、「どう書かれているか」を大切にするタイプ(こちらは、文体派、ということで)。 「作品で作者が言いたいことはなんでしょう?」問題が僕の時代の現代国語では出されていたものです。 僕自身は、長年、「ストーリー派に属していて、多少読み飛ばしても、「何が書かれているか」をさっさと読み取って、次のを読みたい、という、せっかちなスタンスです。 とはいえ、それならプロットや箇条書きで良いのか、と言われると、それじゃあ、やっぱり味気ない。 『愛国論』という対談のなかで、百田尚樹さんと田原総一郎さんの、こんなやりとりがあるのです。 田原:これは

    「ストーリー派か文体派かのリトマス試験紙」として、ヘミングウェイの『老人と海』を読んでみることをお薦めします。 - いつか電池がきれるまで
    Domino-R
    Domino-R 2017/12/12
    なら脚本の形式(台詞とト書き)でよくね?
  • あるラジオ番組のクイズと「検索しない人々」 - いつか電池がきれるまで

    祝日だった月曜日の午前中に、車でAMラジオを聴いていました。 ベテランの男性DJと、若い女性アシスタントの組み合わせで、リスナーからの世間話のようなメールをずっと紹介していく、そんな番組でした。 夜になると虫の声が響いてくるとか、孫が最近遊びに来てくれなくなったとか、安倍政権の経済政策や集団的自衛権についての見解とかを番組に送ってくる人々。 ああ、平日の午前中のAMラジオって、こんな番組をやっているんだなあ、と、チャンネルを変えるのも面倒くさいので流しっぱなしにしていたのだけれど、そのなかで、ちょっと気になったところがあって。 この番組のなかに「クイズコーナー」があったのです。 番組内でクイズを出して、メールで答えを送ってもらう。 正解者のなかから、抽選で何人かにちょっとしたプレゼントがもらえる、そんなクイズ。 その回は、こんな問題だった(すみません、問題と正解の回答以外はうろ覚えなので、

    あるラジオ番組のクイズと「検索しない人々」 - いつか電池がきれるまで
    Domino-R
    Domino-R 2014/10/21
    "クイズ"を検索すると、wikipedeiaでは「狭義には知識を問うもの」「思考力を問うパズルや言葉遊び、なぞなぞなど」ということなので、知識や思考力に基づかない検索結果をクイズの回答とする態度は不適。
  • 最近ちょっと、池上彰さんのことが、わからなくなっている。 - いつか電池がきれるまで

    参考リンク:ジャーナリスト池上彰から敵前逃亡をした新都知事の情けなさ - Nothing Ventured, Nothing Gained. 僕は池上彰さんの著書をたくさん読んでいますし、池上さんというジャーナリストがいてくれるおかげで、いろんなことを知ることができて、感謝しています。 ただ、最近ちょっと、池上さんについて、「わからなくなっている」ところがあって。 この参考リンクの記事では、舛添さんが「池上さんは細川支持なのではないか?」と判断し、質問を避けようとしたのではないか、と書かれているのですが、僕はちょっと意外な気がしたのです。 舛添さんは、池上さんのどこを、あるいは何をみて、「細川寄り」だと考えていたのか? 僕の疑問は以下のとおりです。 池上さんは、さまざまな政治家に対して、視聴者の視点で「疑問」に斬り込んでいってくれますが、池上さん自身の政治的な信条というのは、どこにあるのだ

    最近ちょっと、池上彰さんのことが、わからなくなっている。 - いつか電池がきれるまで
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    Domino-R 2014/02/12
    個人的に気になるのはブログ主に固有の信条があるのかかな。/池上氏の政治的立場などどうでもいい。でもわからないと騙されてるように感じるんだよね。自分で考えずにキャスターに判断を依存しているから。
  • 「ガラケー」を知らない大人たち - いつか電池がきれるまで

    「ガラケーって、『ガラパゴス携帯』のことなんだね。今日はじめて聞いたんだけど」 夜、と話していて、こんな話が出てきて驚きました。 「えっ、知らないの、ガラケー」 「うん。習い事に行った先で、他の人たちが携帯電話の話をしていたんだけど、何だかわかんなかったんだよね。今使っているこれが、『スマホ』っていうのは知ってたんだけど。 『ガラパゴス』って、どういう携帯なの?スマホの前に使っていたような折りたたみみたいなやつ?」 もちろん僕は「ガラケー」を知っているのだけれども、高齢者や子どもならともかく、自分と同世代の人(というか、自分の)に「聞いたことない」と言われたのは、すごく意外でした。 ネット上では、「ガラケー」という言葉に解説がつけられていることは、もうほとんどありませんしね。 でも、「メールとAmazon旅行の予約くらいにしかネットを利用しない」僕のにとっては、「ガラケー」というの

    「ガラケー」を知らない大人たち - いつか電池がきれるまで
    Domino-R
    Domino-R 2014/01/17
    日本のインターネッツ文化自体がガラパゴスだってことに気づくことはこんなにも難しい。。。。気づいたよね?
  • ネットには、人間の「ホンネ」なんて書かれていない。 - いつか電池がきれるまで

    参考リンク:批判コメントが私にもたらしたもの - せんえつながら このエントリを読んで、僕はずっと前の、個人サイトをはじめた頃の自分のことを思いだしていました。 そうそう、あの頃は、「ネットでは、みんなホンネで真っ向から批判してくれるのだな」と驚いていたなあ、って。 2013年6月26日の『怒り新党』で、マツコ・デラックスさんが、こんな話をしていました。 「だから私がネットは嫌いだ、って言っているのはそこよ。 目の前に人がいないから、相当なことを書いてるじゃない。 「それお前の当に真意なのか?」っていうさ。 自分の思ったことを、さらに悪くして書いたり、とか。 怖いのよやっぱり、あれ。 私ね、ネットで何を書いてもいいと思うのよ。 それを、参考にしてしまうほうがいけないと思う。 要は今、たとえばテレビ番組ひとつ作るとしても、ネットでどんな評判だったとか、Twitterでどんな書き込みがあった

    ネットには、人間の「ホンネ」なんて書かれていない。 - いつか電池がきれるまで
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    Domino-R 2013/10/18
    これなにげに重要な視点で、それ本音なんかじゃないのね。つか御大層な本音なんて誰も持ってない。単に世間的に本音っぽいとされる紋切型のコピーなんだけど、それでも一旦言葉にするとそれが自分の本音だと思うの。
  • 「答えることのできない問いに、答えなければならない時代」の苦しさ - いつか電池がきれるまで

    参考リンク:「あいつが悪い」の大合唱が怖い :Heartlogic 僕もそういう「ネットでの大バッシング」は怖いな、と思うのです。 ただ、今回の「飛行機で泣き止まない子ども」の事例に関しては、なんというか、あまりスッキリしないところがあって。 さかもと未明さんが、「子どもの泣き声がうるさい」と感じる権利はあるんですよね、基的には。 それこそ「個人の自由」なわけです。 じゃないと、「お前はいま、俺のことをバカだと思っただろう!」って責められる世の中がやってきてしまいます。 僕個人の「落としどころ」としては、「うるさいし、迷惑かけて申し訳ないんだけど、みんな昔は子どもだったんだし、こちらでも努力はしますので、なるべく丸くおさめてもらえませんか?」くらいだったりするんですよね。 僕も小さな子どもの親なので、「自分の子どもが、他の人に迷惑をかけてしまうケース」を想像せずにはいられません。 「ネッ

    「答えることのできない問いに、答えなければならない時代」の苦しさ - いつか電池がきれるまで
    Domino-R
    Domino-R 2012/11/22
    バッシングって現象自体が無くなればいい。それはそうだけど現にそれはあり力を持っている。ならばその力が自分に向かないように常に誰かに向けておきたい。イジメと同じ構図で、単に悪意が原因じゃないのが厄介。
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