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ブックマーク / wagamamakorin.client.jp (5)

  • 小川良 「妖臣伝 (妖雲 大内太平記)」

  • 唐沢俊一は栗本薫を読むべきだ

    唐沢俊一の書いた栗薫死去に関するテキストを読んだ。 http://www.tobunken.com/diary/diary20090527033059.html http://www.shakaihakun.com/vol089/02.html 地味で目立たず友達のいない子供が、クラス一の人気者をひがんでいるみたいで、しかもそれを中年になった今でも引きずっているみたいで、なんだかおかしい。 そしてそれは、ある面において、生前の栗薫の姿でもあったのが、それにもまして、おかしな話だ。 栗薫は、自分を「クラス一の人気者」だなんて、自らの先にシンデレラのレッドカーペットが敷かれているだなんて(少なくとも彼女がまっとうな作家であった頃には)思ってや、いやしなかった。 唐沢俊一は他人の文章(――というか、わたしの「苦い追想」)を斜め読みして知ったようなことを語るより前に、見栄や体裁を棄て、一度虚

  • その後の追悼・ほんとうのさようなら/栗本薫

    もう少しだけ栗薫とわたしについて話をさせてほしい。 栗薫が死んだという一報を聞いた時、わたしはまったく動じなかった。なにも心が動かなかったといってもいい。 すい臓ガンに冒されていることはずいぶん前から知っていたし、今年の春先の「グイン・サーガ」アニメスタートの時に世間に見せた、とても56歳にはみえない彼女のやせ衰えた姿に、最期の時はもう間もなくだろうことも、わかっていた。 だから、明日の天気を聞いた時のように、わたしはその事実をこともなげに飲み込んだ。 なのに、いざ追悼文でも書こうと栗薫のことを思ったときに、わたしは混乱した。 どう言葉にすればいいのかわからなくなって、ぜんぜんうまく書けなかった。ひとまずこんなご丁寧で冷静な言葉では違う。 もっと今のわたしは感情的で、偏執的で、思い込みが激しくって、熱くて、支離滅裂で、無茶苦茶で、愚かで――、そう、栗薫のようにどうかしていると、思っ

  • 苦い追想  ~栗本薫~

    追悼・栗薫の馬鹿が死んだ (記・09.05.27) その後の追悼・ほんとうのさようなら (記・09.05.30) 浜名湖うなぎさんと栗薫 中島梓・追悼ファンブックを刊行しています。 新刊は栗薫とJUNE。(11.07.03)。通販サイトはこちら。 世間でいう「イタい人」が、わたしは、さほど嫌いではない。 もちろん職場や家庭など、身近にいられるとちょっと困ってしまうのだが、自分になんらかの害が被らないかぎりにおいては、まぁ、いいんでないの ? ある意味面白いし、別にそんな必死に叩かなくてもね、と、暢気に生温かく見守ってしまう。 家人から聞いた「邪気眼」の話(→詳しくはここ■)も、イタいなぁというより、むしろ、ある意味エンターテイナー ? うちの学校には、なんで邪気眼とかほざく楽しげないじめられッコクラスメートがいなかったんだろう、友達のフリして色んな設定聞き出したのに……、とちょっと損

    amanoiwato
    amanoiwato 2009/06/02
    『勝ってると思った瞬間に負けた、という感じだよな、薫は。』
  • 追悼・栗本薫の馬鹿が死んだ

    その後の追悼・ほんとうのさようなら/栗薫 (記・09.05.30) 浜名湖うなぎさんと栗薫 中島梓・追悼ファンブックを刊行しています。 新刊は栗薫とJUNE。(11.07.03)。通販サイトはこちら。 胸くそわりぃ。 栗薫がついに死にくさりやがったってんで、追悼がわりに生前に絶賛していたコンビーブごはん、作ったんだが、胸焼けするくそまずさ。最悪だ。 米三合にコンビーフ三缶、バター、コンソメ、塩コショウで炊き込むって、馬鹿じゃなかろうか。三缶きちんと入れたのかって、入れるわけねーだろ。一缶入れた段階で、釜の中は阿鼻叫喚、見た目ほとんどゲロ。ふざけんなっての、俺を殺す気か。 色々と見なかったことにして炊き込んでみたが、台所に立ち込めるこのいやな脂の匂い。仕上がり釜を見て笑ったね。なんだよ、これ。全てが赤黒いでやんの。 飯は脂を吸ってくっさいは、残った赤肉はパッサパサで見た目は糸ミミズの

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