ITエンジニア本大賞は、この1年を振り返って「ITエンジニアに読んでほしい・おすすめしたい」と思った本を選ぶイベントです。2014年に始まり、今回で11回目の開催となります。 皆さんには仕事の役に立った本や新しい分野を学べた本、キャリアアップに繋がった本や趣味を深掘りできた本など、印象に残っている本はあるでしょうか。 そうした本を共有し多くの人に知ってもらう機会として、ぜひITエンジニア本大賞におすすめの本を投票してみてください。 おすすめ本に投票する ※投票したい本の出版社や刊行年は問いませんが、過去の大賞は選考から除外されます。 スケジュール ITエンジニア本大賞は、以下のように進んでいきます。 2023年12月10日(日)まで、一般投票を受付 2024年1月下旬、両部門のベスト10を発表 2024年2月15日(木)、両部門のベスト3を対象にプレゼン大会を実施 同日、プレゼン大会の観覧
アンカー・ジャパン株式会社代表取締役CEO。 アンカーストア株式会社代表取締役CEO、 EAコンサルティング合同会社CEO、 他数社の社外取締役や顧問も務める。 Deloitteにてコンサルティング業務や IPO支援に従事後、 PEファンド日本産業パートナーズにて プライベート・エクイティ投資業務に携わる。 アンカーの日本事業部門創設より参画し、 同部門を統括。 参入したほぼすべての製品カテゴリーで オンラインシェア1位を実現するとともに、 創業9年目で売上300億円を達成。 本書が初の著書。 【ツイッター】@endoayumu 1位思考 創業9年目で売上300億円にした、 アンカー・ジャパンCEOが 初めて語る 大逆転の新手法。 適度にサボると生産性は上がる。 27歳入社→33歳アンカーグループ最年少役員→34歳アンカー・ジャパンCEO。 参入したほぼ全製品カテゴリーでオンラインシェア1
「問題意識」はどこからくるか 「問題意識を持て」とよく言われます。はたして、そう言われて自動的に問題意識が生まれてくるものでしょうか。 そもそも、問題意識とはいったい何でしょうか。すでに問題が目の前で起こっている場合は、「問題意識を持て」などと悠長なことは言いません。 問題意識の有無を論議するまでもなく、問題が存在するわけですから、それを解決するしかないのです。 つまり、「目に見える問題」については、問題意識という言葉は使いません。「目に見えない問題」「気がつかない問題」についてのみ問題意識と言うのです。 ということは、問題意識とは、問題が顕在化する前に問題が生じる可能性を感じとる能力であるといえます。 養生という言葉があります。ふだんから健康に気をつけて養生に努めている人は、わずかな身体の変調を敏感に汲みとって、休息をとったり、医者に相談に行ったりします。だから大病にはかからず長命を全う
刊行したばかりの新刊書籍『格子振動と構造相転移』につきまして、編集者より本書をご紹介いたします。 ◆関連記事はこちら *** 先生からご提案いただいたときは 「いまではあまり聞かないテーマだな」 「どのくらい研究者がいるのかな」 というのが第一印象。もともと物理の専門書の読者は限られるのに、どのくらい多くの人に興味をもってもらえるのだろう… (石橋先生、ごめんなさい) 強誘電体や強弾性体については(もちろん)素人なので、 「専門家しか知らないような高度な理論が展開されるのかな」 「物質固有の構造や観測値をもとに第一原理的な数値解析をするのかな」 と勝手に思っていました。 ところが話をよく聞いてみると、実は結構おもしろい。出てくるのは「格子模型」「格子振動」「群論」など、物性物理の教科書でよく目にする単語ばかり。しかも、高度な理論や数値解析ではなく、あの「ランダウの相転移理論」! つまり、
「なぜこの宇宙は存在するのか?」という究極の問いを超ひも理論で解き明かそうとした世界的ベストセラー『エレガントな宇宙』。サイエンス好きなら書名を覚えている人も多いだろう。その著者でもあり、理論物理学者でもあるブライアン・グリーンの『時間の終わりまで』が新書化された。 なぜ物質が生まれ、生命が誕生し、私たちが存在するのか。膨張を続ける「進化する宇宙」は、私たちをどこへ連れてゆくのか。時間の始まりであるビッグバンから、時間の終わりである宇宙の終焉までを壮大なスケールで描き出す本書から、地球にこの先どんな運命が待ち受けるのかを紹介しよう。宇宙誕生から138億年の現在を起点に、はるか10³⁰年後までを見渡す。 *本記事は、『時間の終わりまで――物質、生命、心と進化する宇宙』(ブライアン・グリーン 著・青木薫 訳)から、内容を再構成してお届けします。 将来、恒星同士が衝突すると何が起こるのか? 晴れ
④予想ができない 数字がないと、ゴールも進め方もわからず、どれほど時間やエネルギーがかかるか、予想もできません。 ⑤行動を起こせない どれほど時間とエネルギーがかかるかわからず、ゴールもわからなければ行動もできません。目的地も距離もわからないまま、マラソンを始めるようなものです。 ⑥ムダが減らない 進め方も目安もなければ、仕事が効率的に進むはずがありません。 あちこち、ムダに足を引っぱられながら仕事をすることになります。 そのうえ、評価されません。がんばって仕事を終えても、3つの「ない」があなたの努力を台無しにしてしまいます。 ⑦成果が測れない 営業は、売上目標と実績の数字なしには、どれだけ結果を出せたか測れません。営業以外でも、目標と実績の数字がないと「なんとなく」評価するしかありません。 ⑧比較ができない 人事評価は他人との比較で行われます。でも、評価のものさしがなければ、比較はできま
「書籍オンライン」「DIAMOND愛読者クラブ」を運営する編集部。経営、経済、ビジネススキル、自己啓発、 マネー、健康、女性実用、子育て、サイエンスなど多様なジャンルのオリジナルコンテンツを発信している。 良書発見 仕事の緊張感がとれず、日中は眠くてたまらないのに、夜はぐっすり眠れない。一度眠っても、心配事があって夜中に目が覚めてしまう……。ビジネスパーソンを悩ませる「睡眠の質」問題、どうしたら解決できるのだろう。そこで参考になるのが、Googleで最速仕事術「スプリント(デザインスプリント)」を生み出し、世界の企業の働き方に革命を起こしてきた著者による『時間術大全――人生が本当に変わる「87の時間ワザ」』だ。本書はたちまちのうちに話題となり、世界的なベストセラーになっている。著者のジェイク・ナップはGoogleで、ジョン・ゼラツキーはYouTubeで、長年、人の目を「1分、1秒」でも
ありがちな仕様とコードを題材に、よくないコードに立ち向かうための整理術を紹介します。 この Book にはデザインパターンや DDD やオニオンアーキテクチャや関数型プログラミングなどは一切登場しませんが、それらのエッセンスと日常のコーディングにおいて求められる基礎的な考え方の説明が含まれています。 この Book の内容は、特定の業務領域やプログラミング言語・フレームワークには限定されません。 Laravel でも RoR でも Spring でも React でも Nuxt.js でも、きっと役に立つはずです。 逆にこの本にはクラス設計のべき論や OOP vs FP のような議論は含まれません。 画一的なコードの良し悪しの定義は難しいですが、何かしら得るものがあったと感じてもらえたらうれしいです。
坂田幸樹 さかた・こうき [株式会社経営共創基盤(IGPI)共同経営者(パートナー)、IGPIシンガポール取締役CEO] 株式会社経営共創基盤(IGPI)共同経営者(パートナー)、IGPIシンガポール取締役CEO。 早稲田大学政治経済学部卒、IEビジネススクール経営学修士(MBA)。大学卒業後、キャップジェミニ・アーンスト&ヤングに入社。日本コカ・コーラを経て、創業期のリヴァンプ入社。アパレル企業、ファストフードチェーン、システム会社などへのハンズオン支援(事業計画立案・実行、M&A、資金調達など)に従事。 その後、支援先のシステム会社にリヴァンプから転籍して代表取締役に就任。 退任後、経営共創基盤(IGPI)に入社。2013年にIGPIシンガポールを立ち上げるためシンガポールに拠点を移す。 現在は3拠点、8国籍のチームで日本企業や現地企業、政府機関向けのプロジェクトに従事。 IGPIグル
どうもおかしな話だということは、皆さんもすぐにピンとくるでしょう。これはまさに相関関係と因果関係を取り違えたケースです。 「太った人たちは、ダイエットコーラを飲んでいることが多い」という事象が観察できれば、「太っていること」と「ダイエットコーラを飲むこと」の間に相関関係があると言えます。ただし、この研究者が結論づけたように、「ダイエットコーラを飲むこと」が原因で、「太ること」が結果であるという証拠はありません。常識的に考えれば、「太っているから(=原因)ダイエットコーラを飲む(=結果)」のでしょう。 ビジネススクールの授業でこの事例を紹介すると、学生たちは「そんな間違いをする人はいない」と笑います。しかし、ビジネスの場で語られる通説のほとんどは、これと同じレベルです。ダイエットコーラと太ることの関係性がわかりやすいだけで、少し複雑になると、誰も間違いに気づかないまま、誤った通説があたかも事
こうした世界の潮流の中で、「経営学」と「サイエンス」も融合が進んでいます。翻って日本の経営学は、現在も定量分析より定性分析を重視する傾向があり、ビジネススクールでも経営学の授業はケーススタディの比重が高くなっています。 私は決して日本の経営学を批判しているわけではありません。グローバルの水準と比較してもレベルの高い研究が多いですし、優秀な経営学者も数多く輩出しています。ただ日本の経営学の特徴として、他分野との連携が少ないことと、定量研究の基礎を知らずに定性研究だけをやっているケースが少なくないようにも思います。 日本にも優秀な経営学者は多いと言いましたが、実は層が厚いのは60歳以上の世代です。つまり、日本経済が強かった1980年代までに研究者として実績を積んだ人たちであり、その下の世代は層が薄くなりつつあります。日米のアカデミアの世界を見てきた私としては、こんなところにもグローバルな経営学
標準 ベイズ統計学 朝倉書店Amazon 発刊当時に話題になっていた『標準ベイズ統計学』。実は訳者のお一人、菅澤翔之助さんからオフィス宛てでご恵贈いただいていたのですが、親父の没後処理やら自分のDVTやら実家の片付けやらで全く手が回らずオフィスに置いたままにしてしまっていたのでした。で、この度改めて拝読してみたら「何故もっと早く読まなかったんだ」と後悔するくらいあまりにも内容が素晴らしかったので、遅まきながら書評記事を書こうと思い立った次第です。 ベイズ統計学というと、殆ど詳しくない人だと「ベイズの定理以外に何があるの?」という印象ぐらいしかないかもしれませんし、一方でとりあえず技法としてやり方だけ覚えてしまった人だと「とりあえずMCMC回せばいいんだよね?」みたいな雑な理解になってしまうかもしれません。いずれにせよこれまで邦書ではベイズ統計学というと超初歩か実装重視かの二択が多かったせい
『カルトQ』(フジテレビ系)の「YMOカルト」のブレーンも務めたYMO研究の第一人者、田中雄二による本格的論考集『シン・YMO イエロー・マジック・オーケストラ・クロニクル1978〜1993』が8月19日に発売された。 いまも名著の呼び声高い『電子音楽 in JAPAN』のYMOの章をもとに、それに続く時代の新たなプロットを増補。著者自身によるYMOメンバーへの各10時間におよぶインタビュー発言、単行本未収録の各ソロ取材・スタッフの証言を加えた本書は、「YMOヒストリー」の決定版といえるだろう。 大衆性と実験性を融合させた表現により、音楽のみならず当時のカルチャーにまで深く影響を及ぼしたYMOとは一体何だったのか。東京オリンピックが終わり、大阪万博が控える2022年のいま、YMOを検証し直す意義も含めて著者に聞いた。 ─『シン・YMO イエロー・マジック・オーケストラ・クロニクル1978〜
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