現代物理学の基本とされる「不確定性原理」が成り立たない場合があるとした新理論「小澤の不等式」について、東北大と名古屋大の研究グループが新たな測定法による実験で検証に成功した。盗聴を防ぐ量子暗号通信や宇宙観測などへの応用が期待される。小澤の不等式を2003年に提唱した名古屋大の小澤正直教授と東北大の枝松圭一教授らによる研究成果で、米物理学会誌「フィジカル・レビュー・レ
現代物理学の基本とされる「不確定性原理」が成り立たない場合があるとした新理論「小澤の不等式」について、東北大と名古屋大の研究グループが新たな測定法による実験で検証に成功した。盗聴を防ぐ量子暗号通信や宇宙観測などへの応用が期待される。小澤の不等式を2003年に提唱した名古屋大の小澤正直教授と東北大の枝松圭一教授らによる研究成果で、米物理学会誌「フィジカル・レビュー・レ
平成 23 年 9 月 23 日 名古屋大学発 プレスリリース 高エネルギーのミュー型ニュートリノの速さを世界最高精度で精密に測定 この度、名古屋大学大学院理学研究科・素粒子宇宙物理学専攻・F研究室が参加する日欧 国際共同研究(通称 OPERA 実験)グループは、高エネルギーのミュー型ニュートリノの速さを、 これまでに無い高精度で精密測定し、スイスジュネーブ郊外の CERN 研究所より発射された高 エネルギーのミュー型ニュートリノが、730km はなれたイタリア中部のグランサッソー地下研究所 の OPERA 検出器に、光の速さで予想されるよりも 60 ナノ秒(1 億分の 6 秒)早く到達していると いう測定結果を得ました。これは CERN で作られた高エネルギーのミュー型ニュートリノの速さ が、光速より約 0.0025%だけ速い事を示すものです。 本研究成果は、平成 23 年 9 月 23
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