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  • 神戸新聞NEXT|総合|仕事と介護で睡眠2時間 相次ぐ暴言、徘徊を我慢 祖母殺害へ至る過酷な日々

    自宅で介護中の祖母を殺害したとして、殺人罪に問われた神戸市須磨区の元幼稚園教諭の女(22)の裁判員裁判の判決が18日、神戸地裁であり、飯島健太郎裁判長は懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役4年)を言い渡した。介護と仕事の両立に心身をすり減らし、SOSは周囲に届かない-。裁判を通して見えたのは、若年世代による認知症介護の過酷さだった。被告の女は法廷で、介護で蓄積したストレスや心境の変化を詳細に語った。 幼少期に両親が離婚し、小学1年で母が病死した被告。児童養護施設に入所後、祖父母に引き取られた。中学2年からは叔母の家族と暮らしていた。 短大を卒業後、2019年春からは夢だった幼稚園教諭として働き始める。同時期、1人暮らしだった祖母の認知症が悪化した。 「叔母さんは子どもがいる。家庭がある。父は病気。伯父さんは忙しい。昔からお世話になっていたし、私しかいない」。当時の被告はそう考えた。 19年5月

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