ロンズデーライト(英: Lonsdaleite)は六方晶系の結晶構造をもつ炭素の同素体。その結晶構造から六方晶ダイヤモンド(ろっぽうしょうダイヤモンド、英: Hexagonal diamond)とも呼ばれる。ロンズデーライトという名称は結晶学者キャスリーン・ロンズデールに由来。 発見[編集] 自然界においては、隕石が地球に衝突した際の巨大な熱と圧力によって、隕石中のグラファイトの構造が変化し生成される。ロンズデーライトは、バリンジャー・クレーター(米国アリゾナ州)を作った隕石の一部キャニオン・ディアブロ隕石から、1967年に初めて発見された。キャニオン・ディアブロ隕石のほか、ケナ隕石(米国ニューメキシコ州)、アラン・ヒルズ77283(ALH77283とも。南極大陸・ヴィクトリアランド)といった隕石の中から、顕微鏡でしか見えないほど微細な結晶として、ダイヤモンドとともに確認されている。またロ