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ブックマーク / ruhiginoue.exblog.jp (16)

  • ネルソン マンデラ 自民党政府の追悼に違和感のわけ | 井上靜 網誌

    ネルソン マンデラが亡くなった。日でいう大往生だった。 彼に追悼の言葉を述べた安倍総理が、そのさい彼の偉業を称えたそうで、これに違和感を覚えたという人がいる。亡くなった人を追悼するのは当然の礼儀だが、弾圧されながら差別と闘った人に、今まさに弾圧の法律を作ることを強行している権力者が、実感の伴わない美辞麗句を述べたのだから。 そもそも日自民党政権下で、マンデラ氏が迫害されながら闘いつづけた南アフリカ共和国の人種差別政策を、支援してきた。日は南アフリカにとって一番のお得意様で、貿易額が世界一だった。だから南アフリカ共和国では、日人を「名誉白人」と規定していた。これは侮辱として怒るべきことのはずだが、喜んでいた恥ずべき日人もいた。 そして、その商売のおかげで南アフリカ共和国では、人種差別があろうと黒人たちは他のアフリカ諸国に比して生活水準が高くて恩恵を受けていると開き直ってきた。 そ

    ネルソン マンデラ 自民党政府の追悼に違和感のわけ | 井上靜 網誌
  • 金正日さんがお亡くなりになって残念なこと | 井上靜 網誌

    金正日死去で残念なのは、なんといっても「形成外科の金正日」「警察病院の金正日」という喩え話が、印象薄くなってしまうことだ。 これは、拙書を読んでいただいた方には、お解りだろう。 その父親は日形成外科の父と言われ、多くの弟子たちを育て慕われカリスマ指導者と呼ばれ、美容外科に多大な影響があり、日全国の、大学病院の形成外科の教授や、大病院の形成外科長らは、だいたいその弟子筋なのだが、もと居た警察病院の形成外科部長などの職には、息子が就いている。 そして、親の七光りの癖に、と言われていて、かつて自衛隊中央病院の形成外科長だった人が「先代ならともかく、二代目を日形成外科の代表のように思われたくない」と言い、東大医学部教授は「先代は私の先生だけど、二代目は関係ない」と言ったりしている。 そして、そもそも形成外科とは戦争負傷者の治療から始まったもので、それが美容へと転化していったものだが、それが日

    金正日さんがお亡くなりになって残念なこと | 井上靜 網誌
  • 楽なログ : 「言論の自由」ノーマン=ロックウェル

  • 光市母子殺害事件で思い出すこの場面 | 井上靜 網誌

    井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を購入して支援を頂けたら助かります。下記の他は別人や海賊版なので買わないでください。Googleが誤情報を混ぜているので信じないで下さい。アマゾンのコメント欄に嘘の書評が書いてあるのは過日倒産した出版社の宣伝です。この種の輩に対抗する意味でも何卒よろしくお願いいたします。品切れのさいはご容赦ください。 by ruhiginoue

    光市母子殺害事件で思い出すこの場面 | 井上靜 網誌
  • 東京大空襲と光市母子殺害事件と対朝鮮 | 井上靜 網誌

    東京大空襲訴訟について、訴えるなら日政府ではなくアメリカ政府だという初歩的な間違いをしている人のことを指摘したが、ただしそれは賠償請求のことであって、道義的な責任の追及ならできる。 ところが、日アメリカも追及しないで、例えば当時の朝日新聞の報道が軍の言いなりだったから悪いと罵り、そのうえ戦後は左よりの論調だと非難している人たちもいる。 もともと朝日新聞は国策新聞であり、だから226事件でも反乱軍に襲撃されたのだが、それを自ら、軍の急進派に襲われた良識的新聞だということにしてしまったわけだし、また戦後だって田中角栄総理から国有地の払い下げとかNETをテレビ朝日として系列下するのに配慮してもらい、それで田中内閣の親中外交という国策に迎合した報道をしたのだが、それを中国寄りの左翼偏向報道だと意図的にすり替えて非難する連中がいただけである。 こんなのはネトウヨの類がしていることなので無視すれ

    東京大空襲と光市母子殺害事件と対朝鮮 | 井上靜 網誌
  • ホロコーストと地下鉄サリン事件と光市母子殺害事件 | 井上靜 網誌

    今日は東京千代田区霞が関で「地下鉄サリン事件」があった日からちょうど17年である。 あの事件は、震災と原発事故などによって、すっかり霞んでしまった。直前には阪神淡路震災があって、今年は最悪と言われたものだが、その最悪の程度を更新してしまった。 あのとき、自分がちょうど地下鉄千代田線に乗っていたため混乱に巻き込まれたから、印象的であった。前に述べたとおり、駅の周辺を防護服の人たちが取り囲み、まるで映画『カサンドラクロス』であった。 そして今年は、中東・北アフリカ諸国へのNATO軍による侵略と、光市母子殺害事件の死刑判決があり、そこに共通するものが感じられる。 まず、ナチにより強制収容所などで殺害された多くの人たちとは、ナチに反抗的な者やナチにとって不都合な、実に多様な者たちである。それを、ユダヤ人だけが特別に気の毒な被害者であるかのように言って、ユダヤ人には償いや復讐について特権があると言わ

    ホロコーストと地下鉄サリン事件と光市母子殺害事件 | 井上靜 網誌
  • また中国が日本と同じ人権侵害をしたが・・・ | 井上靜 網誌

    4月2日、中国・河南省項城市が展開する春季取締まり促進キャンペーンで51人の犯罪被疑者を拘束したが、彼らを縛り上げ首に縄をかけた上、公衆の面前を引き回して見せしめにしたことが「人権侵害ではないか」と問題視されているそうだ。 同省のある弁護士は「市公安当局の今回の行為は不当だ」とし、被疑者を公衆の面前でさらし者にしたり、市内を引き回したりすることは容疑者の人権を侵害していると指摘。裁判所が判決を下すまで、被疑者の人権は守られなければならないとしている。 この弁護士の指摘は言うまでも無い常識だが、日では警察の意向を受けてテレビが協力している。 そして問題になったから、手錠をかけたところだけボカシを入れるようになった。しかしそんなことをするのは馬鹿げている。連行される場面を映す意味などまず無いのだから。伝えるべき正当な関心事は、どんな事件があって、どうしてその人が疑われたか、ということなのだか

    また中国が日本と同じ人権侵害をしたが・・・ | 井上靜 網誌
  • ファシスト美輪明宏の根源はオカルト | 井上靜 網誌

    平和主義者とか反戦主義者としてふるまっていながら実はとてもファッショ的な人が少なくないという話のなかで美輪明宏のことも例に挙げたが、この美輪明宏は「霊能者」を自称していて、それも美輪がファシストであると言うことができる根拠である。 この霊能者というものが非科学的という批判もあるが、それとは別に許してはならないことがある。 かつて、歌手としての初期の美輪の支持者だった野坂昭如が、霊能力者としてタレント活動している宜保愛子について厳しく批判していた。 野坂は宜保について、死んだ人と話ができるというだけなら面白いので否定はしないが、テレビの興味位な企画に乗っていろいろとくだらないことをして稼いでいるうちに、『アンネの日記』の「霊視」により「アンネの証言」を引きだすとして、その陳腐な内容から口からで任せであるのが明らかなことを言っていたので、そんなネタに戦争の犠牲になった子供の史実を利用するとは

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  • 木島被告に死刑判決だが | 井上靜 網誌

    あの木嶋被告に死刑判決となったけれど、こちらもブズデブ女が男性を騙したとばかり騒がれて、では騙しはしたけど殺害までしたかどうか、被告は否認しているが、証拠はどうかという肝心のことはそっちのけである。 マスメディアとしては、まともな報道では受けない売れないということなのだろうが、そうだと勝手に決めつけているのは大衆を見下しているからだ。これもオウム事件のときに批判されていた。教団幹部を芸能人のようにあつかったり、その運転者が整形美女などと騒いだり。 一昨日は市橋被告の控訴審判決があり、一審の無期懲役が支持された。これも、争点は殺意の有無だったのだが、手術で顔を変えて逃亡したことばかり騒がれた。 また、犠牲者の遺族が出て来て、相変わらず検察側の意向で、死刑があるならそうして欲しいと言わせていたことも、問題になった。被害者の国ではとっくに死刑廃止である。これでは、西洋の文明人が東洋の野蛮人に殺害

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  • 宮崎勤死刑囚の父親は自殺した | 井上靜 網誌

    宮崎勤死刑囚の刑が執行された。 裁判中に、彼の父親は自殺している。 父親の責任はいろいろ言われた。 小さい頃から受験勉強ばかりさせて友達もろくにできないようにしてしまい、それが人格形成を歪めてしまったとか、息子には生まれつきの原因で手に障害があって少し不自由していたが、早く手術すれば治る可能性があったのに放置して治らなくなってしまい、人は気にしていて、それを小さい子供に見られてしまい逆上し首を絞めてしまったのが事件のきっかけだったとか。 あの光市事件の被告の父親のように、平然としている人もいる。 夫の暴力に耐えかねては自殺し、その息子は目の前で母親に死なれて頭がおかしくなり異常な事件を起こした。を自殺させ息子を死刑囚にして、それで手前は再婚してまた子供を作って知らんぷり。 しかし、もともと日は親の責任について実に甘い。親が子供を殺したら同情されて執行猶予だが、子供が親を殺したらどん

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  • 光市母子殺害事件が盛り上がったわけ | 井上靜 網誌

    そもそも、この事件について関心をもったのは、たまたま遺族が「出演」したテレビ報道を見たことだった。 これを見た人たちの中には、ほんとうの遺族ではなく、俳優がふんして演技しているのではないかと思ったと言う人もいた。犯罪被害者の会員に聞くと、人には何度も会って話したりしたが、とても物静かな人で、あんなテンションとボルテージの高い人ではないとみんな言う。だから、替え玉説も出ていた。 また、これを薬害事件の広告塔となった「被害者スター川田龍平」のような「遺族スター」だと指摘する人もいて、選挙に立候補するつもりではないかと囁かれていたのは周知のとおり。 そうした政治的な思惑が背景にあるかどうかはともかく、それ以前に不可解であった。なぜなら光市の事件は一般的にほとんど知られておらず、それが判決後になって遺族がテレビ出演してから大騒ぎになったからだ。 この事件には誰でもむごい印象を持つだろうが、これと

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  • 光市母子殺害事件の最高裁判決 | 井上靜 網誌

    予想したとおりの光市事件判決も、報道は中東情勢と同じ。 前に繰り返して述べたが、対立があるなら、その双方の言い分を紹介して、比較のうえ判断できるようなものでないと、情報を得たことにはならない。これはすべてに渡って共通することだ。 中東情勢は、NATO軍の側から一方的に垂れ流される報道まがいばかりだ。 光市事件も、検察側から一方的に垂れ流される報道まがいばかり。遺族を表向き立たせ利用しているとの批判もあるが、それ以前に、対立する双方の言い分を紹介していないから、この事件に関して垂れ流されるほとんどが報道まがいだ。 一部の新聞が、裁判での検察側と弁護側の主張を漠然とした図にして掲載したことがあるだけで、読んだ人はだいたい、これでは何のことだか解らず、アリバイ作り以外ほとんど意味がない。 また、検察側(表向きは遺族側)に立った報道は、嘘が目立ったのだが、それは問題になっていない。逆に、その嘘に基

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  • 子供ばかり責められるのはなぜか | 井上靜 網誌

    少年事件のたびに疑問なのは、どうして被害者と社会一般の多くが、子供を責めて親を責めないのかということだ。 あたりまえのことだが、子供のことは親が責任を持つものだ。だから、未成年者に違法行為があった場合、親が責任を問われ、子供は罰するより更生させるようにするというのは世界の常識であり、日の法律でもそう規定されている。 親の責任を追及したうえ、それでもまだ子供にも責任を問うべき部分があるというならともかく、ほとんどは子供ばかり責める。 光市事件なんてその最たるものだ。親や地域社会や社会制度の問題を充分に追及したうえでの話ではない。 報道は煽りばかりが目立つため知らない人も多いが、犯人の父親は、子への暴力が日常茶飯事だった。団地住まいであるため泣き叫ぶ声などから近所中に知られていた。幼い息子の目の前でその母親を執拗に殴り、怯える息子も見かねて止めに入ると今度は息子をぶちのめしたうえ風呂場へ引

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  • 談志が敵わなかった毒蝮 | 井上靜 網誌

    立川談志をまじめに批判しても無力なのは、正論では空振りとなる相手だからだ。 そんな談志が敵わなかったという唯一の芸能人が、毒蝮三太夫だそうだ。彼は俳優と司会者とお笑いをこなしていたが、もともとは子役で、その当時から名の石井伊吉と名乗ってた。それが改名して現在までの芸名となったのだか、発案が実は談志だったそうだ。 俳優として『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』に、隊員役で唯一レギュラー出演していたことでも知られる石井は、それを見ていた談志から「怪獣ドラマに出ているなら、怪獣みたいに強烈な印象の芸名にしたほうがいい」と言われたうえ、具体的に「毒蝮三太夫」という芸名を提案されたそうだ。 それを聞いたとき石井は驚いて迷ったが、談志が「この芸名で上手くいかなくなってしまったら、責任をとって生活の面倒をみる。月に三十万円渡す」と言うので、そこまで言うならと改名したと言っている。 そして、俳優として活

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  • 橋下徹よ大人になりなさい | 井上靜 網誌

    大阪の市長と知事は、ロシアのプーチンとメドジェーエフというより宇宙猿人ゴリとラーみたいなものだが、そのプーチンないしゴリに相当する橋下徹市長が、ツイッターの発言の内容を撤回し謝罪したそうだ。 彼はテレビ番組に出ていたコメンテーターの発言が気に入らなかったと言うついでに、その発言者の髪の色を揶揄して「紫頭おばはん」などと書き、自分のから不適切であると指摘されたらしい。 それは正しい指摘だろうが、可笑しいのは自分のことを棚に上げて他人を批判する橋下徹である。彼はツイッター上で見かけた、 「やっぱ『批評家』って最悪。批評家でありがちなのは、(1)自分が成果出してないのに他人を批判する、(2)批判するだけで具体的な提案がない、(3)批判するくせに自分は大志をもっていない。こんなヒトは百害あって一利なし」 という書き込みについて、 「批評家」の一例が「夕方の情報番組に出てくるコメンテーターの類」

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  • また間違った報道だ | 井上靜 網誌

    この裁判は出来レースのようなものなので結論は決まっているはずだと既に述べた。 ところで、まだ間違った報道がされている。 TVについてはBPOが見解を表明しており、これに対し具体的に反論した者は皆無だった。それくらいひどいTV報道だった。 なのにBPOについて報じられた後まで事実関係を確認もせず不正確な記事が書かれている。 「毎日」のネットでは、 昨年5月に始まった差し戻し審で弁護側は、1、2審で認めた殺害や強姦(ごうかん)の事実を否定した。 と書いてあるが、殺したけれど殺すつもりではなかったということだから、否定したのは「事実」ではなく「意図」だろう。殺害したけれど殺意はなかったということだ。それに1・2審でも、殺害の事実は認めたが殺意は否定している。 また、 「甘えたくて抱きつき、反撃されたので押さえつけた」「(性行為は)復活の儀式」と主張したことなどに批判が殺到し、弁護士事務所に銃弾が

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