NTTドコモ、ソフトバンク、KDDIは12月8日、携帯電話番号でメッセージがやりとりできるサービス「+メッセージ」の利用者数が3000万人を超えたと発表した。10月末時点で3250万人となっている。 +メッセージは2018年5月に提供開始。どの携帯電話でも利用できるSMSの後継規格として業界団体であるGSMAが標準化したRCS(リッチコミュニケーションサービス)に準拠している。 ただし、RCSは「RCSハブ」を経由して他のキャリアをつなげる仕組みであるため、メッセージをやり取りできるのは、3キャリアと各社のサブブランド、各社の回線を使うMVNOとの間に限られる。同じくRCS準拠のメッセージを使っている楽天モバイルとはやりとりできない。 Android標準のメッセージアプリはRCSに標準対応しているが、国内では+メッセージの専用アプリをインストールする必要がある。またiPhoneはOS標準で
日本薬剤師会の電子版お薬手帳がサービス運営体制の岐路に立たされている。2022年6月、開発・運営を担うNTTドコモからサービス終了を告げられたためだ。日薬は「お薬手帳を扱う事業者としてあってはならない判断」と不満を示すが、ドコモを相手取った訴訟の提起などは検討していないとする。代替サービスの構築を含め、今後の対応について2022年内に結論を出す考えだ。 「継続的な薬学管理の重要なアイテムであるお薬手帳を扱う事業者としてあってはならない判断だ」――。 日本薬剤師会が提供する電子版お薬手帳「eお薬手帳」が終了の危機に直面している。2022年6月、開発・運営を担うNTTドコモから突如、サービス終了の方針を告げられたためだ。日薬は2022年8月30日、各都道府県の薬剤師会担当役員に送付した文書で冒頭のように不満をあらわにした。 電子版お薬手帳は2011年3月11日の東日本大震災をきっかけに必要性の
経済産業省、東京証券取引所、情報処理推進機構(IPA) が2022年6月に発表した「DX銘柄2022」。その選定企業は日本における DX(デジタルトランスフォーメーション) の先進企業と位置づけられ、大半がDXの取り組みを全社に広げている。DXの全社展開では全社ビジョンを浸透させたうえで、業務の現場を組織的に支援することが不可欠だ。DX銘柄2022の選定企業はDXの全社展開において、どのような組織的支援をしているのか。特徴的な事例を取り上げる。今回はDX銘柄2022に選定されたふくおかフィナンシャルグループ(FG)の取り組みについて、傘下のみんなの銀行のケースを中心に紹介する。 みんなの銀行は2021年5月にサービスを開始したデジタル専業銀行で、メインの顧客ターゲットはデジタルネーティブ世代だ。スマートフォンの専用アプリによって口座振り込みやローン申請などの取引サービスを提供している。シス
[Windowsツール]フォルダには設定に必要なツール類がいっぱい Windows 10では、[スタート]メニューの「Windows管理ツール」や「Windowsシステムツール」の下にあった各種ツールが、Windows 11では全て[Windowsツール]フォルダ内にまとめられた。このフォルダを開けば、ツール類が見つかるので便利になったものの、このフォルダ自体を開くのが面倒になっている。そこで、この[Windowsツール]フォルダを素早く開く方法や設定を紹介する。 Windows 10では、[スタート]メニューの「Windows管理ツール」や「Windowsシステムツール」の下にあった各種ツールが、Windows 11では全て[Windowsツール]フォルダ内に移動となった。そのため、[スタート]メニューの[すべてのアプリ]から直接ツールを起動できなくなっている。どのようなツールが、[Wi
ローコード開発ツールとは、ITエンジニアによるコーディングを必要とせず、画面上のドラッグ&ドロップ操作でアプリケーションを作れる開発プラットフォームです。 ローコード開発ツールには、システム開発に必要な標準機能や統合環境があらかじめ備わっているため、開発期間を大幅に短縮することができます。 現在、デジタルトランスフォーメーション(DX)やオンライン化の文脈で、近年ローコード開発ツールの活用が注目されています。しかし、ツールによって特徴・機能・用途が異なるため、自社に最適なツール選定に悩む方も少なくありません。 そこで本記事では、ローコード開発に特化したシステム開発サービスを影響するBOLTが、ローコード開発の選び方と、おすすめのローコード開発ツール12選を紹介します。 ローコード開発ツールの活用を検討されている方は、ぜひ導入時の参考にしてみてください。 どのように始める?脱Excel管理
関連キーワード Windows 10 | Windows | Microsoft(マイクロソフト) Microsoftが「Windows 10」向けに無料提供を始めた「Windows File Recovery」は、IT担当者がローカルストレージをスキャンし、削除されたファイルを見つけたり、復元したりすることを支援するアプリケーションだ。Windows File Recoveryは、Windows 10のバージョン2004以降で利用できる。同社は公式アプリケーションストア「Microsoft Store」で、2020年6月末からWindows File Recoveryを提供している。 クラウド時代になぜ「PC」なのか 併せて読みたいお薦め記事 「Windows 10」のトラブルシューティング Windows 10を「セーフモード」で起動させる簡単な方法 再起動しても動かない「Window
ローコード開発は新規開発から本稼働後の保守開発まで担う「アプリ開発基盤」へと進化した。アプリ開発のハードルが下がり、ユーザー企業は内製に踏み出しやすくなっている。人月商売に頼る旧来のSIビジネスは淘汰が進みそうだ。 ローコード開発プラットフォームは適用範囲を広げる方向で現在も進化を続けている。NTTデータはその進化を3段階で捉えている。 当初はシステム開発の局所的な部分を自動化する「プログラム生成型」のツールが多かった。RADやCASEなどと呼ばれていたころだ。 アプリケーションの画面デザインや業務ロジック、データ構造を設計する機能を一通り備える製品が多い。ただ自動生成後の画面や業務ロジック、データベースを連携させるには別途コーディングが必要なケースもあり、自動化できる領域が限られていた。 その後、アプリケーションを統一的に開発する「統合環境型」のツールが登場した。GUIベースの操作でモデ
マイクロソフトは2016年11月、業務アプリを手軽に作成できる開発基盤としてPowerAppsとFlowの提供を開始した。ExcelやPowerPointのような画面操作でアプリを開発できるローコード/ノーコードプラットフォームで、同社では「ビジネスアプリケーションプラットフォーム」と呼んでいる。 「PowerApps、Flow、Power BIは、“デジタルフィードバックループ”を支える基盤として登場しました」と、マイクロソフト エマージングソリューションチーム グローバルブラックベルトの吉田大貴氏は語る。 デジタルフィードバックループとは、サービスを起点に人材と商材と顧客が関係性を持つ中、デジタル化された顧客情報をリアルタイムに収集分析し、さまざまなシステムと連動する仕組みのこと。サービスを改善するには確固たるフィードバックループを作ることが重要だという。 ガートナーの発表によると、2
NagisaWorksでは時折世間を陥れる虚構新聞のシステム全般を担当しております。このシステム、様々な制約により少々ユニークなものになっていますので、今回このシステムについて少しお話をします。 まず制約条件/目標として以下が挙げられます。 1.とにかく低コスト 2.運用が虚構新聞社内のみで行えること 3.でもそこそこに速く 4.web/app両対応 1.とにかく低コスト 虚構新聞はSAKURA internetのサーバー、種別としてはさくらのレンタルサーバーを使用しています。 これは元々使っていたという理由からなのですが、新しいシステムでもそのまま使用することにしています。 ネットワークとしてかかる費用はこれだけのはずですので、とにかく安い。 PVの割にこれほど安いものを使用しているサービスも少ないかと思われます。 まぁケチっているわけでもなさそうなので、インカムの問題でしょうか。 2.
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