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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/kaya (3)

  • 日本経済が低迷する本当の理由は「中間搾取」と「下請け構造」

    中間搾取だけを目的とした企業が多数、温存されることに…(写真はイメージ) metamorworks-iStock <日貧困率の高さは、すぐにでも改革が必要なレベルなのに手付かずなのは「一部の人」の猛反発のせい。安倍首相が構造改革について言及しなくなったのはなぜ?> 日はバブル崩壊以降、多くの経済政策を実施してきたが、ほとんど成果を上げていない。アベノミクスについても、当初は高い期待が寄せられたが、あまりうまくいっているとは言えないだろう。 あらゆる政策を総動員しても効果を発揮しない最大の理由は、日経済の仕組みそのものが制度疲労を起こしているからである。重層的な下請け構造や中間搾取をビジネスとする企業の存在などはその典型といってよい。 非正規労働者を増やすことが構造改革ではない アベノミクスがスタートした当初、「3の矢」というキーワードがあったことからも分かるように、政策は3つの柱

    日本経済が低迷する本当の理由は「中間搾取」と「下請け構造」
  • 「日本の景気はもっとよいはず」日銀レポートの衝撃

    <内閣府が公表するGDP統計から29兆円も多いGDP数値を日銀が公表し、論争が起こっている。なぜ数値が異なるのか、そして実際の景気はどうなのか。差分が生じる原因のひとつは副業の存在ともされるが......> (写真は日銀行の黒田東彦総裁) 内閣府が公表しているGDP(国内総生産)統計をめぐって日銀と内閣府の間で論争が起こっている。日銀が独自に算出し、7月20日に公表したGDPの数値が内閣府の公表値よりも29兆円も多かったからだ。日銀の試算を受けて「日の景気はもっとよいはず」との声も出ているようだが、当のところはどうなのだろうか。 支出面よりも分配面に着目した日銀 経済学の教科書を読むと必ず書いてあることだが、GDPには三面等価という原則がある。GDPの統計には、支出面から見たものと、生産面から見たものと、分配から見たものの3種類があり、これらは同じデータを異なる側面から見たものなので

    「日本の景気はもっとよいはず」日銀レポートの衝撃
    bell_chime_ring238
    bell_chime_ring238 2016/08/24
    なるほど。GDPの3面等価性って簿記の貸借みたいなもので、同じことを違う面から見ていると。しかし3%のズレは大きすぎ。犯罪収益を指摘する向きがあるけど、これは課税ベースの数字が多いという話なのでしっくりこない
  • 「エンゲル係数急上昇!」が示す日本経済の意外な弱点

    家計所得の減少や円安の進行と合わせて考えると、消費税5%への増税時には上がらなかったエンゲル係数が8%になって急上昇したことには意味がある Hxdyl-iStock. このところ家計のエンゲル係数が急上昇していることが話題となっている。エンゲル係数は生活の豊かさを示す指標として知られているが、価値観が多様化した先進国ではあまり意味のない指標とも言われる。ただ、エンゲル係数が急上昇したということは、家計に何らかの変化が起こった結果であることは間違いない。エンゲル係数自体がいくらなのかということよりも、むしろ、変化の背景について考察することに意味があるはずだ。実際にその背景を探ってみると、日経済の意外な弱点が見えてくる。 「エンゲル係数は先進国では無意味」は当か 総務省は1月29日、2015年12月における家計調査の結果を公表した。二人以上の世帯における消費支出は31万8254円で、前年同

    「エンゲル係数急上昇!」が示す日本経済の意外な弱点
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