テレビで、ある1組のカップルの結婚式に同行する番組を観ました。 新婦になる女性は、現在ではほとんどやらなくなった昔のしきたりに則った結婚式を選択します。(新婦のお母さんの時代くらいは主流) それは自分の家から花嫁衣装で親族一同と共に出て(花嫁行列と言われるけど、現代は車で移動)、新郎の家に向かいます。 そして決してその車は「バックはしてはならない」という鉄の掟があります。 もう家には戻らない、ということです。 新郎の家についた花嫁は玄関で差し出された杯に入った水(一生水)を飲み、その杯はその場で叩き割られます。 一生水は、「一生この家の水を飲む」という誓いの意味があり、杯をたたき割るのは、「もう帰るところはない」という決意表明だそう。 そしてその家の仏壇に手を合わせ、そこからみんなで結婚式の会場へ向かいます。 花嫁さんが家を出る時も、新婦の家に入る時も御近所さんが集まって祝福し、みんなに紅