車がバウンドするスリルを楽しむため、交差点内の盛り上がった部分に猛スピードで突っ込んで同乗者3人を死傷させたとして、香川県警は16日、運転していた自動車修理業の男(32)(高松市)について、危険運転致死傷容疑で逮捕状を取った。17日にも逮捕する方針。 県警によると、現場は、高松市檀紙町の国道11号の交差点で、幅約15メートルにわたって、中央部が約30センチ盛り上がっている。 捜査関係者によると、男は2010年4月29日夜、友人の男女3人を乗せた車を運転し、交差点の中央部に進入。ハンドル操作ができなくなって対向車線に飛び出して横滑りし、約100メートル先にある看板2か所の鉄柱に激突、男女2人を死亡させ、女性1人に大けがをさせた疑い。 運転していた男も大けがを負い、県警は回復を待って任意で事情聴取。男は「これまでも車をバウンドさせていた。友人を驚かせようと思った」と話しているという。これまで県