マーケティング分野でも昨今注目の「推し活」。書籍『「推し」の科学 プロジェクション・サイエンスとは何か』の著者で、認知科学研究者の久保(川合) 南海子先生に、「推し活」のマーケティング活用について、聞きました。【推し活とは(後編)】 >前編はこちら 久保(川合) 南海子/愛知淑徳大学 心理学部 教授 1974年東京都生まれ。日本女子大学大学院人間社会研究科心理学専攻博士課程修了。博士(心理学)。日本学術振興会特別研究員、京都大学霊長類研究所研究員、京都大学こころの未来研究センター助教などを経て、現在、愛知淑徳大学心理学部教授。専門は実験心理学、生涯発達心理学、認知科学。著書に『「推し」の科学 プロジェクション・サイエンスとは何か」(集英社新書)、『女性研究者とワークライフバランスキャリアを積むこと、家族を持つこと』(新曜社)ほか多数。 推し活マーケティング、最大の強みは「伝播力」──昨今、