お知らせ 2023/11/11 去る7月20日のシンポジウムに関してのレポートを書かせていただきました。後ほど、当サイトの特設ページにまとめますが、それまでこちらをご参照ください。 シンポジウム「コロナ、報道、国産ワクチン その裏側を探る」〜コロナ・ワクチンをめぐる闇(その1)を読む シンポジウム「コロナ、報道、国産ワクチン その裏側を探る」〜コロナ・ワクチンをめぐる闇(その2)を読む シンポジウム「コロナ、報道、国産ワクチン その裏側を探る」〜コロナ・ワクチンをめぐる闇(その3)を読む シンポジウム「コロナ、報道、国産ワクチン その裏側を探る」〜コロナ・ワクチンをめぐる闇(その4)を読む 2023/6/21 2020年以後、世界を揺るがせた新型コロナCovid-19は迅速なワクチン開発の恩恵もあり、一時の危機的な状況を脱したかのように思われますが、一方で、このコロナ禍の中、華々しく打ち上
改ざんの「恐ろしさ」を問う(1/3) 不意に、まったく唐突に、イギリスの作家、ジョージ・オーウェルの小説を思い出しました。 その代表作「1984年」は、スターリン時代の旧ソ連をモデルに、全体主義に支配された世界を描いた未来小説です。主人公は政府の「真理省」に勤務し、記録の「改ざん」に携わっています。恐怖政治を敷く党の政策に合わない記述を書き換え、過去と現在の矛盾を見えなくするためです。 あまりに改ざんを重ね、また言語と思考をコントロールされているため、主人公は自分の記憶が正しいのかどうかさえも分からなくなっています。しかし、粛清された過去の指導者の写真を見つけたことから、彼は体制に疑問を持ち始めます。そして禁じられている日記をつけ、そこに「自由とは、2足す2が4であるといえる自由である」と書きつけます。やがて彼は逮捕され、拷問を受け、徹底的な思想改造を強いられます…。 ○怖さに通底する
緊急特番・特捜検察は即刻廃止せよ 魚住昭氏(ジャーナリスト)、落合洋司氏(弁護士、元検事) マル激トーク・オン・ディマンド 第493回 ここ数年来、折に触れ問題視されてきた特捜検察による強引かつ恣意的な事件捜査が、ついに大きな社会問題となってしまった。 最高検は21日、郵便不正事件で主任検事をつとめた大阪地検特捜部の前田恒彦検事を、証拠改ざんの容疑で逮捕した。厚労省の村木厚子元局長が無罪を勝ち取ったあの事件で検察は、早い段階で村木さんの無実を知りながら、証拠を改ざんしてまで無理矢理有罪にしようとしていた疑いが持たれているのだ。 かねてからこの番組では、検察、特に特捜部の担当した事件の問題点、とりわけ検察が自ら描いたシナリオを無理矢理押しつけていく、人を人とも思わないような強引な捜査や、メディアと検察が一体となって事件を作り上げていく手法が、司法の正義をも揺るがしかねない重大な危険性をはらん
なぜ私は虚偽の自白に追い込まれたのか 朝鮮総連詐欺事件被告・緒方元公安調査庁長官に聞く インタビューズ (2010年09月25日) 今週逮捕された前田恒彦検事が捜査に関わった朝鮮総連本部ビルをめぐる詐欺容疑で、昨年有罪判決を受け現在控訴中の緒方重威氏は、公判では一貫して無実を主張しているが、実は拘留中に二度の自白をしている。その自白の任意性が一審の有罪判決では決定的な重みを持った。 その緒方氏がビデオニュース・ドットコムのインタビューの中で、自身の自白は、特捜部の「人格破壊型」の取り調べによって行われたものだと主張する。緒方氏は元検事で、公安調査庁長官、仙台高検、広島高検で検事長を務めた人物だ。検察の手の内を全て知るはずの緒方氏をして「怖かった」、「恐怖の余り自らの意に反して自白してしまった」と言わしめる、特捜部の取り調べとは、一体いかなるものなのか。 緒方氏の容疑は、朝鮮総連から本部ビル
会長声明集 Subject:2010-9-21 厚生労働省元局長事件における証拠の改ざん疑惑に関する日弁連コメント 2010年(平成22年)9月21日 日本弁護士連合会 報道によれば、大阪地方裁判所が元厚生労働省雇用均等・児童家庭局長に対して無罪判決を言い渡した事件において、大阪地検特捜部の主任検事が、証拠として押収したフロッピーディスクを改ざんした疑いがあるとのことである。 これが事実であるとすれば、検察官が描いたストーリーに沿って、関係者の供述を歪めただけでなく、元局長の無罪を示していた客観証拠までも改変したということであり、戦慄を覚えざるを得ない。 このような行為は、証拠による裁判という司法制度の根幹をその根底から覆すものである。当連合会は、司法に対する信頼回復のため、本件について徹底した真相解明を求めるとともに、捜査過程の透明化と司法チェックの強化を求めるものである。
前田恒彦容疑者は大阪地検特捜部の“エース”として、検察上層部の信頼を一身に集めていた。以前在籍していた東京地検特捜部の信頼も厚く、民主党の小沢一郎元幹事長の資金管理団体の政治資金規正法違反事件では“指名”で東京への応援を要請されたほどだった。 「非常にまじめで捜査は緻(ち)密(みつ)」。元検察幹部はそう評する。捜査資料は綿密にそろえられ、報告もきちんとしていた。容疑者から次々と重要な供述を取る「割り屋」としての評価も高かった。後輩検事からは「リーダーシップがあって面倒見もよい」と慕われる一方で、強引なところもあったという。 ある検察関係者は「郵便不正事件の当初、取り調べの結果が検察の構図に合わなくても部下の報告を聞いていたらしい。しかし、事件が立て込んできたころから自分の意見を押しつけるようになったようだ」と漏らす。その理由について「事件を立件するプレッシャーが原因だったのではないか」と振
障害者団体向け割引郵便制度をめぐり偽の証明書が発行された郵便不正事件で、証拠品として押収したフロッピーディスク(FD)を改(かい)竄(ざん)していた疑いが強まり、最高検は21日夜、証拠隠滅容疑で、大阪地検特捜部検事で、この事件の主任を務めた前田恒彦容疑者(43)を逮捕した。合わせて前田容疑者の大阪府内の自宅や大阪地検の執務室などの捜索令状を取った。最高検は検察側の描いた事件の構図に沿うよう改竄した疑いが強いとみて全容解明を進める。 無罪判決の確定が確実な厚生労働省の村木厚子元局長(54)を起訴した一連の捜査の問題は、検事の刑事責任追及に向かう異例の事態となった。 関係者によると、改竄されたのは特捜部が昨年5月26日、村木元局長の元部下だった上村勉被告(41)=公判中=の自宅から押収したFDの最終更新日時。当初の「2004年6月1日」から、検察側主張に沿う「6月8日」に書き換えられていたとい
障害者団体向け割引郵便制度をめぐり偽の証明書が発行された郵便不正事件で、大阪地検特捜部の前田恒彦主任検事(43)が証拠品として押収したフロッピーディスク(FD)の最終更新日時を改(かい)竄(ざん)していた疑いが強まったとして、最高検は21日夜、証拠隠滅の疑いで、前田検事を逮捕する方針を固めた。検察側の描いた事件の構図に沿うよう書き換えた可能性が高いという。 最高検はあわせて同日、大阪府内の前田検事の自宅や、大阪地検の執務室などの家宅捜索令状を取った。 関係者によると、改竄されたのは特捜部が昨年5月26日、厚生労働省の村木厚子元局長(54)=虚偽有印公文書作成・同行使罪で1審無罪=の元部下だった上村勉被告(41)=同罪で公判中=の自宅から押収したFDの最終更新日時。当初の「2004年6月1日」から、検察側主張に沿う「6月8日」に書き換えられていたという。FDには偽の証明書や文書作成のデータが
元最高検検事の土本武司筑波大名誉教授(刑事法)の話 データ改竄がもし事実であれば、捜査側が描いたストーリーに合うように証拠を位置付けた疑いがますます強くなる。単なる捜査上のミスにとどまらない犯罪の可能性も出てくる。(物証の捏造は)かつて警察ではあったが、検察はしないという信頼感があった。とうとう出てしまったかという感じだ。改竄が組織的に行われたとなると、すべての検察の権威にかかわってくるし、威信もどこかに吹っ飛んでしまう。
「こんなことまで起こるのかと非常に恐ろしい」。郵便不正事件で、大阪地検特捜部の検事が証拠品のフロッピーディスク(FD)の更新日時を改竄(かいざん)していた疑いが浮上したことを受け、厚生労働省の村木厚子元局長(54)が21日、東京・霞が関の司法記者クラブで会見した。「検察はきちんと解明し、個人の問題にはしてほしくない」と話し、検察捜査に改めて憤りをあらわにした。 クリーム色のスーツ姿で現れた村木氏は、詰めかけた報道陣を見つめ、険しい表情で「そこ(改竄)までは想像できなかった」と唇をふるわせた。 初公判前、検察側主張とFDの日付の矛盾点に気づいたのは村木氏。「大事な証拠なのに、きちんと真相解明に使われていないというのがショックだった」と振り返った上で、「もし(データが)改竄されていて、こうしたものしか(証拠が)なかったら、無罪に大きな足がかりになるものを得られなかったので、非常に怖い」と話した
郵便不正事件に絡む証拠改ざん事件で、最高検は23日、大阪地検で前田恒彦検事の上司だった大坪弘道前特捜部長(現京都地検次席検事)と佐賀元明前特捜部副部長(現神戸地検特別刑事部長)を東京・霞が関の検察庁庁舎に呼び事情を聴いた。改ざんへの関与の有無や把握の時期を確認するとともに、検事正らにどのような報告をしたか詳しい説明を求めたとみられる。 関係者によると、大坪前部長は前田検事がデータを書き換えたとの指摘が地検内で出た今年2月ごろ、佐賀前副部長を通じて前田検事に事実関係を確認。その後、小林敬検事正と当時の玉井英章次席検事(現大阪高検次席検事)に「問題はない」という趣旨の報告をしたとされる。 最高検は組織的な隠ぺいがなかったか確認するため、小林検事正と玉井次席検事らからも一両日中に事情を聴く方針。郵便不正事件の捜査を担当した当時の特捜部検事からも事情を聴き、捜査が適正だったかについても検証している
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