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  • きまぐれな日々 衆院選前の経済政策論戦に欠けるもの/小選挙区制批判再び

    前回の記事を公開してから2週間が経ち、第47回衆議院選挙の公示はもう明日(12月2日)となった。選挙というのは、公示日の時点でほぼ情勢は固まっており、そこまでの期間における動きが大勢を決する。2005年の「郵政総選挙」では、解散から公示までの期間に小泉純一郎が繰り出した「刺客戦術」が、残酷趣味を刺激された大衆の心を鷲掴みにして、空前の自民党圧勝をもたらした。それに対し、今回は、解散直後に分裂して小政党になってしまったみんなの党(11月28日解党)と生活の党の一部の議員が民主党に移籍した報道が少し話題になった程度で、特に大きな話題もなく公示を迎える。 情勢は自民党の圧勝が決定的となった。解散直前に、GDPの2四半期連続下落が報じられ、その後も2014年の年間経済成長率がマイナスになる見込みという報道が流れたが、大衆の多くはもうそんなことは覚えていないだろう。安倍晋三の言葉をテレビが垂れ流して

    Roen-hi
    Roen-hi 2014/12/02
    統一区で「比例は民主へ」やるんだろうか/自民も公明の選挙区でやってんだろうか。
  • きまぐれな日々 最悪の結果となった衆議院選挙。今後の活路を見出すために

    第46回衆議院選挙はマスメディアの予想をも上回る最悪の結果になった。 自民党は294議席を獲得する圧勝で、30議席の公明党と合わせて全議席の3分の2(320議席)を上回る議席を獲得した。 一方、前回(2009年)の衆議院選挙で勝利した民主党(57議席)、国民新党(1議席)、社民党(2議席)、それに事実上民主党から分かれた政党と言って良い日未来の党(9議席)の4党が惨敗した。 年末には第2次安倍晋三内閣が発足する見通し。惨敗を喫した民主党の野田佳彦は代表辞任を表明した。 今回の選挙では、自民党の大勝もさることながら、失速するかと思われた日維新の会への支持が意外にも強く、全体で第3党となる54議席を得た。維新の会は、自民党をも上回った近畿ブロックのみならず、全国的にも人気が凋落した民主党と互角以上に渡り合い、比例区に限っては第2党に躍り出た。恐るべき結果である。 一方、選挙前には民主、自民

    Roen-hi
    Roen-hi 2012/12/18
    でも、衆院選の勝者=小選挙区の勝者なわけで、変えるためには1度小選挙区で勝つ必要。仮に勝てても勝者が勝った制度を積極的に変える理由がない(微調整あっても)訳なので詰んでいる。1度小選挙区にされた時点で終了
  • きまぐれな日々 日本の右傾化の転換点になる衆院選の投開票日を前にして

    いよいよあと6日後には衆議院選挙の投開票が行われるが、既にマスメディアの情勢調査が一致して自民党の過半数超えを予想している。これが覆る可能性はほとんどなく、月の後半には第2次安倍晋三内閣が発足することは九分九厘間違いない。朝日新聞を初めとして大手マスコミは「政権の枠組が焦点」と書いているが、それは2009年の政権交代以前の自公連立政権になるだろう。それは、来年の参院選をにらんでの各党首脳の思惑からしても当然のことだ。 自公が過半数割れするならともかく、自民党が単独過半数であれば、民主党をはじめ日維新の会などが連立してもキャスティングボートは握れず、来年の参院選で連立与党として批判されて票を減らすだけだからである。公明党の場合は固定票に支えられた政党なので、その種のデメリットはなく、自民党と組んだからといって参院選で不利になることはない。だから、第2次安倍内閣は以前と同じ自公連立政権となる

    Roen-hi
    Roen-hi 2012/12/10
    そうはいっても今の民主党は全然「穏健な保守」じゃないからな。自民党政権時代ですら通らなかったような右法案次々通しちゃうし。
  • きまぐれな日々 「日本未来の党」もひどいが「日本維新の会」は最悪だ

    東京都知事選は先月29日に告示されたが、衆院選の公示は明日(4日)だ。だからエントリは公示前最後の記事ということになる。 『kojitakenの日記』では、このところずっと「日未来の党」を批判してきた。原発推進派の稲盛和夫や、決して「脱原発」ではない茂木健一郎が応援団に入り、昨日(2日)大阪府市の特別顧問を辞任したとはいえ紛れもない「橋下人脈」だった飯田哲也が代表代行を務め、代表の嘉田由紀子自身もまた「橋下人脈」という、あまりにも怪しい政党である。嘉田由紀子が原発再稼働を容認したり(すぐに前言を翻したようだが)、今なお橋下徹を持ち上げるかのような発言をするなど「ブレ」を見せると、候補予定者の方も青森1区(横山北斗)と同2区(中野渡詔子)が大間原発建設と核燃サイクルのそれぞれ継続を容認する発言をするなど、「なんちゃって脱原発」政党のメッキは早くも剥がれかかっている。 そんな「日未来の党

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    Roen-hi 2012/12/04
    ”今回の総選挙における選択のあまりの不毛さに絶望感を抱かずにはいられない”マジでそう思う。
  • きまぐれな日々 安倍晋三の「中道を僭称する民主党への批判」には一理ある

    11月7日、自民党総裁の安倍晋三が「中道」を自称する民主党を批判した。産経新聞記事から引用する。 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121107/stt12110711070002-n1.htm 民主の「中道」は「大衆迎合の醜い姿」 自民・安倍総裁 自民党の安倍晋三総裁は7日午前、都内で講演し、政府・民主党が強調している「中道」路線について「自分の信念も哲学も政策もない人たちを中道の政治家という。堕落した精神、ひたすら大衆に迎合しようとする醜い姿がそこにある。つまり自分たちの考え方がない」と厳しく批判した。 野田佳彦首相が求める党首討論に関しては「首相にしか質問できず問題を明らかにすることはできない。予算委員会とは決定的に違う。これでお茶を濁そうというのはゆゆしき問題だ」と述べ、予算委開催を優先的に求める考えを示した。 一方で「政府・与党は何とし

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    Roen-hi 2012/11/12
    ”私は麻生太郎の漢字の誤読は批判しない。(中略)品性下劣だと思わせるものではないからだ。一方、安倍晋三の文章には、はっきり品性下劣な人格が反映されている。だから私はそれを唾棄したのである。”
  • きまぐれな日々 安倍晋三は5年前と変わらない。しかし世間が右翼化した

    今回は趣向を変えて、まず安倍晋三・自民党新総裁の激励から始めたい(笑)。 自民党総裁選直後にこんな報道があった。 http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20120928-1024232.html 26日の自民党総裁選直前、都内のホテルで決起集会を行った安倍晋三総裁(58)が、昼に高級カツカレーべていたと一部の情報番組で報道され27日までに、インターネット上で“カツカレー騒動”が勃発している。ツイッターなどでは「(値段が)高すぎる」「既に庶民感覚を失っている」などと安倍氏への非難が出ている。過去にも麻生太郎元首相の都内一流ホテルでの高級バー通いが非難されたことがあり、安倍氏にとっては早速、痛い船出となった。 安倍氏は26日、東京・ホテルニューオータニで行われた決起集会に出席。支持者を前に、総裁選に「勝つ」ための験担ぎとしてカ

    Roen-hi
    Roen-hi 2012/10/01
    だからカツカレーは3500円じゃないって。カツのトッピングは別料金なの。
  • きまぐれな日々 「谷垣降ろし」の軽挙妄動が招いた悪夢の「安倍晋三浮上」

    前回の記事を公開したその日(9月10日)、自民党総裁の谷垣禎一が総裁選出馬断念を明らかにした。森喜朗のみならず出身派閥のオーナー・古賀誠が谷垣を推さず、石原伸晃を推す意向を示したために「勝ち目なし」と見た谷垣が撤退を決めたのだった。 これで、石原伸晃が総裁選最有力とも見られたが、思わぬ落とし穴があった。石原伸晃は、「次期自民党総裁は俺」と思って浮かれたのか、テレビで軽率な発言を連発したのである。 中でも、石原の「失言3点セット」というべきは「ナマポ」、「尊厳死」それに「サティアン」だ。まずは9月11日に『報道ステーション』に出演した時の「ナマポ」発言。 「ナマポ」、古館さんもご存知だと思いますけど、「ゲットしちゃった」「簡単よ」「どこどこにいけば簡単にもらえるわよ」こういうものを是正することが私はできると思う。 (2012年9月11日放送 テレビ朝日『報道ステーション』にて) また同じ番組

    Roen-hi
    Roen-hi 2012/09/19
    おいおい、小沢陰謀論ならいいのかよ>(「小沢一郎が殺した」とも言われている 小沢は支持してないけどさ。それ以外は、まぁだいたい同意。
  • きまぐれな日々 「『右』も『左』もない脱原発」は支持されていない

    候補の得票率は47.6%、飯田候補の得票率は35.0%だった。 この結果をどう見るか。「無風が当たり前の保守王国を揺るがせた」という評価もあるが、風を起こしきれなかったといえるのではないか。 特に気になったのは、「大阪維新の会」の橋下徹大阪市長の応援はなかったとはいえ、飯田陣営が「維新のDNA」「山口八策」など、橋下を連想させずにはおかないキャッチフレーズを掲げたり、「減税日」を率いる河村たかし名古屋市長が飯田候補の応援に駆けつけたことだ。 橋下徹や河村たかしといえば、「小泉純一郎よりどぎつい」と評される、強烈な新自由主義イデオロギーを振りかざす政治家である。橋下は「バサーッと切る」が口癖で、「文楽バッシング」「楽隊バッシング」などで大衆に媚び、大阪府知事就任早々、府立学校の派遣職員切りを断行したことからも明らかなように、「まず弱者から切っていく」獰猛かつ酷薄な政治家であることは言う

    Roen-hi
    Roen-hi 2012/08/08
    ハシゲの変節に同調するようなコウモリ野郎が、選挙で勝てるはずがない、それだけの話し。脱原発とか以前の問題。
  • きまぐれな日々 「原子力の発電への利用」に反対なら当然「核廃絶」だろう

    今日8月6日は広島原爆忌。東電原発事故が起きてから2度目の広島の「原爆の日」である。 テレビは連日ロンドン五輪に明け暮れている。私もその道(競技)の第一人者たちが繰り広げる妙技が見られる五輪はよくテレビで見ては感心しているけれども、先週末のように五輪一色に塗りつぶされるとさすがにうんざりする。そして、この季節は日人にとって戦争に思いを致す時なのにと思うのである。 さすがに今日(6日)にはNHKは広島平和記念式典のテレビ放送を行った。昨年、自民党の支持を受けて広島市長選で当選した松井一実は、平和宣言で2011年3月11日の東電福島原発事故に言及し、国にエネルギー政策の確立を求めたものの、「脱原発」には言及しなかった。それに先立ってNHKが制作した映像は、今も除染が行われずがれきが放置されたままの浪江町を映し出していた。 原子爆弾は英語で "atomic bomb"、核兵器は "nuclea

    Roen-hi
    Roen-hi 2012/08/08
    核武装馬鹿は脱原発デモから排除されるべきという主張に、同意したい。福島を見ていまだに核武装とか言ってる馬鹿は、もはや死ななければ治らないからである。
  • きまぐれな日々 大新聞の「決められない政治脱却」大合唱に橋下徹の黒い影

    それに気づいたきっかけは金子勝氏のTwitterだった。 https://twitter.com/masaru_kaneko/status/213671421409366016 大手メディアの社説やコメンテーターが「決められない政治」脱却を大合唱。若者の非正規雇用化や家族の解体でもたない社会保障制度はそのまま、自民党の国土強靱化法案を批判せずに社会保障をバラマキと言い、なし崩しの原発推進も肯定。逆戻りしても日の未来はない。変われない政治が問題なのです。 6月16日付朝日新聞社説を見てみると、タイトルが「修正協議で3党合意―政治を進める転機に」となっており、文には「この合意が『決められない政治』を脱する契機となることを願う」、「なぜ『決められない政治』に陥ったのか。それは、政治家が厳しい現実と向き合うことから逃げてきたことが大きい」といった文章が並ぶ。 他紙も、毎日「『決める政治』を評価

    Roen-hi
    Roen-hi 2012/06/18
    民主党と記者クラブメディアの集団自殺、今回の件を端的に表せば、こうなるだろう。
  • きまぐれな日々 マスメディアが作る「橋下ファシズム」&片山さつき批判

    昨年秋以来週1回更新を原則としている当ブログで取り上げる題材は、専ら大阪市長の橋下徹をめぐるものばかりになっているが、橋下に関する状況で私が「気持ちが悪くてたまらない」と思うことがある。 それは、多くの人々の「沈黙」である。人々は橋下について何も語ろうとしないのだ。人一倍関心を持っていながら。なぜそう断定的に書くかというと、ほぼ毎日更新している『kojitakenの日記』において、他のいかなる話題を取り上げた記事と比較しても、橋下について書いた記事のアクセス数が多くなるからだ。えっ、こんなつまらない記事がアクセスされるの、と驚いたことも数知れない。 今では小沢一郎関連の記事は典型的な「不人気記事」だし、原発問題について書いた記事もアクセス数は頭打ちだ。それなのに橋下について書いた記事ばかりアクセス数が伸びる。それくらい、みんな橋下に注目しているのだ。 そのくせ、橋下についてなかなか旗幟を鮮

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    Roen-hi 2012/05/29
    片山は捏造したんじゃなく、ネットのデマを鵜呑みにしたんです。イラクの叩きの方が、より酷かった。政治家が自作自演論作って垂れ流し、メディアも検証もなく一方的に叩いていた。今回は両論出てるだけ、まだマシ。
  • きまぐれな日々 「小沢判決」を前に膠着状態の政局下で強まる橋下の脅威

    今週末にはゴールデンウィークに突入するが、それを直前に控えて政局が一種奇妙な膠着状態にあるように感じられる。 もちろん、26日木曜日(チェルノブイリ原発事故26周年の日!)に下される小沢一郎被告への判決をにらんで「様子見」ということもあるのだろう。持っても今年秋の民主党代表選までとしか思えない野田佳彦(「野ダメ」)政権は、マスコミはあまり指摘しないのだが「死に体」に近くなっていて、消費税増税、原発再稼働、TPPの3つの懸案のうち、TPPは先送りが濃厚になってきた。原発再稼働は経産相の枝野幸男がぶれまくって墓穴を掘った形で、橋下徹をはじめ、京都府知事の山田啓二や滋賀県知事の嘉田由紀子の反撃に遭ってタジタジとなっている。原発の稼働が「一瞬ゼロになる」と述べた枝野幸男の発言も、「ゼロになる」ことに対する原発維持・推進派からの批判ではなく、「一瞬」という言葉への「脱原発」からの批判に対する釈明に政

    Roen-hi
    Roen-hi 2012/04/27
    今更無罪になろうが、震災後の言動その他で下がりきった国民の対小沢イメージはそう簡単に戻るものではない。それよりもハシゲ対策をというのは同意。
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