この記事はSwift Tweets 2018 Summerで発表したLTのもうちょっと踏み込んだになります。 まだ変更の多い部分ですので、最新情報はswiftリポジトリをご参照ください。 Swift4.2にて導入されるRandom APIについて なぜRandom APIが必要だったのか iOS/macOS開発の場合、これまではarc4random_uniformを使っていたと思います。 ところで、クロスプラットフォーム開発にて乱択アルゴリズムを使いたい〜等となると、Linux環境にはarc4random_uniformが存在しないため自分で用意する必要があります。 Linux環境向けの実装として、下請けにはrandomやrand 等が使えますが、これらはUpper Boundをとらない関数になっています。 arc4random_uniformに合わせるために引数upperBoundで剰余