富裕層はますます裕福になっているが、そうでない人々はそれほど幸運ではない。 個人向け金融情報サイト、バンクレート・ドットコムが23日に公表した米成人1000人以上を対象とする調査によると、クレジットカードの負債額が緊急の際に使える貯蓄と同水準あるいは上回っているとの回答が37%に達した。バンクレート・ドットコムのチーフ金融アナリスト、グレッグ・マクブライド氏は、「こうした数字は米国人の8人に3人が金融破たんの瀬戸際にいることを意味する」としたうえで、こうした人々の多くは緊急事態が生じた場合に支払いが困難になりかねないと指摘している。さらに、「大半の人々は十分な貯蓄がないだけでなく、借り入れ可能な金額の一部をすでに使ってしまっている。つまり、選択肢がなくなりつつある」と述べた。 緊急事態は人々が考える以上にしばしば起こることを考慮すると、これは特に問題だ。米クレジットカード大手のアメリカ