通勤・通学途中の人に手を差し出してハイタッチを求める「茅ケ崎ハイタッチ隊」=15日午前8時ごろ、茅ケ崎市の茅ケ崎駅周辺 「元気な一日を、ハイタッチから始めませんか」−。毎週水曜日の朝、神奈川県茅ケ崎市のJR茅ケ崎駅南口近くの歩道に、道行く人々にハイタッチを求める謎の集団が現れる。その名も「茅ケ崎ハイタッチ隊」。隊の中心人物でコンサルタントの藤川忠彦さん(49)は「茅ケ崎の朝を元気にしたい」と意気込む。 「あいさつよりも簡単なハイタッチで、コミュニケーションを取ろう」と同市在住のフリーライター、池田美砂子さん(32)が昨年、仲間と都内で始めたのがきっかけ。活動をミニブログ「ツイッター」で知った藤川さんが「楽しそう」と興味を持ち、池田さんと連絡を取り、今年10月に茅ケ崎でスタートさせた。 当初、隊員は3人だったが、ツイッターで知った人らも加わり、今では地元の28〜50歳の男女15人が参加してい