2022/10/27に実施したNTT ComのOpen Techlunch #2の講演資料です
宇宙から降り注ぐ放射線(宇宙線)によって電子機器が一時的に誤作動する「ソフトエラー」と呼ばれる現象が、NTTの国内ネットワーク通信装置で少なくとも年間約3万~4万件起きていると推定されることが21日、同社などへの取材で分かった。大半は機器の安全装置などで自動修正されるが、専門家は通信障害につながった可能性もあると指摘している。 国内の情報インフラを支える通信装置でのソフトエラー発生規模が明らかになるのは初めて。 宇宙線が大気圏の酸素や窒素に衝突すると中性子が発生する。ソフトエラーはこの中性子が電子機器の半導体にぶつかり、誤作動を起こす。
(報道発表資料) 2020年4月21日 東日本電信電話株式会社 NTT東日本とIPAによる「シン・テレワークシステム」の緊急構築と無償開放について ~職場や大学のパソコンに自宅から安全にアクセスし在宅勤務や研究等の継続が可能~ NTT東日本と独立行政法人情報処理推進機構(以下、IPA)は、新型コロナウイルスに関する政府の緊急事態宣言や在宅勤務への社会的要請を受け、国内の多くの方々の感染拡大防止と事業継続を支援するため、契約不要・ユーザー登録不要で直ちに利用可能な、無償のシンクライアント型VPNを活用した「シン・テレワークシステム(以下、本システム)」を迅駛に開発し、本日より提供いたします。 本システムは、2020年10月31日まで、実証実験として開放します。 2020年5月29日追記 多数の方々にご利用いただき、2020年10月31日以降も継続を望む声が多数であること、様々な要望をいただい
◆なるべく切れない回線とはなんですか? 「落ちないシステムなんてない」 「切れない回線なんてない」 エンジニアの方なら理解してくれると思います。 しかし、理解はしつつも回線断を体験したことがある人はあまりいないのではないでしょうか。 じつはその「あまり」中にあなたが含まれないのは、わりと運が良いだけなのかもしれません。 今日もたくさんの回線が切れています。今もどこかで切れています。月額5000円のベストエフォート回線でも、月額1000万円の10G専有回線でも、切れるときはいつでも切れます。明日もたくさん切れるでしょう。明後日も。来年も。10年後も。古来電信回線から今後5Gになっても、人類が通信をし続ける限りは切れ続けます。その時に切れるのは、もしかするとあなたに関係があるネットワークかもしれませんし、運良くそんな事態には遭遇しないのかもしれませんし、気づかないうちに復旧しているかもしれませ
(報道発表資料) 2019年5月27日 日本電信電話株式会社 シャノン限界を達成しかつ実行可能な通信路符号を実現 ~効率の良い光通信や無線通信が可能に~ 日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:澤田純、以下 NTT)は、シャノン限界を達成しかつ実行可能な通信路符号 (誤り訂正符号)「CoCONuTS※1」を実現しました。 本技術は、計算機科学者シャノンによって求められた、通信効率の限界(シャノン限界※2)を達成する誤り訂正符号を実現する技術です。一つの通信路が与えられた時、そのシャノン限界を達成するためには、一般には膨大な計算量が必要だと考えられていました。一方で、実用的な実装方法でシャノン限界を達成できる符号が知られていましたが、これらの符号がシャノン限界を達成するのは特殊な通信路に限られていました。 本技術により任意の通信路でシャノン限界を達成する通信路符号を構成で
ネットワークエンジニアなら「回線の実体=レイヤーゼロ」を知っておこう:羽ばたけ!ネットワークエンジニア(11)(1/2 ページ) 日々、2000拠点を超えるネットワークの運用を手掛けていると、OSIの7階層モデルにないレイヤーゼロの話、つまり「回線」をいかに引くかという点をないがしろにできないことが分かる。今回はネットワークエンジニアが意外と知らないレイヤーゼロの基本について述べたい。 企業ネットワークの提案書や設計書にある「ネットワーク構成図」では、回線を1本の直線で表現することが多い。拠点を表す四角い枠に直線を1本引き、そこにルーターを接続する。もうすこし詳細な図では回線終端装置を表す箱をルーターの前に書く。日々、図を描くネットワークエンジニアは、線を1本引けば回線が引けたような気分になるかもしれない。 しかし、回線を現実に開通させるのはそれほど簡単ではない。はっきり言ってとても面倒で
注意: この記事は私の所属する組織の意思も意見も絶対に断固として欠片すらも表明する事を意図して書いていません TL;DR;今回のサイトブロッキングは私見ではダメだと思ってるけど、国の言うロジックは一応わかるし勘違いベースで応援するのも叩くのも止めて欲しい 前提知識 まず大前提として、日本には憲法というものがあり、その21条にはこのように明記されている。 憲法第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。 憲法に沿った国の運営をするためここから派生して制定されている法律のうち、今回の件に関係が深いのは電気通信事業法である。 電気通信事業法 (検閲の禁止)第三条電気通信事業者の取扱中に係る通信は、検閲してはならない。 (秘密の保護)第四条電気通信事業者の取扱中に係る通信の秘密は、侵してはならな
2016 年 6 月 14 日 (火) 筑波大学発ベンチャー ソフトイーサ株式会社 代表取締役 登 大遊 「OPEN IPv6 ダイナミック DNS for フレッツ・光ネクスト」サービスを公開 NTT 東日本のフレッツ回線間で VPN 機器や IoT 機器同士のフレッツ網内の高速・低遅延の直接通信を実現 ソフトイーサ株式会社は、本日、「OPEN IPv6 ダイナミック DNS for フレッツ・光ネクスト」サービス (https://i.open.ad.jp/) のベータ版を提供開始しました。 この無償のダイナミック DNS (DDNS) サービスを利用すると、NTT 東日本のすべてのエリアの 1,066 万本のすべてのフレッツ回線上で、インターネットから絶対に不正侵入されるおそれのない、大変高速かつ低遅延な VPN を、簡単に構築できます (注 1)。また、IoT 機器をフレッツ網に直
きのう磯崎さんとツイッターで議論したことを整理して、超簡単にシミュレーションしてみます。私の論旨は、NTTの構造分離(1社独占)よりも政府が持株をすべて売却してNTTを完全民営化し、ソフトバンクがLBOでNTTグループを買収してはどうかというものです。もちろん、こんな巨大買収は容易なことではないので、これは頭の体操だと思ってください。 NTTの時価総額は約6兆円だから、プレミアムがつくと7~8兆円の日本史上最大の企業買収になるでしょう。しかし世界のM&Aの中では、ボーダフォン=マンネスマンやAOL=タイム・ワーナーなど、10兆円を超えるディールもあり、兆円単位の買収は通信業界では珍しいことではありません。ソフトバンクの時価総額が2兆3000億円だから、バランスとしてもそれほど悪くない。 もちろん従業員20万人のNTTグループを経営することはむずかしいので、時価総額6兆円のドコモだけを残して
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