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  • 魯迅作品『漢字とラテン化』

    ・漢字とラテン化   仲度(チュントー) 大衆語文(白話文が次第に大衆の実際の言葉から離れて、大衆にわかりにくくなって来たので、大衆の言葉で文章を書けという主張が陳子展らによって唱えられた)に反対する人は、主張者に向って得意げに命令して、「品物を出して見せろ!」という。すると一方には馬鹿正直な人もほんとにいて、相手が誠意か、それともからかっているのか少しも頓着せずに、さっそく必死になって標を作る。 読書人が大衆語を提唱するのは、白話を提唱するよりも困難である。なぜなら白話を提唱した時は、よかれ悪しかれ、ともかく白話を使っていた。ところが今日大衆語を提唱している文章は大抵は大衆語でない。だが、反対者に命令を発する権利はないのだ。片輪でも、健康運動を主張する限りにおいては、絶対に間違っていない。しかしもしも纏足(てんそく)を提唱するとなれば、たとい天足(纏足をしない天然の足)の壮健な

    Sucker
    Sucker 2009/04/24
    さすがの名文。科学的な社会改良が信じられていた時代の匂い。/ "たしかに、漢字は古代から伝わって来た宝である。しかし我々の祖先は、漢字よりももっと古い。だから我々はもっと古代から伝わって来た宝なのだ。"
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