早すぎる最適化が好きな人のための C# 7 の有効活用ガイドです。 ある構造体をそのまま byte 配列に突っ込みたくなるとき、ありますよね?構造体ならメンバーに名前がついていて書きやすい、でも相手が byte 配列だから 1 バイトずつ手書きするしかないのか……?そんなときにおすすめの技を紹介します。 達成目標 例を用意しましょう。 X Window System のプロトコルは C 言語などでクライアントを実装しやすいように、適度にアライメントされたデータをやりとりします。しかもエンディアンもクライアント側が指定することができるので、クライアントはまさに構造体を直接送受信することができます。そこで、クライアントが X サーバに接続して、最初に送信するメッセージを構造体を使って中身を用意し、 byte 配列に書き込むことを目標にしていきましょう。 (この目標設定は、ちょうど X クライア