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ブックマーク / toianna.blog.fc2.com (7)

  • 外資系OLのぐだぐだ(旧) 劣等感を乗り越えるために、これ以上無理しないでほしい

    仕事の腕が一流だったのに劣等感に苛まれ続けていた昔の上司と、昔の自分と戦う4年の付き合いになる知人を見ていて、ずっと心がぎゅっと締め付けられるような思いをしているので書く。 人生には、いろいろな初期設定がある。夫婦仲円満なお金持ちの家でたっぷり愛情を注がれて育つ子もいれば、貧困家庭で虐待を受けて育ち、生きるためにべ物を盗まなければいけない子もいる。子どもがその中でどう育つかを見ていくと、私の目へ一番ビビッドに映るのは「見返してやるためにのし上がろうとする」タイプの人だ。 のし上がる、といってもホームレスから大富豪に…的ストーリーではない。この世には相対的貧困率やIQなど「数値化できるハンデ」もあるだろう。しかし、私はあくまでその子が「私の人生は最初からついてないほうだ」と思ったなら、その気持ちが一番大切だと思っている。子供の目で見た「世界」で自分が劣っている、家庭が荒んでいると感じた、と

  • 外資系OLのぐだぐだ(旧) お金がなくてユニクロを買えない私たちの話

    20代の私がまだ小学生だったころ、ユニクロが世界に現れた。安くて品質が悪いものと、高くても品質がいいとは限らない服しか無かった世の中に、ユニクロは「安くて品質がいい」服を連れてきた。 タートルネックやジーンズは使いまわしがきくから重宝した。地元のEDWINが潰れた。2003年にはヒートテックが出た。完売御礼で手に入らないレアアイテムと化したヒートテックのために、転売ヤーまで出た。 オシャレな友人はユニクロをバカにしていた。カラーバリエーションも一世代古いし、形がベーシックすぎる。真実だ。だが、当時流行っていた10代のブランド - CECIL McBEEを筆頭としたギャル服かグランジファッションはどちらも縫製がお粗末すぎて、1回洗えばほつれるような品質。値段はユニクロの3倍。「質を選ぶから、私はユニクロ」と堂々と言える時代だった。 さて、10年経った。 この前久しぶりにユニクロへ服を買いに行

  • 外資系OLのぐだぐだ(旧) マーケター1年目の教科書:「何を」読むかより「どう」読むか

    就職活動で初めてマーケティングへ興味を持った方、これからマーケティング部門へ配属される方にとって「マーケティング」とはふわっとして判りづらい職業ではないかと思います。 私も就職・転職活動をしたころ「マーケティング」を募集している会社へ応募しようと思っても、会社によって全然違う要件が書いてあり驚いていました。しかし、マーケティングの仕事が持つ共通点は「誰をターゲットとして売るか定め」「何を伝えるか定め」「伝え方を定める」という3点かと思います。 このうち「誰をターゲットとして売るか定め」ることは、社内のビジネス状況やトレンドから決まっていくロジカルな仕事です。「日では子どもが減りお年寄りが増えるから新生児向けオムツより介護用オムツに注力しよう」とか「結婚したい人の動機は”結婚できないと社会不適合とされる”という切迫感だと仮説を立てて調査しよう」といったものが例に挙がります。 しかし「何を伝

  • 外資系OLのぐだぐだ(旧) 経歴詐称してハイスペと合コンしたら地雷を踏んだ

    合コンをしたことは人生で5回未満という初心者ですが、その中でも苦しんだ商社男子との合コン話をします。 私の合コンは事前会議から始まります。 合コンで友人を集める(という表現が既に友人を使役しているようで苦手ですが……)と、大体私より社会的ステータスが高い女性が興味を持ってくれます。その結果何が起きるかというと、高学歴で、外資系総合職に勤める女性×5人 といった構図になります。大学だけ見ても京大、東大、一橋、慶應、早稲田……と男女逆だったら合コンでありのままに生きられるスペックの女性が勢ぞろい。 しかもその意識の高さゆえか美しい方が多く、ぱっと見の男性受けは最高です。「事前に写真送って!」といわれて送ろうものなら男性の参加者が急遽増やされるレベル。そんな日々友人の美女っぷりに眼福している自慢はおいておいてスペックを隠すのが事前会議の目的です。 数回合コンした経験から言うと関東の男性は女性が外

  • いい年して結婚しないと人格が歪むから総合職を辞めた 

    私は総合職として就職した。総合職女性なんて今は珍しくない。けれど、私たちの世代は不況のあおりで専業主婦志望も多くなっていたから「わざわざキャリアを目指すなんてすごいね」「女の子なんだからそこまで頑張らなくても」なんて同級生に言われた。 ひどい話だと「美人だから総合職になんてならなくても」なんて言葉もあった。当時の私はバリキャリ志望のフェミニストだったから「顔面と仕事関係ないだろ。なに男女差別してんだコイツ」と睨んで相手を萎縮させていた。 入社して朝9時から夜中まで働くようになった。それでもやりがいはある仕事で、年収も女性の平均所得に比べれば多すぎるほどもらっていた。 しかしその数年後、私は会社を辞めた。結婚しないとヤバイ!という教訓を手に。 総合職になってから、人付き合いは減った。日付が変わるまで働いているから当たり前だ。内定時代に社外の人と付き合っていたカップルは、会えなさすぎて破局して

    NAMEOVER
    NAMEOVER 2014/12/27
    本人の問題の話ではなかったか。
  • 外資系OLのぐだぐだ(旧) 日本の格差社会は「差が見える」から問題になる:サイゼリヤで食べることで”気遣う”富裕層

    友人から、最近の親仲間はサイゼリヤで飲み会をすると聞いた。なんでサイゼなんかに、と思ったら背景は貧富の差にあるらしい。金持ちも貧乏な家もクラスの親御さんには混ざっており、波風立てないためにはたらふくべても2000円くらいで済むサイゼリヤがいいのだ、という。つまり、富裕層側の”気遣い”である。 格差社会という言葉はもう新しくない。また、日特有のものでもない。アメリカでトップ0.1%の富裕層がそれ以下の富の総量を超えたようだ。1929年、世界大恐慌の時代以来のことらしい。下の図はハフィントンポストが作成した格差を示すグラフ。 1975年から2007年までに、収入がどのように分配されてきたかを国別で示している。トップ1%が握る富が全体に占める率が茶色になっている。これを見ると、アメリカ、カナダは特に格差がひどい。 格差社会自体はどの国にも溢れているし、格差が”ある”こと自体は問題ではない。格

  • 低学歴の世界から高学歴の世界に行くと友達がいなくなる

    ちょっと前に「低学歴の世界」という話題がホットだった。 きっかけになったのは自称・低学歴の世界にいる女性のブログで ”ネット”はパソコンだけど、”ガラケー”は携帯電話だから ネットを使ったことがないと思いながらガラケーをいじる話など 衝撃を与えた「低学歴の世界」のレポートになった。 私は途中まで低学歴の世界にいて、近い空気は味わったので (思いっきり孤立していたから同じ場所にいたとは言えないけど) こういう世界が嘘ではないと思った。 低学歴の世界から、高学歴の世界へ行くことは絶望的なほど難しいのだ。 高学歴の世界にかかる壁で、よく知られているのは 「家族の理解が得られない」「お金がない」「すぐ子育てフェーズになる」なので まずはそのへんをさらっと主観的になぞってから 実は大きな問題である「高学歴になると友達を失う」という話をしようと思う。 「家族の理解が得られない」「お金がない」「すぐ子育

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