イタリアのグランサッソ研究所(Gran Sasso National Laboratory:LNGS)に設置された「OPERA(Oscillation Project with Emulsion-tRacking Apparatus)」というニュートリノ検出装置を使った研究を行っている11カ国160人の物理学者のグループが、ニュートリノの速度は光より速いという実験結果を発表した。これが事実であれば物理学の教科書が書き換わる大発見で、一般紙でもかなり大きく報道された。 この実験について、2011年9月23日にCERN(欧州原子核研究機構:the European Organization for Nuclear Research)でセミナーが開催された。このセミナーから、かいつまんでどのように測定が行われたかを紹介する。 ニュートリノの速度測定について説明するDario Autiero氏 ニ
素粒子論研究室の改装工事も終盤になりました。木曜日には工事の騒音を避けて、物理学・数学・天文学部門の事務室のならびにある副部門長の居室で、こっそり研究をしていました。 部門長が現れて、「ニュートリノが光より速いって聞いたかい。」と言います。 持っているのはニューヨーク・タイムズ紙の記事。速報論文や研究所のプレスリリースでないところが普通ではありません。 「CERNからグランサッソに打ったニュートリノが60ナノ秒早く着いたって言うんだ。」 「誤差はどのくらいですか。」 「10ナノ秒と書いてある。」 「距離にして3メートルか。GPSを使えば可能ですね。」 後で聞いた話では、他にも誤差の因子があるので、距離については20センチメートル程度の精度が必要だそうです。 「超新星1987Aまでの距離ってどのくらいでしょうか。」 1987年に観測された超新星Aからのニュートリノは、可視光が地球に届く約3時
■編集元:ニュース速報板より「ニュートリノ実験結果に専門家ら 「タイムマシン可能になった。」 「過去へのジャンプは可能。」★2」 1 名前:名無しさん@涙目です。(愛知県) :2011/09/24(土) 10:48:08.03 ID:5dyosMj+0 ?PLT(12001) ニュートリノ実験 専門家ら驚き 「タイムマシン可能」 名古屋大などの国際研究グループが23日発表した、ニュートリノが光よりも速いという実験結果。光よりも速い物体が存在することになれば、アインシュタインの相対性理論で実現不可能とされた“タイムマシン”も可能になるかもしれない。 ◆概念変わる 「現代の理論物理がよって立つアインシュタインの理論を覆す大変な結果だ。本当ならタイムマシンも可能になる」と東大の村山斉・数物連携宇宙研究機構長は驚きを隠さない。 質量のある物体の速度が光の速度に近づくと、その物体の時間の
9月23日、日本や欧州の国際研究チームは、素粒子の一種であるニュートリノが光より速く移動することを示す観測結果が得られたと発表した。写真は実験が行われたジュネーブ近郊の欧州合同原子核研究所。提供写真(2011年 ロイター) [ジュネーブ 23日 ロイター] 名古屋大や神戸大なども参加する日本や欧州の国際研究チームは23日、素粒子の一種であるニュートリノが光より速く移動することを示す観測結果が得られたと発表した。 この結果が正しければ、宇宙の成り立ちをめぐる定説を覆すことになり、タイムマシンや異次元の存在も可能になるという。 欧州合同原子核研究所(CERN)によると、ジュネーブ近郊のCERNから発射したニュートリノを730キロ離れたイタリアの研究所でとらえる実験を3年以上にわたり1万5000回実施。その結果、ニュートリノが光より60ナノ秒(1億分の6秒)速く進むことを観測したという。 アイン
平成 23 年 9 月 23 日 名古屋大学発 プレスリリース 高エネルギーのミュー型ニュートリノの速さを世界最高精度で精密に測定 この度、名古屋大学大学院理学研究科・素粒子宇宙物理学専攻・F研究室が参加する日欧 国際共同研究(通称 OPERA 実験)グループは、高エネルギーのミュー型ニュートリノの速さを、 これまでに無い高精度で精密測定し、スイスジュネーブ郊外の CERN 研究所より発射された高 エネルギーのミュー型ニュートリノが、730km はなれたイタリア中部のグランサッソー地下研究所 の OPERA 検出器に、光の速さで予想されるよりも 60 ナノ秒(1 億分の 6 秒)早く到達していると いう測定結果を得ました。これは CERN で作られた高エネルギーのミュー型ニュートリノの速さ が、光速より約 0.0025%だけ速い事を示すものです。 本研究成果は、平成 23 年 9 月 23
名古屋大や宇都宮大、神戸大などが参加する日欧の国際研究グループは23日、質量を持つ素粒子のニュートリノが光よりも速く移動するとの測定結果が得られたと発表した。 アインシュタインの相対性理論は、質量を持つものは光より速く移動することができないとしており、今回の測定結果は相対性理論と矛盾する。結果が正しければ、科学全般に与える衝撃は計り知れない。 研究グループは、2009年に実験を開始した。スイス・ジュネーブ郊外の欧州合同原子核研究所(CERN)から約730キロ離れたイタリア中部の研究施設にニュートリノのうちミュー型と呼ばれるものを飛ばし、到達するまでの時間を最新の全地球測位システム(GPS)技術などを使って精密に測定。光速(秒速約30万キロ)よりもニュートリノが60ナノ秒(1億分の6秒)早く到達し、光速より約0.0025%速かった。 測定は過去3年間にわたり約1万5000回実施しており
ニュートリノは光より速い? 9月23日 18時57分 名古屋大学が参加した国際研究グループによる実験で、素粒子の1つニュートリノが光より速いという結果が出たと発表されました。アインシュタインの相対性理論では、質量のある物質は光より遅いとされるため、これと矛盾する実験結果として今後、論議を呼びそうです。 この実験はCERN=ヨーロッパ合同原子核研究機関など、各国の研究機関で作る国際共同研究グループが行ったもので、日本からは名古屋大学などが参加しています。実験では素粒子の1つニュートリノをスイス・ジュネーブ郊外にあるCERNの研究所から発射し、730キロ離れたイタリア中部にある地下の研究所で観測して速度を測定しました。2つの研究所の間の距離を精密に測り、時計も高精度に同期させたうえで、3年間、1万5000回に上る観測結果を解析したところ、光の速さで予想される時間よりも1億分の6秒=60ナノ秒早
スイスの欧州合同原子核研究機構(European Centre for Nuclear Research、CERN)でモニターを見つめる研究者(2010年3月30日撮影、資料写真)。(c)AFP/FABRICE COFFRINI 【9月23日 AFP】素粒子ニュートリノが質量を持つことの最終確認を目指す国際共同実験OPERA(オペラ)の研究グループは22日、ニュートリノの速度が光速より速いことを実験で見出したと発表した。確認されれば、アインシュタイン(Albert Einstein)の相対性理論に重大な欠陥があることになる。 実験では、スイスの欧州合同原子核研究機構(European Centre for Nuclear Research、CERN)から730キロ先にあるイタリアのグランサッソ国立研究所(Gran Sasso Laboratory)へ、数十億のニュートリノ粒子を発射。光の到
CERNが光速超える粒子発見!アインシュタインの相対性理論ピーンチ!2011.09.23 10:299,873 satomi 天地が引っくり返る大ニュース! 欧州原子核研究機構(CERN)がニュートリノをイタリアに飛ばしたら、なんと1万6000個が光速より速く到着してしまったそうですよ!! これが本当なら「宇宙には光速より速く移動できるものは存在しない」とアルベルト・アインシュタインが1905年に提唱した特殊相対性理論が打ち破られ、物理を塗り替える革命となります。 実験では素粒子ニュートリノをジュネーブにあるCERNの研究所から地下経由で732km先の伊グラン・サッソ国立研究所に発射しました。すると2.43ミリ秒後に到着。このヒットした時間の記録は国際研究実験OPERA(Oscillation Project with Emulsion-tRacking Apparatus)の粒子検出器に
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く