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有機化学に関するMiyaのブックマーク (4)

  • 喪われた化合物の名誉のために(3)~アスパルテーム~ - 有機化学美術館

    ☆喪われた化合物の名誉のために(3)~アスパルテーム~ 前回に引き続き、今回は人工甘味料アスパルテームを取り上げてみます。「買ってはいけない」の著者たちはずいぶんとアスパルテームが嫌いらしく、これを含む品(アイス、チョコレートなど)が多数槍玉に挙げられています。 甘味を感じさせる化合物の代表といえばもちろん砂糖(スクロース)です。砂糖は体を動かすための重要なエネルギー源ですが、摂り過ぎれば肥満・糖尿病などを招くことはご存じの通りです。そこで昔から多くの代用甘味料が開発されてきました(甘い化合物に関してはこちらもご覧下さい)。 かつて用いられた甘味料にチクロやサッカリンがあります。これらはそれぞれ砂糖の30倍、500倍の甘さを持ちます。このうちチクロは分解物に発癌性があるため現在使用が禁止されていますが、この分解反応が体内で起こるとはあまり考えられず、EU圏や中国では使用可となっています。

    Miya
    Miya 2013/05/25
    >アスパルテームをめぐる攻防戦はFDA史上最大と言われ、いまだに語り草になるほどのものです。FDAはやっきになって有害性を実証しようとしたにも関わらず、結局問題点は見いだせず、認可せざるを得なかったというのが
  • ☆喪われた化合物の名誉のために(2)〜調味料〜 - 有機化学美術館

    ☆喪われた化合物の名誉のために(2)~調味料~ 99年夏、「買ってはいけない」というがベストセラーになり、賛否両論含めた様々な論議を巻き起こしました。筆者の感想をはっきりいえば、もちろんなるほどと思える項目もあるのだけれど、その他であまりに頭の痛い記述が多すぎ、とうてい信用するに値しないというのが正直なところです。それでもこのの影響力は絶大で、ちょっとインターネットを検索しただけで「買ってはいけない」の引用と思える記述に山ほど出くわしました。言いたいことは山ほどありますが、とりあえず今回は化学調味料を取り上げてみましょう。実はこの調味料は、筆者の商売敵でもある会社の製品なので、あまり弁護してやる筋合いではないのですが(笑)、一化学者として思うところを書いてみます。 「味の素」の主成分(97.5%)はグルタミン酸ナトリウムという化合物です。「買ってはいけない」ではこの化合物が脳細胞を破壊

    Miya
    Miya 2013/05/25
     >99年夏、「買ってはいけない」という本(中略)筆者の感想をはっきりいえば、もちろんなるほどと思える項目もあるのだけれど、その他であまりに頭の痛い記述が多すぎ、とうてい(00.11.03)
  • 喪われた化合物の名誉のために(1)〜DDT〜 - 有機化学美術館

    ☆喪われた化合物の名誉のために(1)~DDT~ 化学者の端くれたる筆者にとって悲しいことに、近年どうにも化学のイメージはよくありません。環境破壊の先棒担ぎのような扱いを受け、「化学」「合成」と名のつく物はそれだけで悪者のように見られます。化学のもたらした恩恵は大きいのに、なぜか大きく取り上げられるのは害毒の方だけ、という感もなきにしもあらずです。今回からマスコミによく登場する物質をいくつか取り上げ、その光と影を検証してみることにしましょう。1回目は悪玉化学物質の最右翼、DDTです。 DDTという名称は、ジクロロジフェニルトリクロロエタンの頭文字を取ったものです(ただし現在の命名ルールでは、1,1,1-トリクロロ-2,2-ビス(4-クロロフェニル)エタンという名称になります)。DDTが最初に合成されたのは1874年のことですが、スイスのミュラーによってその強力な殺虫効果が発見されたのは193

    Miya
    Miya 2013/05/25
    >化学者の端くれたる筆者にとって悲しいことに、近年どうにも化学のイメージはよくありません。環境破壊の先棒担ぎのような扱いを受け、「化学」「合成」と名のつく物はそれだけで悪者のように(00.9.30)
  • 喪われた化合物の名誉のために(4)~着色料・保存料~

    ☆喪われた化合物の名誉のために(4)~着色料・保存料~ 「買ってはいけない」では合成着色料・保存料を含んだものも多く槍玉に挙がっています。これらがどれだけいいのか悪いのか、今回は筆者なりに検証してみましょう。 いわゆる合成着色料には赤色2号、青色1号、黄色4号など十数種類が認可されて使われています。「買ってはいけない」ではこれらを「タール色素」と呼び、「当初発がん物質のコールタールを原料として作られていたためこの名がついた」としています。しかし原料と色素は全く別の化合物ですから、原料に毒性があろうが発癌性があろうが何の関係もないし、現在はタールから合成しているわけでもありません。不安を煽るだけの、詐術に類する文章でしょう。 また「ベンゼン環を含む化学構造から、発癌性や催奇形性、環境ホルモン作用などが疑われる」という記述もあります。これなども化学を少しでも知っているものからすれば頭の痛い限り

    喪われた化合物の名誉のために(4)~着色料・保存料~
    Miya
    Miya 2013/05/25
    理系の目による冷静な検討。>「買ってはいけない」では合成着色料・保存料を含んだものも多く槍玉に挙がっています。これらがどれだけいいのか悪いのか、今回は筆者なりに検証してみましょう。 (00.12.24)
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